2013年9月3日

第35回釈迦堂川全国花火大会

更新が遅くなってしまったのですが、
8月24日(土)、須賀川市で開催された
“第35回釈迦堂川全国花火大会”の
会場アナウンスを担当させて頂きました。

お腹に響くくらいの大きな音と、
尺5寸玉、超特大スターマイン、
ナイヤガラなど、漆黒の夜空を
埋め尽くす豪華な一万発の花火。

極彩色の空間が、
2013年の夏の素敵な想い出として
心にしっかりと刻まれました。

毎年素敵な想い出が
作られる花火大会。
今年も、今、思い出しても
胸がいっぱいになる出来事が
沢山ある花火大会でした。

心配されていた雨が降ることもなく
会場は絶好の花火大会日和。

暑すぎることもなく、心地よい風が
吹いてとっても気持ちのいい
1日となりました。
前日降った雨が、花火がより映えるよう
空気を浄化してくれたような
気さえしました。


花火大会開始前の夕焼け空。
青からオレンジのグラデーションが
息を飲むほど美しかったです。


綺麗な夕焼けの黄昏は
花火大会のワクワク感を
さらに盛り上げてくれました。


私がいた放送本部がある
テントの反対側をみると、
まん丸の夕陽が見えました。
ワクワク半分、ドンドキ半分。
綺麗な夕陽は緊張を和らげて
くれるようでしたよー。


放送本部では、沢山のスタッフが
生放送の準備をしたり、
ご飯や飲み物を用意してくれたり、
インフォメーションの確認をしてくれたり
みんな、大忙し。

そしていよいよ花火大会のスタート!
黒のキャンパスが一瞬で
カラフルな色に染まり、
とても華やかな景色が広がりました。

午後7時からの第1章のプログラム
開始前には、毎年“メモリアル花火”が
打ち上げられるのですが、
私も毎年、ドキドキしながら
メッセージを読ませて頂くのが、
愛を告げるプロポーズ花火。

プロボーズの言葉を読み終えると
同時に夜空いっぱいに
大きな花火が打ち上がります。
緊張しちゃいます。

そうだ!
今年は嬉しい報告が番組にも
届いたのです!

メッセージを贈られた方の
従姉妹さんから、
「いとこ!
見事、OKの返事をもらったみたいです!」と
翌週の番組にリスナーさんから
報告のメッセージを頂き、
またまた胸がジーンと熱くなった私です。

本当におめでとうございます!

これからアップする花火の写真は、
ふくしまFMの新人君が
沢山撮ってくれました。


その他にも福島を応援する“頑張ろう花火”や
ナイアガラ、音楽創作花火など
豪華絢爛な光と音が
須賀川の夜空を彩りいっぱいに
染める風景は溜め息がでてしまうほど圧巻でした。


会場の皆さんの、顔いっぱいの笑顔も
とても印象的でした。
こんなに素晴らしい花火を見ると
心も大きな笑顔になりますよね。

会場のアナウンスでは、打ち上げられる
花火と花火の間に、
注意事項などのアナウンスなども
入れなくてはいけないのですが、
花火大会が始まってしばらくして
2歳半の女の子が迷子になっているという
情報が入ってきました。

この迷子の案内を何度が入れさせて
頂いたのですが、なかなか見つからず
私もすごく心配に。。。。
それは会場にいらした皆さんも一緒ですよね。

女の子が無事、ご両親の元に
戻られた報告が放送本部に入ってきて
すぐ、そのことをアナウンスさせて
頂いたのですが、
そうすると、会場から大きな拍手が。
須賀川の皆さん、花火会場にいらした
皆さんの優しさに、
幸せな気持ちにさせて頂きました。


矢野アナと一緒に生放送を
担当してくださった糸井火工の糸井一郎さん。
いつお会いしても、
瞳がキラキラしていらっしゃいます。

そうだ!今年はグランドフィナーレの花火を
会場の皆さんとのカウントダウンで
打ち上げたのですが、
実は、、、予定には全くなかったんです。

会場が空気が生み出した
出来事というか、
こんなことは初めての経験でした。
感動。。

皆さんの大きな声でのカウントダウンを
聞いて、最後のプログラムを読みながら
泣きそうになってしまいました。

今、思い出しても、
涙が溢れそうになります(笑)

実は、生放送席の糸井さん
だけではなく、
会場のアナウンス席でも
対岸にいらっしゃる花火師さんと
放送本部を繋ぐ役目を
してくださるため
毎年糸井火工の方が一緒にいてくださいます。
この方もとてもお茶目です。
(今年も素敵な提案をくださいました!)

花火師さんって、本当にすごいですよね。

夏の夜のために、1年かけて
研究をされ、準備を重ね、
夜空に大輪の花を咲かせる。
そして、その打ち上げられた花火は
一瞬にして大勢の人を笑顔にかえてしまいます。


花火大会の終了後、
釈迦堂川の対岸にいる
花火師の皆さんが、勢揃いして
会場に光で挨拶をしてくださいました。
綺麗な光ですね~。
(写真は大好きな、はたけぼの
澤山聖美さんが送ってくださいました)

そして会場でも、これに答えて
携帯電話など光るものを持って
花火師の方に感謝の気持ちを伝えました。

リスナーさんからも
メッセージを頂いていたのですが、
花火師の皆さんへ送る光。
ライブ会場で振るライトのようで、
宝石のようにキラキラしていました。

対岸の花火師の皆さんにも
この光は、しっかりと
見えているそうですよ。

実はこの対岸の花火師さんと
会場を結ぶ企画。
2年越しのものでした。

毎年企画しながら、
雨が降ってしまったり、
時間が上手く調整できなかったり、
なので、今年この光景をみて
またウルウル。

この日の出来事。
きっと一生忘れないと思います。


会場アナウンス席で
お世話になった須賀川市の安藤課長。


今年も可愛い笑顔と楽しいトークで
緊張を和らげてくれた須賀川市の栗山さん。


そして、生放送を終えた矢野アナと。

花火大会での一コマ一コマが
胸の奥にしっかりと刻まれました。

ラジオで花火大会を楽しんで下さった皆様、
会場にお越し頂いた皆様、
感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。