2012年3月8日

つぶてソングの集いプロジェクト

今週のモーニングフリーウェイふくしまは、
ここ福島で震災から1年を迎える方々。
今、福島を離れながらも福島に思いを馳せる人たち。
そして福島を応援してくださる皆さんの声を交えながら
放送時間を拡大してお送りしています。

今日は『つぶてソングの集い』プロジェクトの皆さん、
聖光学院高校出身、阪神タイガースの歳内宏明投手、
福島ユナイテッドFCの時崎悠トップチーム監督
そしてChageさんへのインタビューをお届けしました。

とてもお忙しい方たちばかり。
今回、福島へ声を届けて下さったことに
心から感謝です。

改めて9時台にご紹介した『つぶてソングの集い』プロジェクトについて
簡単にご紹介します。とても素敵な集いです。

福島市在住の詩人・和合亮一さんが震災直後からツイッターに寄せた
“詩の礫”に、桐朋学園大学大学院教授の新実徳英さんが作曲して
生まれた楽曲があります。
それが<つぶてソング>です。

和合さんが、自分の詩に羽が生えたような気持ちとおっしゃる、
<つぶてソング>を新実さんの指揮のもと、参加者全員で歌い
被災地東日本に支援の心を届ける集いして活動しているのが
『つぶてソングの集い』プロジェクトです。

昨年の10月、東京の杉並公会堂で第1回の集いが開かれ
第2回の集いが、今月3月30日(金)午後6時30分~
郡山市民文化センターで開催されます。

鎮魂の祈り、これから生きていく全ての人へのエールを込めて歌われる
『つぶてソングの集い』。先日1回目の集いが行われた東京杉並に
スタッフの皆さんが集まり、ミーティングが開かれました。

そこには、福島を元気にしたい!福島のために何かできないか
という人達が溢れていて、優しさに満ちた思いに胸がいっぱいになりました。
福島を支えようとして下さる人たちは、県外にも本当に沢山いるんですよね。

『つぶてソングの集い』プロジェクト代表、浜中康子さんの素敵なご自宅にて♪
左から、喜多方市出身『つぶてソングの集いinふくしま』
実行委員長で声楽家の井上由紀さん。
『つぶてソングの集い』プロジェクト代表でピアニストの浜中康子さん。
私、そして、『つぶてソングの集いin杉並』運営委員の原田直人さん。

和合亮一さんの詩に、作曲家の新実徳英さんが
メロディをつけた“つぶてソング”を
みんなで一緒に歌いませんか??

3月30日(金)郡山市民文化センターでの開催です。
午後6時開場・午後6時30分開演。
入場は無料ですが、入場整理券が必要です。

郡山市立各公民館、郡山市民文化センターで

配布しています。

詳しいお問い合わせは、『つぶてソングの集いinふくしま』事務局
TEL:024-991-9000までお問い合わせください。

Chageさん

今日のモーニングフリーウェイふくしまでは
昨年の7月、福島県を元気にすべく、
気温36℃の炎天下の中、公開録音のため
郡山を訪れて、歌を届けてくださったChageさんへの
インタビューもお届けしました。

いつお会いしても気さくにお話しをしてくださる
Chageさんに、震災から1年今感じている思いや、
福島県が今Chageさんの瞳にどんな風に映っているのか
お聞きしました。

先日宮城県の気仙沼へ足を運ばれたというChageさんは
「東京で入ってくる情報と、現地の情報に温度差を感じる。
現地のメディアが包み隠さず伝えようとしていることが
東京にいるとぼやけてしまうことがある」とお話しをされていました。

きっと被災地に何度も足を運び、
数多くの復興支援プロジェクトに参加されてきた
Chageさんだからこそ、東北に心を置き、
そこにある心の目で、被災地のことを見ていらっしゃるのだと思います。
震災後、自分にできることはなんだろうかと考え
一時はしばらく歌えなかったといChageさんは
ご自身のLIVEで「まわちき大作戦」という、義援金を集める活動をされたり
みやぎびっきの会の震災復興ライブや、写真家さんと写真ファンによる
復興支援咲かす花プロジェクトなど、多くの復興支援プロジェクトに
参加されています。

そんなChageさんがこんなことをお話しされていました。
「福島の人たちの素敵な笑顔。きっと行き所のない怒りや哀しみに
覆い被さるようにある強さなのかもしれない。
その笑顔の下にあるものを、全て取り去ってあげなければならい。
福島という名前は地球規模で刻み込まれている。全世界で
愛をそそがなくてはいけない。」

こんな風にエールを届けて下さる人たちの思いに、
私たちも心の底からの笑顔になることで、応えていかなきゃですね。

最後に、「必ず福島でLIVEするからね~!!!」とおっしゃっていました。

楽しみに待っていましょう♪