2012年8月7日

CINEMA日和:おおかみこどもの雨と雪

先月、モーニングフリーウェイふくしまの中でも
ご紹介した細田守監督最新作『おおかみこどもの雨と雪』。
番組の中でもお話ししたとおり、
私の中で、この夏一番の作品になること間違いなしの作品です。

日本はもちろん世界各国の映画賞を席巻し
世界中から注目される細田監督が3年の月日をかけて
構想を練った作品が『おおかみこども雨と雪』です。

大学生の主人公“花”が、“狼男”と恋をし、結婚し、
出産し、子育てに奮闘するという13年間を描いたお話しです。

一見、ファンタジーのように感じるかもしれませんが、
二人の“おおかみこども”の雨と雪が、
成長するにつれて迫られる選択。
オオカミとして生きるのか、人間として生きるのか。

何よりの子供たちの事を考えて、包み込むような愛情で
雨と雪を見守る花。

その繊細な心の描写が切なくて・・・涙がとまりませんでした。

母の愛に限りはないのですね。

これ以上、続けるとあらすじまで全て書いてしまいそうなので、
やめておきます。。。

登場人物はもちろん、大自然の映像も圧巻です。

草花の輝きや、風の動きがとってもリアルで躍動感いっぱい。
素晴らしいです!

胸がいっぱいになってしまい、涙なしには見られませんが、
全編にわたって愛情が溢れている温かい物語。

この夏一番のお気に入り映画になりました。

ぜひぜひ皆さんもご覧ください!