バックナンバー : 2011年11月
代々木VILLAGE
先週の放送で、リスナーさんから
「行って来ました!まさに都会のオアシス、
梨香ちゃんもぜひ行ってみてください!」と
メッセージを頂いていた場所へ
早速行って来ました!
11月18日にグランドーオープンしたばかりの
『代々木VILLAGE』です!
予備校が建ち並ぶ場所、代々木駅からなんと徒歩1分という場所に
洋書のセレクトショップや天然酵母のパン屋さん、
ミュージックバーにレストラン、そして見たこともないような
変わった植物が植えられているという商業施設です。
この扉を入ると広がる634坪の施設『代々木VILLAGE』を
プロデュースしたのは、Mr.Childrenのプロデューサーでもある
小林武史さん。“何より魅力的でワクワクする場所にしたかった”と
小林さんがプロデュースされた空間は、旅行代理店などもあって
好奇心をくるぐられるクリエイティブな空間になっていました!
写真も沢山撮ってきましたよ~。
入ってまず目にとまるのが、コンテナをつなぎ合わせたような
2階建ての“コンテナエリア”。
9店舗のお店が並びます。こちらのお店は
<pour・kur(プルクル)>という天然酵母のパン屋さん。
低温長時間で熟成させるなどこだわりのベーカリーです。
同じくコンテナエリア。ドリンクやスープ。
そしてランチタイムには、稲庭うどんやディナータイムにビールを
頂くことができるそうです。
ちょっとオシャレな居酒屋さんです
後ろの建物がイタリア料理店<code kurkku>。
京都の人気イタリア料理店<イル・ギオットーネ>の
オーナーシェフ笹島保弘さんがプロデュースされています。
“code”という言葉には、このレストランで提供する料理や
サービスに対する想いが込められているそうです。
お隣には小林武史さん、大沢伸一さんがセレクトした
名曲、名盤を高音質のサウンドで体感できる
ミュージックバーがありました。
びっくりしたのが、代々木VILLAGE敷地内のいたるところに
変わった植物が植えられているんです!
庭は西畠清順さんというランドスケープデザイナーさんが
手がけていらっしゃるそうなのですが、
小林さんは西畠さんに「ありきたりポピュラーソングというより
、植物でロックバンドみたいに勝手に惹き合ったり反応するような
世界を作ってよ」とお話しされたとか。
【世界一痛いサボテン】。
黄金の針で前進を覆われていて、非常に美しいけれど
その一方でこのサボテンの針は釣り針の形状になっていて
刺さると非常に痛くまた抜くときにはそれ以上に声を
あげなければならいないそうです。。。
【100年に一度咲く花】という意味から、センチュリープラント
とも呼ばれるリュウゼツラン科のアカベ属。
この仲間は、テキーラーの原料になったり、麻の原料になったり
実際には数十年以内で劇的な花を咲かせるらしいのですが、
この株は8年以内に咲くとの推測から代々木VILLAGEに
植えられたそうです。
横に添えられている説明には、
「花を咲かすことは全ての植物にとって生殖行為だか
アカベにとってもそれは“死”を意味する」と書かれていました。
色々考えさせられますね。
ちなみにこの木と一緒に日本に導入された推定樹齢1500年の
オリーブは18000キロの船旅に成功して小豆島で
順調に根付きギネスに申請中だそうです。
代々木とは思えない緑がいっぱいの場所、代々木VILLAGE。
庭が敷地の半分をしめているので
テイクアウトの食べ物を買ってゆったりとベンチに座って
のんびりと過ごすというのもいいかもしれません。
ちなみにこの日散策していると、小林武史さんがいらっしゃいました。
普通に歩いていたので、またまたビックリでございました。
今度は<code kurkku>やミュージックバーにも行ってみたいなぁ。
黄金色の道
この週末は久しぶりに土日がお休みで
連休だったので、
のんびりと過ごすことができました。
行きたかった場所やお店、お食事どころに
色々とお出かけしてきましたよ。
辺り一帯が黄金色に染まっていました。
足元には銀杏が落ちて、その香りはどこか子供の頃の
出来事を思い出させてくれます。
真っ赤なモミジも素敵ですが、銀杏並木は
ふっと優しい風を運んで、懐かしい記憶が
胸の奥でおおきくなります。
大きく深呼吸したくなりますね~。
青山通りから明治神宮外苑まで続く、銀杏並木。
146本の銀杏が植えられているそうです。
今年も映画やドラマでもよく登場する、
神宮外苑の銀杏を見に行ってきました。
夏にこの道を歩いた時にも思ったのですが、
今年はかなり剪定してあるようで、
例年に比べると少し銀杏の葉が
少ないように感じました。
それでも黄金色に染まる道は、東京の秋の風物詩です。
神宮外苑では、ちょうど「いちょう祭り」が開催されていて
多くの人がカメラを片手に並木道を歩いていらっしゃいました。
この季節は普段であれば10分の道でも、30分かけて
歩きたくなるんですよねぇ(*^_^*)
大銀杏球場・コブシ球場には、模擬店がずら~り。
テーブル席も沢山ありましたが、緑の芝の上にシートをひいて
ゆったりと美味しいものを楽しんでいる方が多かったです。
模擬店をのぞいてみると福島のブースもありました♪
太っちょ焼きそばという言葉がちょっと新鮮(笑)
イルミネーションの色も大好きだけれど
やっぱり自然の色は格別です。
美しい色をたっぷりと心に映して
銀杏並木を歩いた日曜日でした。
Cafe日和:LON CAFE白金店
このところ学生時代の友人たちが
私のDIARYを見つけてくれて、
メールを送ってくれます。
でもこちらのメールには、送り主の
アドレスが表示されない設定になっているため
返信することができません(;_;)
“ぜひ、メッセージの下に連絡先を書いて送って
くださ~い!”とここに書いたら
友人たち、もう一度送り直してくれるかな?(笑)
さて!一度食べて以来その美味しさが忘れられず、
ず~~~っと食べたいと思っていたフレンチトースト。
以前もこのDIARYでもご紹介した、
湘南にあるフレンチトースト専門店『ロンカフェ』。
湘南まではなかなか行けなかったのですが、
東京港区白金に2号店ができたということで早速行ってきました!
湘南の本店は、テーブル席がコタツになっていたり、
チェックのブランケットがあったりと、
どちらかというとアットホームな作りだったのですが、
場所が白金ということもあってでしょうか?
本店に比べると、黒のソファや白のイスが並び
とってもモダンでスタイリッシュな造りになっていました。
スクリーンには湘南の映像が映し出されていましたよ。
お待ちかねのフレンチトーストなのですが、
やっぱり美味しい~!!!
幸せすぎるくらいの美味しさです。
とにかくここのお店の魅力はパン生地。
生地がトロトロで溶けるような柔らかさなんです。
でも外側はカリッという食感。
絶対にはずことのできないプレーン味は、アイスクリームとシナモンの
相性が抜群であっという間になくなってしまいました。
2種類は軽く食べられちゃいます。
お次はキャラメルバナナ。もう見ているだけで、口に運ぶ前に
顔がふにゃふにゃになるくらい笑顔になります。
温かいフレンチトーストと冷たいアイスクリーム。
この組み合わせに勝るものなしでございます。
前回2つで足りなかったので、今回は3つも注文してしまいました。
最後はベリー。
まるでプリンのような柔らかいフレンチトーストと
たっぷりのベリーの甘酸っぱい香りがたまりません。
こんなに美味しいフレンチトーストどうやったら作ることが
できるんでしょう?
オリジナルのソースにつけ込んで、外はカリッ、中はトロトロの
フレンチトーストになるそうです。
湘南の絶景を見ながらのフレンチトーストも最高ですが、
シックでオシャレな空間で頂くフレンチトーストも
とっても美味しかったです。
おそらく東京にお出かけしたときには、
毎回食べに行くんじゃないかんぁと思うくらいお気に入りです。
あっ、帰り際お店の方に「3つも注文して頂き、ありがとうございました」と
言われてしまいました。
ちょっと食べ過ぎだったかなぁ(笑)
このあと、せっかく白金までお出かけしたので、
ショコラティエ・エリカなど素敵なショップが並ぶ
白金のプラチナ通りなどもお散歩してきました。
白金散策をしていると可愛らしいカフェ風の食堂を発見。
ここで少し驚くことがありました。
「わぁ~可愛い!」とお店を見ようと思ったら
突然扉が開いて、出てきたのは!
なんと!俳優の坂口憲二さんでした。
びっくり(@_@;)
普通に食堂で食事をされるんですね~。
(って、あたりまえか。。)
ドラマで見るより少し髪が伸びて、
背が高く格好良かったです。
それにしても、今回は芸能人を沢山見かけました。
歩く度に・・というのでしょうか?
今回が特別なのか、いつもは気づかないだけなのか?
どちらなのでしょう。。。
それはさておき、東京でお出かけの際は
是非ロンカフェのフレンチトーストを味わってみてくださいね(*^_^*)
そして夜学~スペシャル夜学~会津エンジン06
会津エンジン06ですが、
今年は夜に開催される『夜学』にも
参加してきました~!
会津若松市内のレストランや居酒屋などで
講師の先生を囲んで、お酒やお食事を頂く『夜学』。
普段はなかなかお会いできない方々と
お酒を飲めるとあって毎年大人気です。
今年は16会場にわかれての開催となりました。
私は“スペシャル夜学”と題された、
会津若松市にあるフランス料理店<RestarantRACINES>に
お邪魔させていただきました。
<RestarantRACINES>の講師陣は・・・
講義でも楽しいお話しを聴かせて下さった、
料理評論家の山本益博さん、
日本橋人形町の料亭<きく屋>の女将、志賀キエさん、
青山にあるフレンチの名店<ラ・ブランシュ>の田代和久シェフ、
そして医師・臨床思想家の亀井眞樹さん。
あっ、忘れてはいけない(笑)スペシャル夜学に私を誘って
下さった末廣酒造の新城社長も講師!?かな。
(新城社長が「ここは講師が5人もいる!」と仰っていましたので。。)
お酒は全て末廣酒造の日本酒でしたよ~。
フレンチと日本酒。私もお馴染みになりつつあります。
なんとこのスペシャル夜学では、普段であれば絶対に
食べられないスペシャルなメニューが登場しました。
まさか、ラ・ブランシュの田代シェフが作るお料理をいただけるなんて!
上の写真は、田代シェフが手掛けるガルビュールスープ。
川俣町出身の田代シェフが作るこのスープには、
会津産の野菜とじゃかいも、そして川俣シャモが入っていました。
スープの味付けは塩だけというから驚きです。
野菜とお肉の旨味がスープに溶け込んで、とってもまろやか。
最高に美味しいスープでした。
田代シェフとゆっくりお話しをさせていただいたのは
スペシャル夜学も終盤だったのですが、少しお酒も入り
とってもご機嫌なご様子。
とにかく気さくでお茶目で、楽しい田代シェフでした。
どうしてフレンチの世界に入ったのか、福島の食材のこと
沢山お話しさせていただきました。
田代シェフの<ラ・ブランシュ>絶対伺います♪
こちらもとっても美味しかったです♪
阿武隈川メープルサーモンと野菜のお皿。
ラシーヌの斉藤シェフのお料理です。
夜学のためだけに仕入れた貴重な食材とのことで
鮮度も抜群!あっという間にたべちゃいました。
なんと!!こちらは料理評論家の山本益博さんが作った
お結びです。
東京赤坂にあるサントリーホールで開催された
東日本大震災チャリティーイベントで販売され大人気だった
マスヒロさんの塩結び。今回は特別にラシーヌさんで
握って下さり、参加者全員に食べさせてくださいました。
あ~楽しかった~~!
<きく家>の志賀キエさんは日本酒の本も出していらっしゃるくらい
日本酒に関して知識が豊富でお話しがとっても面白いのです。
にこにこと笑顔が素敵で、
「新参者」の舞台になっている人形町についても
沢山お話しを聞かせてくださいました。
いつか<きく家>さんにもお邪魔してみたいです。
医師の亀井さんはとにかくお話しのお上手な方で
食べ物と健康についていろいろと教えてくださいました。
私が、朝起きてすぎに甘いものを食べるのは
ダメなんだそうです。(わかってはいましたが、
ばっさり斬られました。。。)
本当に楽しかったです!
あまりに美味しく楽しい時間だったので、
途中時計を見てびっくりしました。
あっという間に夜8時半をまわっていて
夜学の終了とともに大慌てで会津若松駅にむかいました。
食材と対話し“食”を“職”とする皆さんに
元気を沢山いただいたスペシャル夜学でした。
<ラ・ブランシュ>や<きく家>にいつか必ずお邪魔したいです。
全会津文化祭 会津エンジン06
空気の冷たさが日に日に厳しくなってきましたね。
風邪をひかないように、気をつけなきゃです。
さて、番組でもお話ししたのですが、
昨日、会津大学で開かれた
『全会津文化祭 会津エンジン06』へ行って来ました。
毎年仕事でなかなか参加できなかったのですが、
2006年に開催された『エンジン01文化戦略会議』以来
久々にお邪魔することができました。
5年前も感動して帰ってきたのですが、
やっぱり素晴らしいイベントですね~!
日本を代表する各界のエキスパートがこれだけ多く集まって
お話しを聴かせてくださることなんて
なかなかありません。
林真理子さんだったり、奥田瑛二さんだったり、
勝間勝代さんだったり。テレビや雑誌でお馴染みの方々が
会津大学の中を行ったり、来たり。その光景にも驚きですが、
講義がとっても興味深いのです。
今年は「どっこい福島、さぁこい会津。
~どこ吹く風評!みんなで前へ!~」。
という大きなテーマのもと、教室ごとに様々な講義が展開されたのですが、
1講座が90分で夜学やワークショップもあわせると約60の講座が
あったそうです。
どれを受講しようか迷ってしまうくらい魅力的な講座が
並んでいたのですが、まず私が参加したのは
「おいしいは元気のみなもと!。」
講師陣の名前をみてすぐに決めました!(笑)
料理やグルメ情報が大好き!という方なら
知らない人はいないのではないでしょうか?
(ピンとこなくても、お顔や本をみればきっとわかると思います。)
料理評論家のマスヒロさんこと、山本益博さん。
フレンチの世界ではと~~っても有名な
東京青山にあるフランス料理店『ラ・ブランシュ』の
オーナーシェフ田代和久さん。
田代さんは川俣町のご出身です。
そして東京人形町にある日本料理店
「きく家」の女将志賀キエさん。
阿部寛さん主演のドラマ「新参者」で、加賀刑事が
一人で料理を食べていた料亭が、
この「きく家」さんなんですよ。
憧れの食の達人がずらり並んだ授業は、90分が
本当にあっという間でした。
食材と対話をしている方々は、みなさんお話し上手♪
“食べることは、作っている人の気持ちを頂くこと”。という
マスヒロさんのお話し、とても印象に残っています。
また震災後に何度も被災地を訪れて食を通して
支援活動をされている皆さんのお話、
こみ上げるものが沢山ありました。
もう一つ私が参加したのが、俳優で映画監督の奥田瑛二さん
華道家の池坊美佳さん、
ウェーバー・シャンドウィック・イワールドワイド株式会社
元代表取締役社長 久保明彦さんの講座。
こちらも、ものすごく興味深い授業でした。
奥田さんと、奥様の安藤カズさんとの出会いの話や
家での様子、それぞれの人生のターニングポイントなど
池坊美佳さんのナビゲートで
楽しいお話しが続きました。
池坊さんの男性2人対する、ツッコミがするどすぎて
ドキドキしちゃいました。
女性ならではのツッコミに、奥田さんと久保さんが
ちよっと動揺されているのがわかって
思わず笑っちゃいました。
やはり女性は強し!?
この授業の中で、それぞれが震災や被災地に対する考え、
思いをお話ししてくださったのですが、
そのお話しが胸を打つものでした。
奥田瑛二さんが途中、涙でお話しできなくなるという
場面もありました。
奥田さんが「皆さんに聞きたいことがあります。」と
問いかけたときがあったのですが、
今、津波の被害にあった町で
映画の撮影をするとしたらどう思いますか。という
お話しでした。
50年、60年、100年先にその記憶を刻むことは
もちろん、その場所で撮影が行われば
町にクルーが入り、臨時のお店ができ
沢山の人が訪れ復興に繋がるのではという思いと
まだ時期尚早、被災者の気持ちを考えれば・・・と
映画撮影となれば、様々な批判も飛び交うということを
ふまえての問いかけでした。
どちらの意見も間違いではないと私は思うのですが、
撮影していい、撮影したてはいけない、ではなく
こんな風に真剣に福島、東北のことを考え
悩み、苦しみ、行動をして下さる方がいることは
本当に心強いことです。
こちらの講座も90分があっという間でしたよ
普段はなかなか聞くことのできない方々の
お話しを目の前で沢山聴かせていただいて、
エネルギをたっぷりチャージした時間でした。
まだ参加されたことがないという方、
来年はぜひぜひご参加ください(*^_^*)
あいづライナーに乗って♪
福島に住んでいて初めて乗りました!
みなさんは乗ったことありますか?
やっぱり誰もが一度は乗ったことが
あるものなのでしょうか??
今日は、ず~~っと乗ってみたかった
磐越西線“快速あいづライナー”に乗って
会津若松までお出かけしてきました。
自由席も空いていたのですが、
せっかくなので指定席のチケットを購入して
の~んびりと揺られながら、
ちよっとした電車の旅になりました。
なんだかいいですよね。
ゆっくりと走るあいづライナーは、車窓からの景色が格別♪
透き通るような青い空に、黄色や赤に染まった山々。絶景です。
レトロな色合いに、赤べこのロゴ。愛らしいです♪
郡山から会津若松まで、1時間ちょっとですが、
お菓子を食べながら修学旅行!?気分を味わったひとときでした。
かなり気に入ってしまいましたので、また近々乗ってみます(*^_^*)
私の唐揚げが・・・
食べました!
笑いました!顎が痛くなりました。
テーブルの上には焼きそばや餃子、
そして絶品の唐揚げが並んでいます♪
どちらかというと、ゆっくり食べる(ほうだと思います。。)私。
じっくり味わって頂きたいのですが、
もの凄いスピードでなくなるんです。
焼きそばなんて5分でなくなりました。
私、また食べてないのに~。。
ダメだ。。このままでは何も食べられなくなると思い
私も猛スピードで頂きました。
勢いよく食べていたのは、こちらの2人。
吉本興業“福島に住みます芸人”
ぺんぎんナッツの稲野さんと中村さんとご飯を食べに行って来ました!
いや~笑いました。
なんだかんだいって真面目で一生懸命な、ぺんぎんさんです。
まだまだ平日は暇な日もあるそうで、、
ぜひみなさん応援してください!
でですね。。。楽しみにしていた唐揚げ。
結局一つも食べられませんでした。
気づいたらなくなっていました(;_;)
稲野さん、私の唐揚げ返してください。。。
江國香織:金平糖の降るところ
手袋をせずに自転車に乗ることは
不可能になってきました。
寒いですね~。
風邪などひいていらっしゃいませんか?
大根とネギをしっかり食べねば!
やっぱり江國さんの書く文章が大好きです。
学生の頃は、江國さんの書く記憶や香り
身の回りのアイテムをつかった女性らしい
比喩表現が大好きで、
大学までの電車の中でいつも読んでいました。
江國さんの作品は本当に久しぶりに読んだのですが、
変わらず柔らかく優しく、まるで映画を観ているような表現に
時間を忘れて一気に読んでしまいました。
といってもこの小説に出てくる人物の中で、
私が共感できる人が一人もいないのですが、、、。
帯の文章から、
<少女の頃、恋人を<共有すること>を誓った
姉妹の運命は・・・。>ですもの(笑)
理解は全くできないのですが、こんな風に考える人たちが
いるのかなぁと、小説を読むと
少しだけその人物になって、
登場人物のことを理解しようとするから
小説って面白いですよね。
彼女たちが切り取る世界が、
なんだか不思議でもあり美しくもあり。
こんな風な感覚を持ち合わせている人が
もしかすると存在するのかもしれません。
(きっと存在するんだろうなぁ。)
アルゼンチン・ブエノスアイレスと東京を舞台に
華麗なるスケールで描かれる『金平糖のふるところ』。
恋愛小説な苦手な方にはおすすめしませんが、
お好きな方はぜひ読んでみてください。
“土を掘ってここで埋めた金平糖が、アルゼンチンにいる人たちの
夜空に散らばって星になる。
だからここで見る星は、日本に住んでいる誰かが、
日本の地面に埋めた金平糖なんじゃないか”という
表現がでてくるのですが、ここがとってもお気に入り。
こんな風に考えられたら楽しくって素敵ですよね。