2013年4月28日

CINEMA日和:リンカーン

実はこの映画を観るのは2回目なのです。
一度目は2月、香港行きの飛行機の中で、
そして2度目は今週。
スティーブン・スピルバーグ監督の
最新作『リンカーン』。
皆さんはご覧になりましたか?

本当に素晴らしい映画で、
鬼気迫る、リアリティ溢れる
緊張感は圧巻でした。

何より、ダニエル・デイ・ルイスの
演技の素晴らしいこと!!

歴史上の人物としてインプットされていた
人物の生身の人間としての
葛藤や苦悩、夫、父親として悩みや
愛情。
そして奴隷解放は正しいと
する絶対的信念。

目の動きや息づかい、表情などは
まさにリンカーンそのもので、
胸をうつシーンの連続でした。

南北戦争を扱った映画といえば、
私にとっては、やはり「風と共に去りぬ」
なのですが、「風と共に去りぬ」は
南部側の視点から
描かれています。

「風と共に去りぬ」の時代に、
議会では、このようなことが
行われていたんだと、南部と北部の想いを
重ねてみることで、本当に様々な感情が
生まれる作品でした。

大切なことを教えてくれるとても
迫力のある映画。

興味のある方はぜひぜひご覧下さい。