介助犬 ワルツ号
スタジオに入ってきた時から、全く吠えず、
とっても賢く愛らしいんです!
先日ふくしまFMのスタジオに
介助犬、ラブラドールのワルツが来てくれました。
くりっとした黒い瞳がとっても可愛らしかったです。
JA共済では交通事故の被害者の社会復帰を応援する活動の
一環として介助犬の普及活動をしています。
今週の14日(火)には二本松市立油井幼稚園、
15日(水)には須賀川市仁井田幼稚園で
『がんばれ介助犬、JA共済 はたらくワンワンランド』が
開催されました。
盲導犬に比べるとまだまだ認知度の低い介助犬。
どんな犬かご存じですか?
例えば落ちたものを拾う、携帯電話やペットボトルを持ってくる、
靴下を脱がせて籠に入れるといった、
体の不自由な人の日常生活を手助けすけしてくれる犬なんです。
介助犬を必要としている人は
1万人以上いると言われているそうですが、
実際に介助犬の正式認定を受けている犬は11月現在57頭。
どうしてこんなに少ないかというと、
理由の一つが、使用者一人一人のニーズにあわせて
じっくりと訓練されるからなんだそうです。
この訓練も叱らずに褒めて褒めて、
愛情をたっぷりかけて訓練するとのこと。
だからこそ人を守ることができる
優しく賢い犬に育つんですね。
スタジオには実際に介助犬ワルツ号と生活をされている
川津亜紀さんも来て下さいました。
川津さんの、
“家族が自分のことを気にしないで、旅行に行ったり
出かけられるようになったことが一番嬉しい。”
“介助犬と生活をするようになって
心から笑えるようになった”という言葉が
とても印象的でした。
家をドアを開けて救助を呼びに行ったり
携帯電話を家の中で探したりといった
物理的なことはもちろんですが、
それよりも、もっともっと心の支えが
大きいのが介助犬なんですね。
また福島県内では、介助犬と生活している人は
いないそうです。
もっと介助犬のことを知りたいという方は
日本介助犬協会のHPをご覧下さい。