「グアテマラ」に派遣されていました、 菅野 ひかるさん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」9/30放送

こんにちは、DJイタルです!

さぁ今週のゲストは先週に引き続きまして、
青年海外協力隊 平成26年度4次隊で「グアテマラ」に派遣されていました、菅野 ひかる (カンノ ヒカル)さんです。
職種は「感染症・エイズ対策」です。

菅野さんが派遣された国が「グアテマラ」
メキシコの南に位置する中米の国。公用語はスペイン語ですが、地域によっては先住民も多く現地語しか通じない地域もあるそうです。
ブロックを積み重ねた石造りの家が多く、外壁はカラフルなペンキで塗られているそうです。今でいうインスタ映えする風景ですかねっ?!
温暖な地域でして、そこら辺にマンゴーの木がたくさんあるそうです。
マンゴーが実る時期には同僚と一緒に石を投げてマンゴーを落としてかぶりついて食べていたそうです。自然の実りね、いやぁ贅沢ですねぇ。
はて?でもいったい誰のマンゴーの木だったんでしょ?!笑

菅野さんが派遣されたのが隣国のエルサルバドルとの国境の町、フティアパ県コングアコ市にあるコングアコ保健所に配属されます。
ここで、中南米地域の風土病と言われる「シャーガス病」の予防に関する啓発を行うことが菅野さんのシゴト。
カメムシの仲間であるサシガメという虫が媒介する病気で、感染すると心臓などを患って死に至ることもあるそうです。
原因がサシガメという虫であるため、この虫を探す調査も大事な仕事なんです。
同僚と一緒に集落の民家を一軒ずつ訪問して土壁の隙間などを懐中電灯で照らして地道に探すんですって。そして訪問先の住民に感染予防の対策について説明していくそうです。こりゃ地道に地味な作業ですよ。

その他、多くの住民に知ってもらうために保健所に手作りの掲示物を貼ったり、子供たちから予防を広げていこうと地域の小学校を訪問する活動もしていたそうです。
実は子供達の存在が大事なんですって。子供たちに伝えることで子供達がサシガメを意識し、それが親や親戚、地域に広がっていくという波及効果が生まれるそうです。身近に意識してもらうことが大事なんですね。

それと、そうして地域をまわっているとシャーガス病以外にも生活習慣病が多いことが分かったそうです。
そこで糖尿病患者のグループに対して、生活習慣病予防の体操教室を開きヨガなども行なっていたそうです。

多くの住民が菅野さんの活動を知り少しずつ活動が認められて、気付けば地域の一員になっていたそうです。
一歩ずつ。地道な活動がやがて信頼に変わるのです。

公務員の現職参加の菅野さんは、帰国後は元の職場に戻りました。
なんと帰国10日後には職場復帰。はやっ。
温かく迎えられて、周囲の理解やサポートにとても感謝しているそうです。
そんな周りの思いに、またこの職場で頑張れると確信したそうです。


                                                                                                                                                             
☆ JICA二本松インフォメーション ☆

2017年度JICAボランティア秋募集が始まっています!
福島県では郡山市、いわき市、会津若松市の3会場で募集説明会を開催いたします。

10月8日(日)会津大学短期大学部
10月14日(土)いわきLATOV(ラトブ)
10月18日(水)ビッグパレットふくしま
そして、
10月29日(日)はJICA二本松で1日体験入隊を開催!

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2017年9月30日(gy) 08:30

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