2014年3月12日

ふくしまコンサート復興のひびき

スタジオのある郡山市内は
穏やかな晴れ間が広がる1日でした。

昨日は3年前と同じように
雪が舞っていたのですが、
また今日から一歩、
一歩前へ進んでいくように!と
背中を押してくれるような気もします。

3月11日。皆さんは昨日どのように
過ごされたのでしょうか?
私は終日、福島市で取材があり、
県文化センターで行われた
追悼式や復興の響きの
会場で過ごしました。

雅楽師の東儀秀樹さんや
ピアニストの西村由紀江さん、
大島花子さん、
会津高校合唱部の皆さんなど
出演者にお話しを伺ったり、
会場に足を運ばれた皆さんと
お話しをさせていただいたり、
色々な思いを語り合うことで、
力をもらった時間でした。

福島県主催の東日本大震災追悼復興祈念式につづいて
福島市の県文化センターだ開催された
“ふくしま復興のひびき”。
ステージと客席、会場が一つになる
瞬間は笑顔が溢れていました。


リハーサル前に会津高校合唱部の生徒さんが
お話しを聞かせてくださいました。

「震災後、自分たちの住んでいる場所が
本当にかけがえのない場所だと感じます。
今、福島にはそのかけがえのない場所に
帰ることができない人が沢山いる。
その人たちが少しでも早く、
帰ることができるようにすることが
僕たち、これからの福島を担っていく
若い世代がしっかりと
頑張らないといけないと思います」。

こんな風にしっかりと自分の想いを
伝えることができるって、
すごいことだと思います。

私たち大人もしっかりと
前へ進んでいかなきゃですね。

優しいさと温かい思いに溢れた
ふくしま復興のひびきコンサート。

会場を後にする来場者の皆さんの
笑顔に、心が穏やかになって夜でした。