現代の浮世絵師 及川正通原画展~郡山市立美術館~
雑誌“ぴあ”の表紙イラストレーションを36年もの間
担当してこられた及川正通さんの原画展をみに、
郡山市立美術館へ行って来ました。
本屋さんへ行けば、街を歩けば目にしていた
及川さんのイラスト。
カラフルでシニカルで、ユーモアたっぷりで、
似顔絵の枠を超えて、
私たちを楽しませてくれますが、
“ぴあ”の表紙を最初に手掛けられたのは、1975年。
私が生まれる前だったのですねぇ。
それから2011年の“ぴあ”休刊まで
1号も休まず描きづけてこられたイラストの中から
選りすぐりの作品が展示されています。
その他、及川さんが会社員時代にかかれた百貨店のポスターなども
飾られていて、時代を追いながら作品を楽しむことが
できる原画展になっています。
面白かった~。
それぞれのイラストの横の及川さんの一口コメントが
添えられているのですが、
それがピリッと辛口で、
絵を見ながら読むのがとっても楽しいのです。
そのイラストを描いたときの苦労や
先方さんとのやりとり、クレーム!?の話。
思わずクスッとなるものもいっぱい!
『現代の浮世絵師 及川正通原画展』は、3月24日(日)まで
郡山市立美術館で開催されています。
ぜひぜひ皆様も及川ワールドをお楽しみください。