「インド」に派遣されていました、 今野 亜耶さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」5/28放送

こんにちは、DJイタルです!

いやー、暑い日が続きますねぇ。
梅雨入りもまだなのに、この暑さって・・・
もう夏がきちゃいますね。
そろそろ水着と足ヒレとシュノーケル準備しないとですね。笑

さ、105人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度3次隊で「インド」に派遣されていました、
今野 亜耶(コンノ アヤ)さんです。
職種は「日本語教育」です。
岩手県のご出身です。
今年1月に帰国して、今は郡山にある専門学校で日本語教師として働いていらっしゃいます。
訓練は長野のJICA駒ヶ根訓練所だったそうですから、特に福島県につながりがあったわけではないんですが・・・いや、無いわけじゃないわけじゃない。
縁ってやつですかねぇ。
なぜに福島にやってきたのかは、また来週にしましょ。


今野さんの初めての海外は中学生の時。
岩手県の地元の町がやっていた国際交流プログラムで、オーストラリアに2週間の短期留学だったそうです。
よくありますね、「なんとかの翼」的なやつ。たしかに子供の時、ちょっと憧れましたよね。
壮大な自然、道も広い、カンガルー注意の看板。
初めて見た海外は、見るモノ全てが新鮮だったそうです。
現地の小学校では子供たちと触れあい、片言だったけど、身振り手振りを交えてだけど、英語が通じたことに感動したそうです。
世界はつながっていると感じたそうです。

それから、海外でできるシゴトがしたいと思ったそうです。
その後の進路を決める大きなキッカケになったんですね。


実は、小さい頃から夢があったそうです。
小学1年生の時にはもうすでに書いていたそうですよ。
「大きくなったら学校の先生になりたい」

学校の先生になりたいと言う夢と、海外で仕事がしたいと言う思い。
これが結びついたのが、日本語教師というシゴトだったのです。

中学生の時にもらった進路の冊子に書いてあった日本語教師というシゴト。
自分の夢を叶えるシゴトはこれだと思ったのです。
そう、気付いちゃったんです!
将来のビジョンが見えちゃったんです!

でも、日本語教師ってどうやってなるの?
教員免許が必要なの?
日本語って国語を勉強するの?
外国人に教えるためには英語が必要?
あれ、意外と分からないことだらけですね。
高校の先生に相談したそうですが、日本語教師で食ってくの難しいよとも言われたそうです。せっかく夢を見つけたのに、結構ヘコみました。

今野さんは大学の国際学部に進学します。
日本語教師とはちょっと離れますが、国際文化学科で、広く世界を学んだそうです。日本語教師を諦めたワケじゃないんです。海外で働くための可能性を広げる選択だったわけです。
そして、大学の交換留学制度でオーストラリアに留学します。
人生2度目のオーストラリアで、1年2ヵ月の留学生活だったそうです。

はじめは語学学校に通いながら寮生活をしていたそうですが、現地の大学に通うようになると、シェアハウス生活も体験したそうです。
日本では少ないように思いますが、海外ではシェアハウスで共同生活する外国の方って多いですよね?
今野さんが住んでいたシェアハウスは、オーナーは韓国人で、台湾人やドイツ人とも一緒に生活されていたそうです。
もちろん共通語は英語ですよね。
こう言った環境に身を置くことで、英語が身についていくんですね。
語学を学ぶ一番の方法は、やっぱ生活することなんですね。だって恋バナとか下ネタは教科書に載ってないもんね。笑

さて1年2ヵ月の留学を終えて日本に帰ってきますが、さぁ大変!
帰ってきていきなり大変って。笑。
何が大変かって、帰ってきたのが大学4年生の夏です。
そうです、もう日本では就職活動がほぼ終わっている時期です。
周りの同級生たちは就職が決まって、卒業を待つばかり。
そこからいろいろとあがいてみましたが、健闘むなしく?
とりあえず大学を卒業して、英会話教室の講師をされたそうです。

しかし、諦められない日本語教師の夢。
英会話教室の講師をしながら、日本語教師の資格をとる学校に通います。

日本語教師を目指しているくらいですから、青年海外協力隊も知ってました。
日本語教師というシゴトを考えた時から選択肢のひとつとして協力隊があったそうです。
応募条件で資格と経験というところで受験のキッカケが無かったんですが、資格取得のために学校に通い始めたことで、協力隊が目標になりました。

そして今野さんの青年海外協力隊受験が始まりました。
1度目は、日本語教師の資格取得のための学校に通い始めてすぐ。
この時は残念ながら不合格だったそうです。
協力隊受験で二次選考に進みますと技術面接ってのがありまして、職種の技術の観点から適正を見るんですが、職種によっては課題を出されたり、かなり専門的な質問が飛んでくるそうです。
時代によっては圧迫面接って噂もありましたが。笑
今野さんの自己分析でも、この2次選考でかなり苦戦したそうです。
1度目って言ってる時点で、2度目があるんですが・・・2度目のチャレンジで見事合格します!
やはり2次選考対策はかなり重要なようですね。
今まさに1次選考の結果待ちの方も、これから受験される方も、提出した応募書類をしっかり見直すことが大切かもしれませんね。
専門的な技術、知識も大事なんですが、自分を知るということも大事なんですね。

今野さんのインドでの活動はまた来週です。
この番組、実はインド派遣の隊員さん、はじめてなんです。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松訓練所では平成28年度第1次隊の訓練生158名が訓練真っ最中です。
今日5月28日で、訓練も52日目を迎えています。
訓練生は語学訓練以外にも派遣国で安全に過ごす為の講座や課題研究など休む暇なく過ごしています。
語学訓練を行う「研究棟」では、常に様々な国の言語が飛び交っています。
英語、フランス語、中国語、その他モンゴル語、アラビア語など、派遣される国によって学ぶ言語が決まっています。
また、語学講師もこれまで沢山の訓練生を送りだしているため、新しく入ってくる訓練生との接し方も十分に心得ています。
これからJICAボランティアの応募を考えている方、そして訓練所への入所が決まっている方、語学への不安を一緒に解消していきましょう。

そして、公開講座のご案内です!
6月1日(水)、JICA二本松訓練所で「地球のステージ」を開講いたします。
この講座は、心療内科医であり国際医療支援活動を行っている桑山紀彦さんを講師に迎え、世界が抱えている問題や日本が直面した震災など、映像と歌を通して平和のあり方や命のつながりについて考える講座となっております。
一般の方も聴講できる公開講座です、ご興味のある方はJICA二本松訓練所にお問い合わせ下さい。

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページで随時更新しています。
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2016年5月28日(gy) 08:30

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