「ネパール」に派遣されていました、平川 佐智恵さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」7/9放送

こんにちは、DJイタルです!

さぁ7月、いよいよ夏が来てる感じですかな。
甲子園の地方予選、福島大会も開幕です!
元高校球児としては、なんかドキドキします。
ちなみに、青年海外協力隊には「野球」という職種もあります。
海外であなたの第2の野球人生いかがですか?


今週のゲストは、108人目。
シニア海外ボランティア 平成20年度4次隊で「ネパール」に派遣されていました、平川 佐智恵(ヒラカワ サチエ)さんです。
職種は「テキスタイルデザイン」です。
福島県いわき市のご出身です。
現在は、養護学校の先生でいらっしゃいます。
そうです、現職参加の隊員さんです!

今日はね、スタジオを飛び出しまして、久しぶりのお出かけ収録です。
平川さんに会いに福島市に行ってきましたよ。
おじゃましまーす!

平川さんは40才以上が参加できるシニア海外ボランティアで2009年3月から2011年3月まで派遣されていました。
な、なんと平川さんお孫さんがいらっしゃるんですって。
こりゃビックリですよ!なんと若々しいんでしょう。
協力隊もシニアボランティアも、参加される方って年齢不詳の方って多いんです。笑
海外で生活していると流れる時間の感覚が違うからでしょうか?
みんな若いんですよねぇ。


子供の頃からものづくりが好きだった平川さん。
小学校の卒業文集にはデザイナーになりたいと書いていたそうです。
小学校低学年の頃には編み物の本の写真を見て、いつか作りたいなと思っていたそうです。
でも、あくまでも子供の頃の憧れであって、好きなことを仕事にするのは難しいのかも、と子供ながらに思っていたとか。
なんとも現実的な大人発言ですね。


そんな平川さんの経歴は本当に面白いんです。
学校卒業後は、県の職員として11年間働いたそうです。
小学生の時の大人発言通りでしょうか。
ただ正直に言えば、ものづくりがしたいと言う思いはずーっとずーっと頭の隅っこの方にはあったそうです。
と言うか、今思えば、だそうですが、自分では気付かないくらいの小さな潜在的なモノがあったかも、と言う方が正しいかもしれません。
まさか自分が協力隊ってのは、もっと後の話です。

ただ、お父さんの一言が、これスゴイんです。
時代を読んだか、娘への期待だったのか、先見の目ですね。
「これからの時代は、英語とボランティアだ!」
今から30年以上前に突然父親が発した一言だったそうですが、今でも覚えてるそうです。何か心に残る一言だったんですね。
さすがです、お父さん!!
なんかブログでは最近お父さんを褒めることが多いっすね。笑
人生のターニングポイントで、世のお父さん達は良いパスを出すんですよ。
まぁだからと言って、平川さんは父親に協力隊を勧められたわけではないようですが。あれ、お父さん、ただの独り言だったのかな。笑

さ、その後、人生の大きな転機が訪れます。
お、やっと協力隊か!と思うでしょう?
まだ協力隊じゃないんです。
たしかに海外で働きたい、ずっと興味を持ち続けていたテキスタイル(手工芸)を追求したいという思いはあったんですが、なかなか踏み出すには至らなかったのです。
この時30代です、もうすでに結婚して子供もいたそうです。

そこで考えた平川さんの次なるステップは、大学生になる!
えっ?
県職員を辞めて、なんと大学生になったのです。
ビックリでしょ?この発想!その行動力!
やりたいことを確かなものにするために学び直そうと思ったそうです。

また、この大学で出会った人達から、大いに影響を受けることになるのです。
なんと大学には協力隊のOV(経験者)の方から、日本に留学している外国人まで、海外に繋がる刺激的な人たちが沢山いたのです。
ますます海外への興味、テキスタイル(手工芸)をカタチにしたいという思いが強くなっていったそうです。

よし、じゃ自分も協力隊に行こう!とは、まだならないのです。
やっぱ、人生のタイミングは人それぞれ。
思い立ったらも大事だけど、しっかりと自分の周りを見てタイミングを図ることも大事なんですね。

さて、では次のステップは、今度は学校の先生です!
大学では経済を学んでいまして、社会科の先生になるのです。
ここで教育の面白さにふれ、教職の虜になります。
そして、もっと教育を探求したいと養護学校の先生を目指します。
仕事と子育てと勉強とで、正直大変だったと言います。
それでもやりたいコトに集中するチカラはスゴイんですね。
そして資格を取り、福島県内の養護学校の先生として勤務されます。

ここで触れ合った子供たちから、いろんなコトを学んだのです。
この養護学校での経験、培った教育への思いが平川さんの軸になっているそうです。
そして教育、テキスタイルの求めるカタチが青年海外協力隊になったのです。

ついに青年海外協力隊を目指すときがやって来ます!
お父さんが言っていたことが現実になるのです。
養護学校の先生ですので、教育系の職種かと思いきや、平川さんの職種は「テキスタイルデザイン」。これにもちゃんと理由があるのです。

教育の一環としてのテキスタイル(手工芸)はもちろんですが、教育だけではなく生きていく手段の一つとしても伝えていければ、より多くの人のためになるのではないかと考えたのです。
個人的に続けてきたテキスタイルデザイン。
東京の織物教室に通ったり、猪苗代にある織物の先生の教室で北欧のデザインや素材に触れたり、スウェーデンでの短期のマット織りコースに参加したりと積極的に技術を磨いてきたのです。

さぁ平川さんのネパールでの活動はまた来週です!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松でいよいよ平成28年度2次隊の訓練が始まりました!
7月7日に訓練所に入所して、今日が2日目。
昨日は語学クラスを決めるための試験があり、そして本日午前中は振り分けられたクラスで語学訓練が始まります。
訓練所に入る前に用意された事前学習をしっかりこなせれば、訓練生活も少しは楽になるのかもしれませね。
そして、午後から自己紹介や公用旅券作成のための写真撮影、避難訓練もあります。
自己紹介では一人30秒という時間の中で思い思いのアピールをします!
ここでウケるか、滑るかで、今後の訓練生活が決まるかもしれませんね。笑
明日は週に1度の休日です、岳温泉は多くの訓練生でにぎわうでしょう!

訓練の様子はJICA二本松のフェイスブックで随時更新しています。
訓練生の成長の様子をぜひチェックして下さい!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年7月9日(gy) 08:30

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