湊かなえ:夜行観覧車

寒い毎日ですが、風邪などひかれていませんか?
空気の冷たい日は、家で温かいミルクティーを
おともに読書タイム。
と、このところ夜更かし気味です。
色々な本を手に、頭の中は、
様々な人物になってます(笑)

少しづつ、Rika’s Diaryでもご紹介していきますね~。

今日は、湊かなえさんの『夜行観覧車』。

人の心の奥にある冷たくダークな部分に焦点を
あてた作品で、ちょっと怖くなってしまいました。

殺人事件の加害者、被害者、
そしてその近隣に住む人たち。
それぞれの視点から物語りが進んでいくのですが、
事件のことを他人事のように、面白おかしく話す
近隣の人たちにも、人には決して話すことのできない
悩みや苦しみがあって・・・。

その人のことは、本人たちにしか、わからない、
誰もがそれぞれに悩みを抱えていて、
それを隠しながら生きているのかもしれないですね。

こんなことはないよな~、いや、あるかもしれない。。
と思わせるところが、湊かなえさんの凄いところです。


一気に読めてしまう作品です。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。