バックナンバー : 2012年3月
全国へ!世界へ!こおりやま元気発信フェスティバル~3月10日午前~
さぁ!今日からは、この週末におこなわれた
【こおりやま元気発信フェスティバル】の写真を
どんどんアップしていきます。
郡山を、福島を、元気にしたい!
もっと笑顔になりたいという人たちの
思いが沢山詰まったイベント。
私自身、この2日間でどれだけ大きな笑顔になったか!
これからのエネルギーをたっぷりと充電させて頂きました。
3月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、郡山駅西口中央広場、
なかまち夢通り、大町通り、駅前大通りの4つの会場で
【全国へ!世界へ!こおりやま元気発信フェスティバル】が開催されました。
“元気な福島へキックオフ”をテーマに、東日本大震災から1年の節目にあたる日に
福島、郡山の元気を、福島県内外、全国、そして世界へアピールする
た~~~~~~っっくさんのプログラムが繰り広げられました。
私は、郡山駅前のステージ進行を、ライフインフォメーションの
藤原一裕さんと一緒に担当させて頂きました!
オープニングセレモニーで、元気発信が宣言されたあと、
最初のプログラムは、陸上自衛隊郡山駐屯地音楽隊の皆さんに
ご出演いただき、復興活動感謝演奏会が行われました。
音楽隊の皆さんと一緒にマルマルモリモリダンスを踊ったりと
とっても楽しく素晴らしい演奏でした。
自衛隊の皆さんには東日本大震災の被災者の皆さんの人命救助、
捜索活動をはじめ、復興活動に多大な尽力を頂きました。
福島県民として、感謝の気持ちでいっぱいです。
小学1年生から高校3年生まで20名で構成される
岩代國郡山うねめ太鼓保存会小若組のみなさんも演奏してくださいました。
可愛い女の子達の勇ましい太鼓さばき!素晴らしかったです!!
日本太鼓ジュニアコンクール全国大会で第2位、文部科学大臣賞も
受賞されているんですよ~。
みちのくボンガーズ母心のお2人も来てくださいました!!
音楽演奏を2つお楽しみ頂いた後は、お笑いです。
1年をむかえての祈り
東日本大震災から今日でちょうど1年。
私は郡山駅前の「元気発信フェスティバル」会場で
午後2時46分をむかえました。
春の訪れを待ちわび、桜の季節を楽しみにしていた
人々の尊い命が奪われ、あたりまえだと思っていた
日常がなくなってしまった昨年の3月11日。
大切な方を亡くされ深い悲しみの中でこの1年を
過ごされてきた方達が
この1年がどんなに辛かったか、苦しかったか、
帰る場所がありながら、帰ることのできない憤りが
どれくらいのものなのか、
午後2時46分が近づくにつれて、頭の中でこの1年の間に
心にプリントされた様々な景色が甦ってきて
黙祷の時間は涙を堪えることができませんでした。
自分が生きている日常が決してあたりまえではなくて
奇跡の連続。
この週末のように沢山の人たちと一緒に思いを共有し、
笑顔が溢れるイベントが開催できるということに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
あらためて尊い命を奪われた方々のご冥福をお祈りします。
昨日と今日の2日間、郡山駅前では、
午後6時30分からは海老根和紙の灯篭に
明かりが灯される“春蛍”が開催されました。
子供たちが一生懸命描いた絵をとっても可愛らしく
見ているだけで、心がほっこりと温かくなりました。
1年が経ったからといって何かが変わるわけではないけれど、
この週末に何度も口にした「ここから元気発信!」。
その言葉をしっかりと胸に刻み、明日からまた新たな気持ちで
笑顔を増やしていきたい、そんな風に思いました。
皆さんはどんな週末をすごされましたか?
元気発信!!
誰もが特別な思いで迎えているこの週末。
県内各地、そして全国で様々がイベントが開催されています。
郡山の中心市街地では、郡山の元気を福島県内外、全国、
そして世界へアピールする様々なプログラムが、
今日と明日の2日行われています。
私は、郡山駅前西口中央広場でのステージ進行を
ライフインフォメーションの藤原和裕さんと一緒に担当させて頂いています。
陸上自衛隊郡山駐屯地音楽隊の演奏、お笑いステージ、ふくしまFM
公開生放送、チアレーディングシーなどなど、沢山のステージイベント、
そして各ブースでも、起き上がりこぼしの絵付け体験やクイズなど
お楽しみがいっぱいです!!
今日は朝から雪降り続く時間帯をあって、身体の芯から冷える1日
だったのですが、た~~~~っくさんの方が、駅前に集まって
くださって、その熱気に胸がいっぱいになりました。
写真もいっぱい撮ってもらったので、後日ゆっくりアップしますね。
詩人 和合亮一さん
特別編成でお送りしてきた今週のモーニングフリーウェイふくしま。
最終日の今日は、震災発生から6日目の3月16日からツイッターで
詩を書き始められ、福島の状況、思いを全国に発信し続けた
福島市在住の詩人、和合亮一さんをお迎えしました。
ずっとお会いしたかった方。
先日、福島に来てからずっとずっとお世話になっているお姉さんの
ような存在の人に「和合さんにお話しを聞きたいんです」と伝えたところ
その日には和合さんへインタビューをさせて頂くことが決まって来ました。
人と人との繋がりって本当に不思議だなぁとしみじみ。。。
和合さんが丁寧に紡がれる一言一言がとても心に響きました。
和合さんがツイッターを始められた3月16日前後というと、原発事故がおき、
私自身スタジオで放射線量を読み上げながらも
心の中で感じる不安や苦しみがどんどん大きくなって
どうしていいのかわからず、スタジオで泣いてしまったりと
精神的にもとても不安定な時期だったように感じます。
そんな3月16日に、“修羅のように書きます。”と詩を書き続けることって
どういうことなのか、ずっとお聞きしたかったのですが
その答えが分かると同時に、自分自身を振り返ったときに
気付くことが沢山ありました。
和合さんのお話しを聞いて、あのとき喋り続けることで
自分が救われていたこと、マイクの前に座り続けることで
日常と、リスナーさんと繋がっていられたこと。
そのことが何よりの救いになっていたことを改めて
気付かされた気がします。
和合さんが書かれた本を沢山読ませて頂いていたので、
お会いする前はドキドキだったのですが、
ラジオや音楽が大好きなとっても気さくで優しい方でした。
またスタジオに遊びに来て頂きたいです。
今週の番組では、ふくしまFMの放送に対して
“ありがとう”というメッセージを
沢山頂きました。
でも、“ありがとう”の気持ちを伝えなくてはいけないのは
私のほうです。不安に呑み込まれそうになる中、
世界が全く変わってしまった中、
ラジオを聴いてくださって、励ましてくださって
そしてラジオを通して手を繋いでいてくれて
本当にありがとうございまいました。
これからもふくしまFMをどうぞよろしくお願いします。
つぶてソングの集いプロジェクト
今週のモーニングフリーウェイふくしまは、
ここ福島で震災から1年を迎える方々。
今、福島を離れながらも福島に思いを馳せる人たち。
そして福島を応援してくださる皆さんの声を交えながら
放送時間を拡大してお送りしています。
今日は『つぶてソングの集い』プロジェクトの皆さん、
聖光学院高校出身、阪神タイガースの歳内宏明投手、
福島ユナイテッドFCの時崎悠トップチーム監督
そしてChageさんへのインタビューをお届けしました。
とてもお忙しい方たちばかり。
今回、福島へ声を届けて下さったことに
心から感謝です。
改めて9時台にご紹介した『つぶてソングの集い』プロジェクトについて
簡単にご紹介します。とても素敵な集いです。
福島市在住の詩人・和合亮一さんが震災直後からツイッターに寄せた
“詩の礫”に、桐朋学園大学大学院教授の新実徳英さんが作曲して
生まれた楽曲があります。
それが<つぶてソング>です。
和合さんが、自分の詩に羽が生えたような気持ちとおっしゃる、
<つぶてソング>を新実さんの指揮のもと、参加者全員で歌い
被災地東日本に支援の心を届ける集いして活動しているのが
『つぶてソングの集い』プロジェクトです。
昨年の10月、東京の杉並公会堂で第1回の集いが開かれ
第2回の集いが、今月3月30日(金)午後6時30分~
郡山市民文化センターで開催されます。
鎮魂の祈り、これから生きていく全ての人へのエールを込めて歌われる
『つぶてソングの集い』。先日1回目の集いが行われた東京杉並に
スタッフの皆さんが集まり、ミーティングが開かれました。
そこには、福島を元気にしたい!福島のために何かできないか
という人達が溢れていて、優しさに満ちた思いに胸がいっぱいになりました。
福島を支えようとして下さる人たちは、県外にも本当に沢山いるんですよね。
『つぶてソングの集い』プロジェクト代表、浜中康子さんの素敵なご自宅にて♪
左から、喜多方市出身『つぶてソングの集いinふくしま』
実行委員長で声楽家の井上由紀さん。
『つぶてソングの集い』プロジェクト代表でピアニストの浜中康子さん。
私、そして、『つぶてソングの集いin杉並』運営委員の原田直人さん。
和合亮一さんの詩に、作曲家の新実徳英さんが
メロディをつけた“つぶてソング”を
みんなで一緒に歌いませんか??
3月30日(金)郡山市民文化センターでの開催です。
午後6時開場・午後6時30分開演。
入場は無料ですが、入場整理券が必要です。
郡山市立各公民館、郡山市民文化センターで
配布しています。
詳しいお問い合わせは、『つぶてソングの集いinふくしま』事務局
TEL:024-991-9000までお問い合わせください。
Chageさん
今日のモーニングフリーウェイふくしまでは
昨年の7月、福島県を元気にすべく、
気温36℃の炎天下の中、公開録音のため
郡山を訪れて、歌を届けてくださったChageさんへの
インタビューもお届けしました。
いつお会いしても気さくにお話しをしてくださる
Chageさんに、震災から1年今感じている思いや、
福島県が今Chageさんの瞳にどんな風に映っているのか
お聞きしました。
先日宮城県の気仙沼へ足を運ばれたというChageさんは
「東京で入ってくる情報と、現地の情報に温度差を感じる。
現地のメディアが包み隠さず伝えようとしていることが
東京にいるとぼやけてしまうことがある」とお話しをされていました。
きっと被災地に何度も足を運び、
数多くの復興支援プロジェクトに参加されてきた
Chageさんだからこそ、東北に心を置き、
そこにある心の目で、被災地のことを見ていらっしゃるのだと思います。
震災後、自分にできることはなんだろうかと考え
一時はしばらく歌えなかったといChageさんは
ご自身のLIVEで「まわちき大作戦」という、義援金を集める活動をされたり
みやぎびっきの会の震災復興ライブや、写真家さんと写真ファンによる
復興支援咲かす花プロジェクトなど、多くの復興支援プロジェクトに
参加されています。
そんなChageさんがこんなことをお話しされていました。
「福島の人たちの素敵な笑顔。きっと行き所のない怒りや哀しみに
覆い被さるようにある強さなのかもしれない。
その笑顔の下にあるものを、全て取り去ってあげなければならい。
福島という名前は地球規模で刻み込まれている。全世界で
愛をそそがなくてはいけない。」
こんな風にエールを届けて下さる人たちの思いに、
私たちも心の底からの笑顔になることで、応えていかなきゃですね。
最後に、「必ず福島でLIVEするからね~!!!」とおっしゃっていました。
楽しみに待っていましょう♪
インタビューDAY
今、福島市のスタジオから帰ってきました。
ずっとお会いしたかった方が、ゆっくりと紡ぐ
一言一言は、心の奥をそっと染めていく
優しい光と力強さが溢れていました。
お聞きしたいことが沢山あって、
インタビュー収録の前後1時間、お話しを伺ってしまいました。
共感すること、教えられることがいっぱいの1日でした。
今週の“モーニングフリーウェイふくしま”は、
通常の放送時間(7:30~10:00)を1時間拡大して(7:30~11:00)
福島に元気を届けて下さる方の声をご紹介しています。
10:00~の10分間は、望月理恵さんのナビゲートで
TOKYO FM、FM岩手、Datefm、ふくしまFMを結んで
<復興へ向けた取り組み>や<未来への希望>をお届けしています。
今日水曜日は、ふくしまFMのスタジオから4局を結んでの
生放送ということで、1階の第1スタジオから三吉がお送りしました。
スタジオに来て下さったのは、原発事故の影響で避難区域になっている
富岡町の支援にあたられている富岡町生活復興支援
おだがいさまセンターの吉田恵子さん。
郡山市にある多目的ホール、ビッグパレットふくしまに
避難されている皆さんに生活情報を届けようと
お互い様の方言を交えて、「おだがいさまFM」が立ち上げられた際、
その中心となって動かれていたのが、吉田さんです。
最初は、情報を届けていたのが、いつのまにか
お笑い中心の放送になっていたそうです。
過酷な状況の中、多くの人が求めていたのが
笑顔になれる笑いの声だったのですね。
「おだがいさまFM」は、ビッグパレットふくしまの避難所閉鎖に伴い
その役割を一度は終えたわけですが、原子力災害の影響で、
いまだ故郷に帰れず、郡山市内にいらっしゃる富岡町の皆さんにむけて、
災害FM「おたがいさまFM」を復活させようという動きがあります。
すでに予備免許もおり、後は3月11日の開局にむけて
総務省からの認可がおりるのを待つだけという状態。
ちなみに、本来災害FMは、被災した地域で開局するFM局ですが、
原発事故の影響により、福島県の状況が特殊なため被災地域から
放送はできません。
避難先の一部、郡山からの送信となり、
認可がおりれば、災害のおこった地域以外で開局する
日本で初めての災害FM局となります。
また避難されている方が北海道から沖縄まで全国にいらっしゃることから
インターネットでの「サイマル放送」を活用し、
全国に向けて放送を再送信するそうです。
全国に避難されている富岡町の方々の心を
つないでいくメディアとして、「おだがいさまFM」が
3月11日に開局することを私も心待ちにしています。
ご自身も大変な思いをされている吉田さん。
それでも顔いっぱいの素敵な笑顔で、
お話しを聞かせてくださいました。
前へ進みだす大きなエネルギーに溢れて
そのパワーがこちらにも伝わって来ました。
午後からはTOKYO FMで平日の13:00~13:55まで放送されている
「シナプス」に出演させていただきました。
震災後、福島県をはじめ、被災地を訪れ支援を続けていらっしゃる
山田ひさしさん。心強い存在です。
「シナプス」。
今日の放送は、ふくしまFMのスタジオからの生放送でした。
私も色々とお話しをさせていただいたのですが、
マイクの前に座っていると、思い浮かべているの
ふくしまFMのリスナーの皆さんで、
“あっ、これは、東京だけで、
ふくしまFMでは放送されていないんだ!”と思い出しては忘れの繰り返し(笑)
ふくしまFMのスタジオで喋っているのに、
ふくしまFMでは放送されていない・・・なんとも不思議な感じでした。
慌ただしく過ごしながらも、ここ福島で力強く生きている人、
福島を思いエールを届けてくれる方々から
沢山のエネルギーをもらった水曜日でした。
「FⅡR」プロジェクト~Fukushima Foods Revival~はたけんぼ~
須賀川市にあるファーマーズマーケット“はたけんぼ” さんが
取り組んでいる“FⅡR”プロジェクト、ご存じでしょうか?
東日本大震災で傷ついた福島県を食をとおし、
元気にさせる復興物語!
地球にも環境にもとっても優しいプロジェクトです。
はたけんぼの澤山聖美さんに、
「FⅡR」プロジェクトについて
色々と教えて頂きました!
福島県には、私たちのお腹を満たしてくれる
美味しい果物や野菜が沢山ありますよね。
ですが、キズがついてしまったものや、
収穫量が多く余ってしまったもの、
形が揃っていないものなどは廃棄処分されてしまうとのこと。
農家の皆さんが自分の子供のように大切に育てた
農作物がそのように扱われるのは、
悲しい。。
そんな廃棄処分される野菜や果物を加工、
乾燥させることで、あたしい命を吹き込むのが
「FⅡR」プロジェクトです。
この「FⅡR」プロジェクトで使われる農作物は
須賀川市にある農産物直売所「はたけんぼ」さんが提供しているのですが、
その第一弾アイテムが先月発売となりました!
りんごを食べやすい大きさにスライスさせてから
乾燥させたリンゴチップス「ぴっこりんご」と
りんごの芯をくりぬいて輪切りにした
セミドライダイプのお菓子「ご縁りんご」です。
りんごそのものの味が楽しめるとっても優しいお菓子。
ヨーグルトに入れたり、サラダに入れたり、
自分なりの食べ方を考えるのも楽しいかもです。
こんな可愛らしいプレゼントタイプもあるですよ。
試作からロゴ、パッケージに至るまで、
農家やはたけんぼの皆さんの想いが込められています。
実はこのプロジェクトは一年以上も前から取り組んでいたそうなおですが、
地震、水害と「もうダメからもしれない・・・」と何度も思ったそうです。
それでも、「諦めずに続けてきたことで、今回形にすることができた。」と
いう、澤山さんの言葉がとても印象に残っています。
諦めずに続けてきたことで生まれた物が与えるパワーは絶大!
そんなことを教えられた気がします。
この「FⅡR」プロジェクトを通して、沢山の方が笑顔になって
欲しいなぁと思います。
週のスタート月曜日
新しい一週間のスタート。
今度の日曜日にむけて何度も何度も話し合い
どんな放送をするのか、何を届けるのか。
ずっとずっと考え続けて来ました。
今週は私たちの想いを、改めてお届けする一週間です。
様々な思いを胸に、あの日、心にプリントされた景色から
目をそらすことなく、しっかりと過ごしたいと思います。
昨日、取材へ出掛ける前、少し早く東京駅に着いたので、
大好きなパン屋さんでランチをいただきました。
東京駅からすぐ近くにある“PAUL”。
ランチョンマットの写真も可愛らしいんですよ~。
ガレット・プロバンサル。
フランス定番ジャガイモのガレットにシェーブルチーズ・トマトを
のせて焼いていて、とっても美味しかったです。
なんだか顔のように見えるのは私だけでしょうか??