バックナンバー : 2016年3月
あの日から5年。
5年です。
まだまだ復興途中の中。
「5年という節目」と語ることに
違和感を覚えながら、
今日を過ごしました。
3月11日。
皆さんはどんな思いで
過ごされたのでしょうか?
やっぱり特別な1日で、
今年も5年前の3月11日、そして
それからの毎日の出来事を
鮮明に思い出しました。
きっと思い出したくない
こともありますよね。
この数日、震災に関する取材に
出かけることが多く、
色々な人にお話しを
伺わせて頂きました。
涙をぐっとこらえて
お話をされる姿を見て、
「また思い出させてしまった。。。」と
思うことも。
毎年この時期になると
お話を聞くのが辛いことがあります。
わざわざ辛い記憶を
掘り起こさなくても
いいのではないかと。
収録後に、「辛く悲しいことを
思い出させてしまって
ごめんなさい。」とお伝えすると、
「いえいえ。こうやってしっかりと
当時のことは思い出さなきやね。
それがまた力になるから。」と
優しく言っていただき、
私自身、安心したのと同時に
やっぱりあの日、何が起きて、
どんな思いで皆が過ごしてきたのか、
これからも伝えていかなくては
いけないのだと、強く思いました。
とても辛く悲しく、
それと同時に、
あの時に皆が誰かを思いやり
前に進もうとする力が、どれだけ
福島、そして東北の支えになったか。
今日、ふくしまFMでは私たち
アナウンサーが
農業、漁業、観光、医療、教育の現場を
取材し、そのレポートを生放送で
お届けしました。
5年が経過し変わったこと、変わらないこと。
私は、原発事故による
避難を余儀なくされた
阿武隈地域に住む農家のお母さんたちと、
福島大学小規模自治体研究所の
先生方が2011年に立ち上げたプロジェクト
『かぁちゃんの力プロジェクト協議会』を通し、
“福島の農業”の今をお伝えしました。
自らも飯舘村から福島市で
避難生活を送り、
このプロジェクトの会長を務める
渡邉とみ子さん。
取材にお邪魔すると
「いらっしゃい。温かいコーヒーをどうぞ。」と
優しい笑顔で、飯舘村の(現在は福島市に
移転し営業を再開されている)
椏久里珈琲のコーヒーを淹れながら
お話を聞かせてくださいました。
この5年の振り返り「あっとういう間だった。
自分の自由になる時間はなかった。
無我夢中で、日々マラソン状態」と
話す渡邉さん。避難をしてすぐ、
飯舘村で育ててきた
“いいたて雪っこかぼちゃ”の種を
繋ぐために必死で土地を開拓し、
種をまき、育ててきたその思いを伺うと、
「あの時を振り返ると辛くて涙が出る。
でもやるしかなかった。
やめるという選択肢はなかった。
飯舘、福島県の農産物は
本当に美味しい。この美味しさを
これからも世界へ発信していく。」
そんな風にお話を聞かせてくださいました。
「やめるという選択肢はなかった」。
農家のみなさんの強さ。
あの時も今も変わりません。
震災特番の後、
福島市で行われた
「ふくしまコンサート復興のひびき」へ
取材へ行ってきました。
そしてスタジオに帰ってくると
ナイクさんからシュークリームや
ミルフィーユの差し入れが。
震災後、ナイクさんが初めて
スタジオに来てくれたときも
生菓子を持って
きてくれたんですよね。
どれだけ美味しかったか。
矢野ちゃんと、
感謝しながら食べた
ことを思いだし、
また胸がいっぱいになります。
あの日からの沢山の日々を思い出した
この数日。
3月11日。
亡くなられた方に哀悼の意を表し、
復興への思いを新たにする
とても大切な1日です。
今日からまた1歩。
前へ進んでいきたいですね。
CINEMA:信長協奏曲
先日映画「信長協奏曲」を観ました。
ドラマを毎回楽しみに見ていたので、
これを観たら終わってしまう~という
ちょっぴり寂しい気持ちと、
小栗旬さん演じるサブロー(信長)と
柴咲コウさん演じる
帰蝶の2人の関係性や、
家臣たちとの信頼関係。
それぞれのキャラクターがとても
魅力的に描かれていた
ドラマだったので、
またそのキャラクターが観られる~!と
とてもワクワクした気持ち。
2つの気持ちを抱えて
拝見しました。
結果。大号泣。
戦国時代にタイムスリップし、
信長として生きることになった
サブロー。
そんなことしたら史実と違った
展開になる~とみてると
見事に史実通りになる。
すごい。。
何より、サブローと帰蝶の
お互いを思いやる絆に
胸がいっぱいでした。
面白かった~。
そしてこれで完結なのが寂しい。。。
ふくしま逢瀬ワイナリー商品発表会
昨日は、郡山産米「あさか舞」
プレゼントキャンペーン
「抽選会」での司会の後、
午後から、ふくしま逢瀬ワイナリー
商品発表会の
取材へ出かけてきました。
郡山市と公益財団法人
三菱商事復興支援財団の連携協定に
基づいて昨年10月に竣工した
ふくしま逢瀬ワイナリー。
4か月あまりが経過し、
ワインが初出荷されることになり、
そのお披露目会が行われました。
会場は郡山市公会堂。
大正レトロな雰囲気が素敵です。
昨日発表されたワインは2種類。
ロゼのスパークリングと、りんごの
シードル。
会津若松市の
「マスカット・ベーリーA」を使用した
ロぜのスパークリングワインと、
福島市、郡山市のりんごを使ったシードル。
ワインボトルのラベルに使われている
作品も展示されていました。
こちらは三菱商事の「アートゲートプログラム」という
若手のアーティストを支援するプロジェクトで
選ばれたデザインとのこと。
乾杯はシードルで。
私も頂きました~!
りんごの爽やかな甘さの中に
さっぱりとしたキレを感じて
とても飲みやすい♪
ブドウのロゼスパークリングは、
まるで苺のような優しい甘さを
感じる、女性好みのお味です。
色も可愛いですね。
今回のワインお披露目会。
郡山の特産品を使った
お料理も並びました。
どれも本当に美味しくて、、、
ついつい食べ過ぎてしまいました。
ふくしま逢瀬ワイナリーで初出荷を
迎えた2種類のワイン。
多くの人の熱い想いのもと
完成しました。
美味しいお料理と一緒に
楽しみたいですね。
郡山産米「あさか舞」プレゼントキャンペーン 「抽選会」
今朝は、郡山市役所で行われた
郡山産米「あさか舞」
プレゼントキャンペーン「抽選会」で
司会をさせて頂きました。
かなり早い時間の抽選会でしたが、
郡山のマスコットキャラクター
がくとくんも駆けつけてくれました。
このキャンペーンは、
日ごろから「あさか舞」を
ご購入いただいている方への
御愛顧に感謝するとともに、
新たに「あさか舞」を
購入していただく機会として、
毎年開催しているものです。
9回目を迎える今回のキャンペーンは、
1月4日から2月14日まで行われました。
郡山市内だけでなく、
関東や関西のあさか舞取扱業者の方にも
ご協力をいただき、
全国一斉キャンペーンとして展開し、
約2000通の応募があったそうです。
郡山市米消費拡大推進協議会
会長の品川市長が抽選をされました!
「特 賞」、あさか舞1年分を2名様や、
「1等賞」、磐梯熱海温泉ペア宿泊券を4名様など、
無事に当選者決定!
県内外、本当に多くの方に
あさか舞が愛されているということも
実感した朝でした♪
RADIO GROOVE KAN SPECIAL!
今日のRADIO GROOVEは
3時間まるごとKANさん
スペシャルでお送りしました。
ず~~っと大爆笑。
大の素数好きというKANさんの
ニューアルバム『6×9=53』。
桜井和寿さんや、根本要さん、
佐藤竹善さん、塩谷哲さん、
馬場俊英さんなど
親交のあるミュージシャンと作り上げた1枚。
仮タイトルが「全力箒星」という楽曲や、
これまで歌詞はずっとKANさんが手掛けてきた中、
桜井さんにそれを託した楽曲。
1曲1曲の内容が濃すぎるくらい。
そうですよね。
6年かけて制作された
一枚ですもの。
付属のDVD(初回限定ではありません。)も
ここまで見せちゃうの!!?という
驚きの映像満載です。
中学生の頃からKANさんのラジオを
聴いていたので、
当時のことも思い出しながら
色々と楽しいお話を聴かせて頂き
感激でした。
やっぱりお話が楽しいです。
KANさんのニューアルバム
『6×9=53』。
ぜひチェックしてください。