「パラグアイ」に派遣されていました、 山田 祐子さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」6/11放送

こんにちは、DJイタルです!

もう6月ですか〜。
なんか梅雨は来るのでしょうか?
そろそろ扇風機でもだそうかと思ってます。


さ、今週のゲストは、106人目。
青年海外協力隊 平成18年度2次隊で「パラグアイ」に派遣されていました、
山田 祐子(ヤマダ ユウコ)さんです。
職種は「家政」です。
埼玉県のご出身です。
流れ流れて福島県にやってきまして、現在はいわき市にお住まい、楢葉町で農業をされているのです。
今流行の‘農業女子’やってます!!
まだふくしま歴は半年ですが、楽しくお米作りをされているそうです。
今は田植えも終わり一段落、これからは草刈りが大変なんですって。

山田さんが派遣されていたのは2007.1〜2009.1まで。
訓練は2006年の秋から冬にかけて。
あ、まだ協力隊が3隊次の時代ですから2次隊でも秋冬の訓練だったんですね。
ちなみに、平成19年度から1年間に4隊次派遣になっております。


さてさて、およそ10年前の記憶を辿ってお話いただきましたよ。
えーもうそんなになる?恐ろしいっ。って、言ってましたが。笑

山田さんの子供の頃の夢は・・・美味しいモノを沢山食べるコト!
具体的な職業とかじゃなくて、食いモン??笑
小さいころから食べるコトが大好きだったのです。

いや〜でも、‘食いしん坊’って職業は難しいですよ。
辰巳琢郎さん、山下真司さん、宍戸開さん、現在は松岡修造さんでしょ?
えっ?食いしん坊って言ったら「食いしん坊!万才」でしょ?!笑

はい、話を戻しますよ!
美味しいモノを食べたかった。その欲求は本当です。
ですから、山田さんが選んだ道は「栄養学」です。
食べ物に関する学問って考えたら、栄養学だったそうです。
もっと食べ物のことを知りたいと大学の栄養学部に進学します。
身近な自分の食事記録から海外の食文化まで、幅広く食全般について学んだそうです。

まぁここで、ある意味、運命的な出会いをするんですが。
そうです、協力隊はいろんな出会いが絡み合って導かれていくことがあるんです。
大学の研究室に入ってみると、その研究室の先生は海外の栄養について研究している先生だったそうです。
って、それだけじゃないっすよ。
なんと、こちらの先生、JICAの技術顧問を務める方だったのです!

えーっとですね、JICAの技術顧問は各職種の二次選考で行われます技術面接の面接官でもあるんです。
たま〜に厳しい面接もあるとかないとか?あくまで噂レベルですが・・・

身近にそれだけ青年海外協力隊を知る方がいるってことは、さぞかし勧められたかと思いきや・・・日本で苦労したら行ってもいいぞと言われたくらいで、全然勧められてないそうです。
えー?でしょ?
協力隊を知るから故の、厳しさだったのでしょうか。

大学で栄養学を学んでいるうちに、教職にも興味が出たそうです。
栄養学を学んで先生になると言うと、家庭科の先生になるんですね。
自分は食べ物について学ぶことが楽しくて、ぜひ子供たちにも伝えたいと思ったのです。

そして、大学を卒業して高校の家庭科の先生になります。
ところが、あれだけ楽しいだろうと想像していた授業は、正直大変だった・・・
クラスによっても、個人によっても、家庭科に対する温度差があったそうです。

特進クラスになれば、家庭科は自習時間や自由な時間にすら思われていたとか。
海外の食文化や食糧事情を話してみても、化学式で説明を求められる始末・・・
意地になって黒板いっぱいに化学式書いてみせることもあったけど、伝わらない。
海外の貧困の話をしても、どんなに熱く語っても、興味を持ってもらえなかった。他人事だったそうです。
スゴイ、ショックだった・・・

Doすれば?
じゃ、自分の実体験なら聞いてくれるかな?

まさか自分が海外に行くなんて思ってもいなかったけど、
「やれるもんならやってやろう」と思ったそうです。

そこで思いついた青年海外協力隊。
じゃあ、あのJICAの技術顧問の大学の先生に相談したのかと思ったら、まさかの相談なし。
てか、逆に最後の最後まで協力隊に応募することを隠していたそうです。
てか、怖くて近づけなかったそうです。笑
わー、そんなこと言ったら、怒られるよ!

実は、山田さんの周りには強力な協力者がいたのです。
なんと同じ研究室の先輩に、青年海外協力隊OV(経験者)がいたのです!
こりゃ心強いっす。
「(先生は)あんなこと言っているけど、大丈夫だって!」
「山ちゃんみたいな人いっぱいいるから受けちゃいなよ!」
なんとも気軽に勧められたもんです。

先生と先輩の温度差もスゴイっすね。笑

怖い先生のおかげか、軽い先輩のおかげか。
なんと山田さん、第一希望、一発合格!
いやースゴイ、なかなかいませんよ第一希望一発合格。

たしかに専門性のある職種ではありますよね。
火星じゃなくて、仮性じゃなくて、化成じゃなくて、「家政」です。
家政婦は見た、の「家政」です。

山田さんのパラグアイでの活動は、また来週です。


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

昨日6/10に、JICA二本松訓練所では語学の最終試験が行われました。
158名の訓練生が来週15日の修了式で修了証書を手にするコトを願うばかりです。

さて、今週6月7日には、JICA二本松訓練所にキャロライン・ケネディ駐日米国大使がお越しになりました。
大使は草の根レベルで途上国の経済・社会発展に取り組む青年海外協力隊を始めとしたJICAボランティアに興味を持ち、訓練所の視察と訓練生との交流を行いました。
全ての訓練生にとって大きな励みとなったことと思います。
ケネディ大使を始め、JICA二本松訓練所には世界各国から様々な方が視察にやってきます。
世界で活躍する協力隊員がどのような訓練を受けているのか、多くの方々に知って頂いております。

訓練所への訪問学習や出前講座はJICA二本松のホームページ内「開発教育」というカテゴリーからお申し込み頂けます。

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページで随時更新しています。
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2016年6月11日(gy) 08:30

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