2012年3月6日

「FⅡR」プロジェクト~Fukushima Foods Revival~はたけんぼ~

須賀川市にあるファーマーズマーケット“はたけんぼ” さんが
取り組んでいる“FⅡR”プロジェクト、ご存じでしょうか?
東日本大震災で傷ついた福島県を食をとおし、
元気にさせる復興物語!
地球にも環境にもとっても優しいプロジェクトです。

はたけんぼの澤山聖美さんに、
「FⅡR」プロジェクトについて
色々と教えて頂きました!

福島県には、私たちのお腹を満たしてくれる
美味しい果物や野菜が沢山ありますよね。
ですが、キズがついてしまったものや、
収穫量が多く余ってしまったもの、
形が揃っていないものなどは廃棄処分されてしまうとのこと。

農家の皆さんが自分の子供のように大切に育てた
農作物がそのように扱われるのは、
悲しい。。

そんな廃棄処分される野菜や果物を加工、
乾燥させることで、あたしい命を吹き込むのが
「FⅡR」プロジェクトです。

この「FⅡR」プロジェクトで使われる農作物は
須賀川市にある農産物直売所「はたけんぼ」さんが提供しているのですが、
その第一弾アイテムが先月発売となりました!

りんごを食べやすい大きさにスライスさせてから
乾燥させたリンゴチップス「ぴっこりんご」と
りんごの芯をくりぬいて輪切りにした
セミドライダイプのお菓子「ご縁りんご」です。

りんごそのものの味が楽しめるとっても優しいお菓子。
ヨーグルトに入れたり、サラダに入れたり、
自分なりの食べ方を考えるのも楽しいかもです。

こんな可愛らしいプレゼントタイプもあるですよ。
試作からロゴ、パッケージに至るまで、
農家やはたけんぼの皆さんの想いが込められています。

実はこのプロジェクトは一年以上も前から取り組んでいたそうなおですが、
地震、水害と「もうダメからもしれない・・・」と何度も思ったそうです。
それでも、「諦めずに続けてきたことで、今回形にすることができた。」と
いう、澤山さんの言葉がとても印象に残っています。

諦めずに続けてきたことで生まれた物が与えるパワーは絶大!
そんなことを教えられた気がします。
この「FⅡR」プロジェクトを通して、沢山の方が笑顔になって
欲しいなぁと思います。