2016年4月18日

連日入ってくる熊本、大分を
中心とする九州地方の地震の被害状況が
明らかになるにつれて、
被災された皆さんの姿が、
5年前の東北、私たちに重なります。

東北から遠く離れた九州、
熊本、大分の皆さんが
どれだけ、不安な思いをかかえて
眠れない毎日を
過ごされていらっしゃるか。

余震の度に、涙が
零れてくるのを、必死に
こらえていらっしゃる姿を
想像すると胸が苦しくなります。

今日、取材で高速道路を走っていると
前後、そして前3台の車が
自衛隊の車でした。

その車体には「第11旅団 災害派遣隊」と
書かれていました。

“これから熊本へ向かうんだ”と
5年前、全国から警察車両や
自衛隊の方々が、福島へ入り
支援したくださったのことを
また思い出します。

そして全国から届いた、
応援のメッセージ。
それがどれだけ私たちの力になったことか。

今度は私たちが支える番ですね。

きっと東北に住む誰もが
そう思っているのではないでしょうか?

ラジオの前で伝えるメッセージが
直接熊本の方々に届くわけでは
ないかもしれないけれど、
あのとき私たちが全国の方から
受け取ったメッセージに励まされたように、
その思いは、きっと九州へも
届くと信じています。

九州への思いを胸に
スタジオへ入ります。