三浦しをん:舟を編む

三浦しをんさんの「舟を編む」をやっと読みました。
実は今年の初めに、スタッフから「面白かったよ!」と
本を借りておりました。。。
読みたい本が沢山あって、後まわしになっていたのですが、
もっと早く読んでおけば良かった!!

「大渡海」という2900ページ以上の広辞苑にも匹敵する
大辞書を刊行することに情熱を傾けた人々の物語。
辞書作りに人生をも捧げる人たちの描写がとっても素敵で
一気に読ませていただきました!
本屋大賞1位という結果も、納得です。

辞書を作ることがこんなに大変なのか、言葉に対して、
一つの単語に対してこんなにも真剣に考え、悩み
人生の全てをかける人たちがいるのか!
驚きの連続で、先へ先へと読み進めてしまう物語です。

最後は、辞書出版のために奮闘する登場人物の心情に
自分の気持ちが重なって、思わず胸がいっぱいに
なってしまいました。
GWに何か本を読みたいなぁ~と思っている方におすすめ!

まだ読んでいないという方は、ぜひ手にとってみてください。
主人公のマジメ君をはじめ、
彼をとりまく個性豊かなキャラクターに
きっと魅了されると思います。