「マレーシア」に派遣されていました、 小手川 雄樹さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」6/10放送

こんにちは、DJイタルです!

ついに梅雨がやってくるかぁ。
今年はうっかり来ないのかと思ったら、
やっぱり来るかぁ。
ま、夏が近づいてるってことですよね。

さぁ今週は、
128人目のゲストさんです!
青年海外協力隊 平成26年度4次隊で「マレーシア」に派遣されていました、
小手川 雄樹 (コテガワ ユウキ)さんです。
職種は「環境教育」です。
現在は南相馬市にある、南相馬ソーラー・アグリパークにお勤めなんです。

ってことで、今回は南相馬ソーラー・アグリパークにお邪魔しました!
めっちゃ広いで!
ソーラーパネルがめっちゃ並んどる!
2.4ヘクタールという敷地に太陽光発電と植物工場を設けた子供たちの体験学習の舞台が、この南相馬ソーラー・アグリパークなんです!
もともとは農地で、東日本大震災の津波で被害にあった土地でもあるんです。
震災から2年後の2013年3月に完成し、現在では小中学校の総合学習での活用はもちろん、企業研修の場としても利用されているそうです。
ふくしまの再生可能エネルギーの発信の場として、また復興のシンボルとして、県内外から注目を集める施設なんです。

南相馬ソーラー・アグリパークについては、また来週ご紹介しましょう。

さて、
小手川さんは北九州のご出身です。
なんかね、JICAとは不思議な縁があるんです。
JICAは、ボランティアなどの派遣だけでなく、海外からの研修生の受入れも行っているんです。
様々な分野で日本の技術を学びに外国人が研修にやってきます。
その海外から来た研修生のホームステイ先が、小手川さん家だったんです!
ホストファミリーってやつです!!!
すごくない?!なんて国際的な家族なんでしょう。
え、なぜ?って思いますが、小手川さんも理由は知らず・・・
物心ついた頃には、外国人と生活していたそうです。
月に1度のペースで外国人が入れ替わっていくそうです。
メキシコ人にタコスを作ってもらったり、中国人には水餃子を作ってもらったとか、食べ物の記憶だけがあるそうです。笑
まぁ実はそれも後々、協力隊に合格してから思い出したくらいですから、外国人との生活が直接海外を目指すキッカケにはなっていないのです。

大学では生物学と化学を学びます。
仕事もそれ活かしてモノ作りがしたいと思っていたそうです。
選んだシゴトが印刷会社です。
「凸版印刷」という印刷業界大手ですよ!
この凸版印刷の総合研究所で、商品開発を行っていたそうです。
例えば、ホログラムなどの偽造防止の研究だそうです。

業界大手の会社ですから、もちろん海外にも子会社やグループ会社があるわけです。
あるからには海外部署への異動の希望や、海外出張の可能性もあるんです。
「いいなぁ、いつかは海外で働きたいなぁ。」
実際に海外に行く同僚などを見て羨ましいと思っていたそうですし、海外への異動希望は毎年出していたそうです。

就職から7年、研究所で黙々と研究を重ねる日々。
しかし、毎日研究所にこもっていると外に行きたいエネルギーが溜まってくるそうです。積もりに積もって、そして一気に海外へ行きたいモードが高まったのです。

そんな時に、会社内の公募で「青年海外協力隊」を知ります。
海外研修として開発途上国に行きませんか?
青年海外協力隊として東南アジアの国に行きませんか?

なにやら魅力的な募集じゃないですか!!
これを見てすぐに社内公募に応募したそうです。

ん?民間企業がJICAボランティアを募集してるの?

これ、「民間連携ボランティア制度」と言います。

企業活動がグローバル化する中、それに対応するためのグローバルな視野や素養を備えた人材の確保も喫緊の課題となっています。
このようなニーズに応えるため、JICAと企業が連携してグローバル人材の育成のために創設したプログラムが民間連携ボランティア制度なんです。

この制度は、各企業のニーズに合わせ、受入れ国や要請内容、職種、派遣期間等をカスタマイズすることができるのです。

凸版印刷では3人の社内募集があったそうです。
東南アジアの国で、環境教育、理科教育、マーケティングの3つの職種があったそうですが、自分では職種は選べなかったそうです。
それぞれの専攻や経験によってマッチングされたそうですが。多分って。笑
後から聞くと、社内で50人くらいの応募があったとか。人気ですね!

エントリーシートを書いて社内で面接があって社内選考で選ばれると、JICAでの最終面接になったそうです。
そして合格して初めて、派遣国と職種、要請を知ったそうです。
「あなたは、マレーシアで環境教育の職種です。」
でも、まぁ驚きは無かったそうです。
大学では生物学と化学を学んでいましたので、環境教育ならその土台の上でなんとかなるかもしれないと思ったそうです。

小手川さん、青年海外協力隊にこだわっていたわけじゃないんです。
ぶっちゃけて言うと、別に青年海外協力隊を目指していたわけじゃないんです。笑
海外で働きたい。その選択肢が協力隊だったんです。

企業の一員でも、選択肢として国際協力がある。
その経験が、きっと企業のチカラになる
その人材は、きっと企業の財産になる。
JICAボランティアのチャレンジにはいろんなカタチがあるんですね。

民間連携ボランティア制度では随時応募・選考をおこなっております。
興味のある企業担当の方、ぜひJICAまでお問い合わせ下さい!
かわいい社員には、海外派遣を。

さ、小手川さんのマレーシアでの活動はまた来週です。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では2017年度1次隊188名が訓練を行っています。

4月6日から始まった訓練も今日で66日目、残すところあと4日。
訓練所に入った頃と比べますと、候補者の顔つきもだいぶ変わったように感じます。
2017年度1次隊は来月から順次それぞれの国へと旅立っていきます。
2年間の協力隊活動が実りあるものとなるように願っております。

さて、JICA二本松訓練所では様々なイベントを実施しております。
6月17日(土)、18日(日)は「ふくしま人材育成指導者セミナー2017」を開催いたします!
このイベントでは、国際理解教育に関して次世代の指導者になりうる人材の育成を目的に教育関係者、青少年育成団体など様々なフィールドで活躍している方が参加しています。
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

またJICA二本松訓練所では、JICA事業に関するすべての疑問にお答えする「なんでも相談窓口」を設置しています。
こちらもJICA二本松のホームページからどうぞ!
ぜひご活用下さい!

訓練の様子はJICA二本松のフェイスブックで紹介しています!
候補生の生き生きした表情をぜひご覧下さい!!

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2017年6月10日(gy) 08:30

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