「ケニア」に派遣されていました、 熊田 美樹さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/30放送

こんにちは、DJイタルです!

さ、ゴールデンなウィークが今年も近づいてきました!
ってか、もうゴールデンなウィーク始まってますね?!
今年は5月2日、6日と休みを上手く取れば、10連休になるとか。
もしあなたの周りにそんな人がいたなら、「うらやましい!」って伝えて下さい!おーい、うらやましいぞ!
まぁ現実はなかなか難しいと思いますが・・・

まずは今週ゴールデンなウィーク前半戦、楽しんで下さいね。
お出かけの方は、安全運転でお願いしますよ。
お家に帰るまでがゴールデンウィークですからね。笑

さぁ103人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度4次隊で「ケニア」に派遣されていました、
熊田 美樹(クマダ ミキ)さんです。
職種は「看護師」です。
ハイ!ナースです!白衣の天使!
毎度すみません、ナースって響きだけでテンションが上がります!!
ご出身は、福島県郡山市です。

まぁなんとも可愛らしい女の子が登場ですよ。
あれ?協力隊っぽくないね!?
平成25年度4次隊ですから、ついさっき日本に帰ってきたばかりのはずですが・・・
なんだろう、この日本に馴染んでる感は。
マジですか!靴下どころか、ストッキングを履いていらっしゃいまする!
今年の3月末に帰国して、もうすでにここまで順応しているとは、恐るべし。笑

あのー、あくまでも個人的な持論でしたが、「協力隊員、帰ってきて数ヶ月は靴下に違和感説」が覆されてしまったかな。
そりゃまぁ職種によって違いますよね。
熊田さんの職種は看護師ですから、さすがに半そで、短パン、ビーサンでは仕事しないですもんね。笑
熊田さんは、ケニアでの活動中も靴下履いていたそうですよ。
靴下履いているだけでこれだけ話題になるのはさすが協力隊でしょ。笑


さて、熊田さんの国際協力への目覚めは、小学4年生。
小学生に国際協力を意識させるキッカケはあの方だったのです。
この番組では何人もの人が影響を受けたと名前をあげるあの方です。
そう、黒柳徹子さんです。
小学校の図書室で黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」を読んで、世界にはいろんな国があり、いろんな人がいることを知ったのです。

いつか途上国へ行ってみたい。
いつか国際協力をしたい。

そのために必要なモノはなんだろうと考えたそうです。
世界が必要としているモノ、これからの時代に必要とされるモノ。
小学生ながらに、気付いちゃったんです。

それは、「医療」と「教育」だって。

これまさにです!
青年海外協力隊の職種を見ても分かるように、医療と教育は今まさに世界から必要とされている分野なのです。
ここに小学生が気付くってスゴイでしょ!

その中で熊田さんが選んだのが医療の道です。
自分が小学生の時に入院した経験からも看護師になろうと思ったそうです。
そして、いつか看護師として国際協力へと大きな目標ができたのです。
人生の目標ができると、進むべき道が見えてきます。
高校卒業後は、看護学科のある大学へ進学します。
国際協力の前に、まずは立派な看護師になることを決意するのです。
そうして4年間大学で医療を学んだ後は、社会経験です。
中学生の時に、国際協力を調べていく中で青年海外協力隊を知りました。
協力隊では、看護師の要請のほとんどが実務経験が必要だと知っていました。
だから看護師になって実際に経験を積むことが必要だったのです。

実務経験3年以上。
協力隊の看護師の条件の多くがこれです。
大学卒業後は、総合病院に就職されたそうです。
協力隊に参加するためにいろんなことを学び経験したかったのです。
3年間しっかりと病院の最前線で看護師としての経験値を積むことが、国際協力に参加する近道になると考えていたそうです。

およそ4年かかりました。
看護師としての技術・知識・経験値、勤務している病院の状況、協力隊の応募条件、自信と不安、そして国際協力への思い。
いろんなコトを整理して納得して、熊田さんが青年海外協力隊に参加するまでの時間が4年です。

青年海外協力隊は受験して合格して訓練して派遣されるまでに半年から1年以上かかる場合もあります。
特に仕事をされながら受験する場合は、いろんな調整が必要になってくると思います。じつはこれが大事で、協力隊に参加するタイミングを計っていたという隊員も多いのです。
退職する場合は勤めている会社の状況もあるし、現職参加であれば職場の都合や規定もありますし、家族など周りの環境もあるし、年齢も考えますし、ちょっとした人生設計も必要になります。
こんなこと言うと二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれませんが。
いろんな方の期待と応援があるからこそ青年海外協力隊になれるのです。
だから、みんなに応援してもらうための責任があります。
そのためにちょっと時間がかかることもあるのです。

調整。段取り?政治の世界では根回しって言うのでしょうか。笑
なんか話が脱線しましたが、協力隊に参加するには調整やタイミングも大事なんです。

熊田さんのケニアでの活動についてはまた来週です。
とその前に、
なんとなんと、番組内のJICA二本松インフォメーションでもご案内しましたが、明日5月1日、JICA二本松で行われます「1日体験入隊〜合格編」の個人相談ブースに熊田さんがいるらしいよ!
帰国したての隊員さんですから、リアルな生の声が聞けますよ。
疑問、質問、難問、なんでも相談にのって頂けますよ。
めちゃ優しいから大丈夫です、安心して相談してください。

いやータイムリーですね。
ぜひ熊田さんに会いにお出かけしてみてはいかがですか。


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松訓練所では、平成28年度1次隊の訓練生169名が語学を中心に様々な訓練を行っています。
全国から福島県二本松市に集まった訓練生は世代や派遣国、職種を超えて全員一丸となって訓練に励んでいます。

さて、そして、
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
5月9日まで受け付けておりますよ。
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
5月1日(日)にはJICA二本松で「1日体験入隊〜合格編」を実施します!
3月26日に実施した「1日体験入隊〜入門編」よりもさらに一歩踏み込んだ充実した内容になっております!
相談窓口には今週のゲスト熊田さんがいらっしゃるそうです。
まずは募集説明会、一日体験入隊にご参加下さい!

またJICA二本松訓練所のホームページでは「なんでも相談窓口」を設けております。JICAボランティアの制度や応募への疑問、国際理解教育のご質問など、どのような疑問にも対応しております!

ぜひJICA二本松のホームページをチェックして下さい!!

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
こちらもチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

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2016年4月30日(gy) 08:30

「ウガンダ」に派遣されていました、 大里 郁子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/23放送

こんにちは、DJイタルです!

世間ではサクラが散ったと思ったら、JICA二本松訓練所ではまだ見られるとか?
平成28年度1次隊が今まさに訓練中でしたね。
厳しい訓練の合間に、サクラを愛でる時間ぐらいありますかね。
1次隊はイイなぁ、雪かきもないし、サクラも見れるし、恋の季節だし。
あくまでも個人的な見解ですがね。笑
あー花粉症の人はそれどころじゃないわな。笑

さて、
102人目の今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成22年度2次隊で「ウガンダ」に派遣されていました、
大里 郁子(オオサト イクコ)さんです。
職種は「感染症対策」です。
忠犬ハチ公のふるさと、秋田県大館市のご出身です!
同じ東北人です!
現在は、JICA二本松の診療室で健康管理員をされています。
日夜、JICA二本松の健康を守っているのです。

今週もアフリカンな衣装で登場です!
いかにもアフリカっぽい柄でしょ?!ちょい目立つ!
そうです、大里さんはアフリカに派遣されていたのです。
大里さんが派遣された国が、「アフリカ国のウガンダ県」です!
いやいや、おいおい、ウソウソ。まぁ先週の続きですのでご容赦を。笑

改めまして。大里さんが派遣されていたのが、
東アフリカに位置する「ウガンダ共和国」です。
まぁ大里さんは合格するまでウガンダがドコにあるのかも知らなかった・・・
まして、どんな国かなんて想像もつかなかったのです。
んなもんだから、アフリカって国のウガンダ県って言ってたんです。笑
東アフリカの国ってご紹介しましたが、アフリカのほぼ中央、赤道直下の国です。ヴィクトリア湖に接した内陸国です。
大里さんのウガンダおすすめポイントは、赤道直下と言うことで、北斗七星と南十字星が一緒に見られるそうなんです!
ワーォ、ロマンチックじゃないかい?!
アフリカの星空のもとで愛を語る。女子は好きでしょ!こう言うの!

ウガンダは、安定した気候に豊富な降水量で肥沃な土地に恵まれ、
「 Peal of Africa(アフリカの真珠)」と呼ばれています。
あまり日本では知られていないのですが、アフリカ有数のコーヒー生産国でもあるのです。
大里さんもアフリカでコーヒーを覚えたそうです。

そこで大里さん、ぜひお土産にコーヒーを買いたいと思い、アフリカ最高峰のキリマンジャロに行った時にガイドさんに聞いたそうです。
日本でもコーヒー豆のキリマンジャロは有名でしたので、どのコーヒーが良いのか聞いてみたのです。
そして、現地のガイドさんの答えは・・・・
「ネスカフェ!」

って、ガイドさん、最高っす。笑笑笑。
お湯を注ぐだけでコーヒーが飲めるから便利、って。
ハイ、知ってます!!

さすが、ネスカフェ!万国共通やな。
たしかに開発途上国に行っても、おやつの時間にはネスカフェが出てきますよね。めっちゃ甘いやつ、すでにミルクと砂糖がたっぷり入ったインスタントコーヒーがスパーで売っていますしね。これで太る協力隊員もいるのです。笑。


大里さんの職種は「感染症対策」
現在は、感染症・エイズ対策と言います。
要請によっては、専門的な資格がなくても受験できる人気の職種のひとつです。
大里さんが受験した時は、職務経験3年以上と条件が付いていたそうです。

大里さんはウガンダの東部にある公立病院で地域の中心になる病院に派遣されます。
ここでの活動は、「5S」を活用して、病院をキレイにして患者さんへのサービス向上に繋げると言うプロジェクトだったそうです。

まぁこの番組でも何度かご紹介していますが、改めて「5S」とは・・・
「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「躾(しつけ)」
アルファベットの頭文字をとって、5つのSで「5S」なんです。
もともとは日本の自動車メーカーから始まった言葉ですが、今では英語でも文字を充てて、アフリカでも医療や教育の現場で広がっているそうです。

正直、日本では幼稚園・保育所、はたまた家庭で学ぶと言うか身につけるモノという感覚ですが、国が変わればそうはいかんのです。
日本の当たり前は、世界の当たり前じゃないんです。
これを踏まえて、協力隊の活動が始まるんですよね。
踏まえているんだけど、分かっちゃいるけど、この壁、意外とデカイんです。

そう言った環境で5Sを広げる、それを広げる人材育成をするのが大里さんの活動になります。
協力隊員が派遣される配属先には、必ずカウンターパートと呼ばれる一緒に働く同僚がいます(たまにいない場合もありますが・・・)。
なんと大里さんのカウンターパートは日本での研修に参加し5Sを学んでいた人だったので、導入の苦労は少なかったようです。
5S導入の意味や効果を理解しているし、意欲もある。
協力隊の活動で意外と重要なカウンターパートの理解がすでに出来ているのは、これは良いスタートでしたよね。

さて、ですが、スタッフが500人以上もいる地域の中核病院ですので、病院内に広げていくのは、やはりちょいと大変だったようですね。
まぁ一気に500人は無理ですから、まずは組織化を目指し、各所で中心になる人を集めて質向上委員会を作ります。
病院長にも協力してもらいながら、委員会は6人から始まりました。
大事なのは、人材育成と仕組み作り。
でもその前に、意識を変えるコトがまず必要だったのです。
なぜ?何のため?どうやって?やってどうなる?
そもそも意識が無いところに、意識を植え付けるわけですから、こりゃ大変。
一歩間違えれば、文化の押しつけになりかねないのです。
理解し、自発的に必要と思われなければ継続はないのです。
少しづつ時間をかけてお金をかけずに考えてもらう。

次第に病院をキレイにしようプロジェクトはウガンダで盛んになり、タンザニア、ケニア、マラウイと共同で専門家を招いて5Sの広域研修を開催するまでに広がりを見せたそうです。
やりたい人、病院が増えれば、大里さんの活動も忙しくなります。
なんと派遣期間延長しています!最近では珍しいですよね。
大里さんの後任の派遣が決まって、この5Sの活動を続けていけるように、3ヵ月延長したのです。

そして帰国後、なんと、もうすでにウガンダへ2回も行っているそうです!
協力隊から帰ってきて3年ちょっとですが、もう2回も!
今は3代目の隊員が派遣されていて、自分の思いが繋がっているのを感じるそうです。

協力隊員、みんな夢じゃないですか?
自分が派遣された国に、またいつか行ってみたい。
自分のやってきた活動はもちろん気になるけど、
どんな状況であれ、一生思いを馳せる故郷なんですよね。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度がスタートしています!
今月はシリーズでJICA二本松訓練所・洲崎所長に、設立50周年からのこれからの思いや展望などを伺っていますので、ぜひオンエアをチェックして下さいね!

いよいよ!いよいよ!いよいよ!
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、まずは募集説明会に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

平成28年度1次隊の訓練も始まっています!
訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
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2016年4月23日(gy) 08:30

「ウガンダ」に派遣されていました、 大里 郁子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/16放送

こんにちは、DJイタルです!

もうサクラも散ったかと思ったら、
JICA二本松がある岳温泉は今週開花したそうな。
もしかしたらこの週末は見頃じゃないかい?
ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
訓練中の協力隊候補生がウロウロしているかも。笑

さて、
102人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成22年度2次隊で「ウガンダ」に派遣されていました、
大里 郁子(オオサト イクコ)さんです。
職種は「感染症対策」です。
忠犬ハチ公のふるさと、秋田県大館市のご出身です!
同じ東北人、なんか優しい感じがするのです。笑

それに見て見て!
アフリカの民族衣装のような可愛らしいスカートで登場ですよ。
これチテンジというアフリカの生地を使ってオーダーで作るんですって。
めっちゃアフリカっぽいでしょ?
これを着ると大里さんもテンション上がるそうです。
でも、なかなか着る機会がないとか。近所のコンビニまでしか行けないって。
いやいや勇気を出してお出かけしてみるとイイですよ!
てか、勇気を出す必要も無い、ぜんぜん恥ずかしくないし。
ちょっと個性的なオシャレ、だんぜんアリだと思います!


大里さん、前職は看護師さんです。
でも、協力隊に応募した職種は「感染症対策」なんです。
看護師さんだから、職種「看護師」で応募するとは決まってないわけです。
協力隊の職種は要請内容によって類似した職種がいくつかあったりします。
「感染症対策」でも実は要請内容によって看護師経験3年以上と条件がつくものもあったり、職種にこだわらず要請内容で決める人もいます。
より自分の経験を活かせる、やりたいシゴトを選ぶことが大事なのです。
ただし、複数の職種を選ぶことは出来ないのが悩みどころなんですが・・・
協力隊の応募では、同じ職種の中から第三希望まで選ばなければいけないのです。実はこれで悩んでいる人も多いとか。んー確かに悩みますよね。
なぜ、どうして、協力隊に行きたいのか、考えるしかないんですよね。
いや、Don’t think , Feel ! (考えるな、感じろ!)でしょうか?
あまり無責任なことは言えませんね。笑。
悩むしかないのです、でも答えはきっとあなたの中にあります!
って、これも無責任ですよね。スミマセン・・・


大里さんの子供の頃の夢は、キャンディキャンディ!
じつはキャンディキャンディって、看護師さんなんですって!
いやー初めて知りましたよ、びっくりポンです。
だから看護師になろうと思ったワケではないそうですが、小学生の時に初めて触れた看護師さんに憧れたのです。
人のために、優しくて頼もしい存在に憧れたそうです。
そして中学生の時、ケガで入院したベッドの上で考えたそうです。
これから少子高齢化の時代に資格でシゴトが出来るのは「看護師」だと。
中学生ながらに、結構具体的に考えていたんですね。
実は10歳の時に父親を病気で亡くされていて、母親のためにも早く働きたかったと言うのも理由のひとつだったそうです。

学校を卒業して無事に看護師の資格を取得した大里さんは、地元秋田の病院に就職したそうです。
シゴトは大変だし覚えることも沢山あるけど、自分が出来ることも沢山ある。
これは辞められない、‘天職’だと思ったそうです。
そう思ってシゴトができるってスゴイっすよね?

でも、やっぱ人間は満足だけでは終わらないんすね。
30歳を間近に、このままでいいのかな?って思いが生まれてきたのです。
病院でしか働けないのかな。このまま結婚してしまうのかな。
恐怖にも似た何かを感じたそうです。いや恐怖って・・・

そこで、自分がやりたいコトを紙に書いてみたのです。
その中にあったのが、青年海外協力隊!
協力隊募集のポスターを町で見かけていた。
いつかはやってみたいと心の中にずっとあったそうです。

よし挑戦だけでもしてみよう!
と思ってからは、得意の計画性を発揮します。
中学生の時のケガで入院したベッドの上のように。
最終的な目標に青年海外協力隊を置いて、そこから逆算と選択肢を繰り返して決意を導き出します。
そして、いよいよ応募です。調べてみると3日後に募集説明会があったのです。
すぐに説明会に行って、すぐに応募して、一次試験合格。
こういう時のタイミングってあるんですよねぇ。
世の中ではこれを‘運命’と言うのでしょうか。
少なくても本人ならそう感じますよね。

絶対アフリカに行きたかったそうです。
なぜ?
だって自分じゃなかなか行けないでしょ!って。

そうして見事、第一希望のウガンダに合格したのです。
でも、ウガンダってどこにあるか知らなかったそうです。笑
アフリカ国のウガンダ県じゃないの・・・・って。

無欲の勝利と言うのでしょうか。笑

来週は、アフリカ国のウガンダ県・・・
じゃなくて「ウガンダ共和国」での活動について、お楽しみに!


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度がスタートしています!
今月はシリーズでJICA二本松訓練所・洲崎所長に、設立50周年からのこれからの思いや展望などを伺っていますので、ぜひオンエアをチェックして下さいね!

いよいよ!いよいよ!いよいよ!
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
明日4月17日、福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、まずは募集説明会に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

平成28年度1次隊の訓練も始まっています!
訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
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2016年4月16日(gy) 08:30

「ケニア」に派遣されていました、 永瀬 光さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/9放送

こんにちは、DJイタルです!

季節が過ぎるのはなんて早いんでしょ。
サクラの季節はとくにそう思いませんか?
咲き始めたと思ったら、もう満開!
少しずつ緑が増えていくサクラに寂しさを覚えるのです。
暖冬で早足のサクラには、少しでもユックリしてもらいたいんですがね。

さ、緊張の新年度、新学期が始まっていますね。
夢は青年海外協力隊というあなた!
夢のために、今、目の前にあるモノを頑張るコトも協力隊の道ですよ!
なんてね。新年度、焦らず行きましょう!


さて、
101人目の今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成25年度1次隊で「ケニア」に派遣されていました、
永瀬 光(ナガセ ヒカル)さんです。
職種は「村落開発普及員」(現 コミュニティ開発)です。
出雲の国、島根県のご出身です!

先週も話しましたが、話しきれないほどのネタがある永瀬さん。笑
学校辞めて、リゾートバイトして、ニュージー行って、留学を繰り返して、10年ブラブラして、帰国して、警察官になって、リーマンショックで不安になって、起業家コースのセミナーに通って、警察官として現職参加で協力隊を受験して、合格して、東日本大震災があって、協力隊辞退して、でも諦めきれなくて、警察辞めて、再び協力隊受験して、合格したところまでが先週の話!
そりゃ1週で全てを話すのは無理やわ。笑

とにもかくにも、起業家コースのセミナーで立てたビジネスプランの中に、青年海外協力隊でアフリカに行き2年間タフな経験を積んでビジネスに活かすと。
 −警察官なのに。笑
こりゃ自分でプランを立てたからには行かなければならないと使命感、義務感にかられたそうです。
 −警察官なのに。笑

実は難しい人生の決断だったと思います。
タイミングや巡り合わせもあったと思います。
2013年に警察官として現職参加で応募して、合格もしていたのです。
その合格通知が届いた1週間後に、東日本大震災が起きました。
社会に貢献する、人のために役立つ、そのために警察官になったのに、今、日本を離れるワケにはいかない。東北の復興のために、一度は協力隊を諦めたのです。今できるコトをしようと思ったそうです。

それから2年・・・
本当に警察官のシゴトに魅力もやりがいも感じていました。
でも、協力隊への夢はもっと膨らんでいたのです。
震災とはいえ一度は合格を辞退している以上、もう迷惑はかけられないと警察を辞めて青年海外協力隊に参加することを決意したのです。


永瀬さんが派遣された国が「ケニア」です。
インド洋に面した東アフリカの国。ほぼ赤道直下ですが、国土の大半が標高1000m以上の高原で平均気温が19℃くらいと涼しいそうです。
まぁ涼しいと言うか、実は寒いらしい。夜中は0℃になるとか・・・
心配なのはマラリアじゃなくて、風邪だそうです。笑
英語とスワヒリ語が公用語です。他、60以上の現地語があるそうです。
東アフリカでは最も経済が発展した国で、企業や国際機関も多く、国民の商売の意識も高いそうです。

永瀬さんは、ケニアのエンジニアという町に派遣されます。
職種は村落開発普及員。まさに協力隊の代表的な職種で、現在は‘コミュニティ開発’と名前も変わっています。
永瀬さんは、農業省の地方事務所に配属されまして、地元の農家さんに生産能力の向上のための農業指導をするのがシゴトです。
農業ですよ、農業!
あれ?永瀬さんは前職が警察官、その前もいろんな経験をされていますが・・・
あれ?農業の経験はありましたっけ??
「無いっ!」
あーそうですか。まぁ無いならしょうがない。って、なんないでしょ?!
実は永瀬さん、現職参加合格の時に、訓練を受ける前に条件があったのです。
どこでもいいから農家に弟子入りして農業の基礎を学んで来なさい。というのが条件だったのです。随分ザックリとした条件ですが。
警察官時代に仲が良かった農家さんを訪ねて農作業を手伝ったりと、農業の流れを学んでいたそうです。農家さんもビックリでしょ?珍しい警察官もいるわい!と思っていたんでしょうね。笑
また技術補完研修もあり群馬県の有機農業をされている農家さんのところで研修をされたそうです。

永瀬さんの活動するエンジニア地域は、比較的降水もあり農業が盛んな地域だったそうです。ジャガイモ、にんじん、キャベツなどが生産されていて、ナイロビのフードバスケットと呼ばれるほど、生産から市場への流通まで仕組みが出来上がっている状態でもあったのです。
ある程度仕組みが確立されている中で、さて何ができるでしょうか?
ゼロからのスタートと言うのが多い協力隊ですが、ある程度出来上がっているところでは、次のステップへと専門家レベルの話を求められるコトもありそうなんですが。さてさて。

よくよくエンジニアの農業を見てみると、まだ無駄が多かったと言います。
生産にしても土地の使い方にしても、日本で学んだ基礎知識でも対応できることも多かったようです。
ただ、永瀬さん新しいこともやりたかったのです。
農業指導するためには自分もその地域の農業を知らなければならないと思い、自分でも土地を借りて農作物の生産をはじめます。
自分が農作物や土地、気候を知ることで幅が広がり、新たな農作物の提案もできるようになっていくのです。

そこで新たな作物として提案したのが、ブロッコリーです!
首都ナイロビのレストランなどでは食べられていましたが、地方ではその存在すら知られていなかったのです。
初めて見るブロッコリーに現地の人も疑いの目だったそうです。
まぁ確かに・・・あの姿を・・・初めて見れば・・・ねぇ。

まずは自分の畑で実験。作り方はキャベツに似ているし、なんとか作ってみてこの土地で出来ることも分かったのです。
さて課題は、都市部へ売るためにはまとまった数が必要なのです。
そのためには地元の農家の協力が不可欠なのです。
はじめは保守的でなかなか興味を示さなかった農家さん達も、調理実習をして味や栄養を知ってもらうことで少しずつ協力農家も増えていったそうです。

そして、農家さんだけではなくて、種を販売する種屋さんも動き出してくれるようになったのです。
まだまだ流通、販売までは課題も多かったようですが、いろんな協力があって広がっていくのを感じたそうです。
協力隊員から手を離れ、いつか一人歩きするように。
まだ少し時間はかかりますが、その第一歩が永瀬さんの活動だったのです。

農業の初心者だった永瀬さんが、いつかケニアで「ブロッコリーの父」と呼ばれる日が来るかもしれませんね。笑

永瀬さん、帰国後も大忙しです!
なんせ帰国してすぐに結婚したんですって。
その奥さんも、なんと青年海外協力隊員だそうです!
では、次は奥さんにもご出演頂きましょうね。
よろしくお願いしま〜す!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度です!
今月はJICA二本松訓練所・洲崎所長にJICAボランティア事業についてお話頂きましたよ!
今後の可能性や期待することなどなど、時代と共に変化・成長していくJICAボランティアについてタップリお届けしていきます。

いよいよ!いよいよ!いよいよ!
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、まずは募集説明会に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
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あなたの「いいね!」お待ちしております。

合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。
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2016年4月9日(gy) 08:30

「ケニア」に派遣されていました、 永瀬 光さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/2放送

こんにちは、DJイタルです!

春ですね〜。
福島でも桜が咲き始めまして、春の訪れを感じますね。

そう新年度です!
前回で100人目のゲストを迎えたこの番組!
この4月からもタップリとJICAボランティアの魅力をお伝えしていきますよ!
新年度も、よろしくお願いします!
と言うか、よろしくお願いしました!


101人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度1次隊で「ケニア」に派遣されていました、
永瀬 光(ナガセ ヒカル)さんです。
職種は「村落開発普及員」です。
出雲の国、島根県のご出身です!

御年41歳!
25年度1次隊ですので、去年帰国されています。
派遣中にシニアボランティアの年齢になった、協力隊最年長組です!
青年海外協力隊は応募時点で40歳未満であれば応募できます。
年齢を考えると最後のチャンスと思い、駆け込み応募する方もいらっしゃいます。
永瀬さんの場合、38歳応募、39歳派遣、派遣国で40歳に!
もちろん訓練所でも、ほぼ最年長!
およそ20コ下の若い訓練生と一緒に同じ訓練をします。笑
えーって思うかもしれませんが、安心して下さい。
訓練所に入れば同じ思いを持った同期ですから、あまり年齢は関係ないのです。むしろ今まで自分がいた環境よりも、よほど気が合う仲間に出会えます。
だって訓練所は、志しが同じ仲間が集う場所なんですから。


永瀬さんは38歳で協力隊に応募します。
それまでの前職はなんと、警察官です!
そうポリスメン!国家権力です!

実は永瀬さんの父親が警察官で、父親の姿を見て小さい頃から警察に憧れていた・・・ワケではないそうですっ!
イヤ、むしろ警察には絶対ならない、とさえ思っていたそうです。

じゃ、なぜ警察官に?
永瀬さんが警察官になったのは30歳。
警察官に応募できるのは30歳までとか?こちらもギリギリだったとか。笑
それまでの永瀬さんは、自由人です!
まぁ言い方次第ですが、ようはアルバイト生活だったのです。

高校卒業後、大学に進学したもののやりたいことが見つからず、大学にも違和感を感じ大学を辞めてしまったそうです。
何か人と違ったことがしたい。なにか冒険したい。
映画などエンターテイメントの世界に興味があった。
役者になれば役を通じていろんな経験が出来るのではないか?
そうして俳優になるために上京します。
よくありそうな上京サクセスストーリーですが・・・
映画やドラマのようにそう簡単にはいかないんですね。
俳優養成所に通うも、何かここでも違和感を感じるのです。
上京して1年で養成所を辞めてしまったそうです。

さて、夢を見失ってしまいましたが、でも生きていかなければならない現実。
ここからアルバイト生活が始まります。
飲食店など接客業のアルバイトをしていましたが、ある時、アルバイト情報誌の最後のページでみつけた沖縄でのアルバイトに目を奪われたのです。
 −これってパラダイスじゃん!
沖縄のリゾートホテルでベルボーイのバイトだったそうです。
こういったリゾート系のアルバイトは期限があります。
シーズンの繁忙期に期間限定で全国からアルバイトが集められるのです。
当然、契約期限満了になると次のあてを探さなければなりません。
楽しかった沖縄でのアルバイトも3ヵ月で終了です。
そんな時、そこで出会った人が次に長野のスキー場に行くと言います。
 −それ、チョー楽しそう!
そうして冬の長野へ。これも冬期限定のリゾートバイトです。
ここでスノーボードの楽しさに目覚めてしまいます。
お金を稼ぎながらスノーボードも滑り放題、なんてイイところなんだろうと思ったそうです。
そして、このリゾートバイトは全国から人が集まってきますので、そこでいろんな出会いもあるのです。
その長野のスキー場で出会った人が興味をそそる人で、冬が終わってもまだ滑り足りないからニュージーランドに行くと言うのです。
ニュージーランドは南半球、日本とは季節が逆です。
 −夏はニュージーランドでスノーボード、行ってみたい!
ついにはニュージーランドに行ってしまったのです。
出会いに導かれたとは言え、この行動力はスゴイですよね。笑
そして、ただスノーボードするだけではもったいないから、平日は語学学校に通って英語を勉強しようと思ったのです。
ここから永瀬さんの人生に‘英語’が加わったのです。
高校の英語のテストで赤点を取っていたし、海外に特に興味があったわけじゃないけど、遊ぶために英語が必要だった。
‘英語’は目的じゃなくて手段ってことですよね。

英語を手に入れることで、世界が広がったと言います。
最初は挨拶だけだった。
だんだん聞いたことがある言葉が増えてくる。
すると言葉の意味を聞けるようになる。
そこにいることが楽しくなる。
英語を話したくなる。

こうしてスノーボードをしながら短期留学を繰り返す生活が10年続いたそうです。
ある意味、うらやましい生活ですよね。
しかし、楽しかったはずの生活が、ある時もの足りなさを感じたそうです。
この人生って社会に貢献していない、と言うか社会と関わりを持っていない・・・

社会に貢献したい。社会に役立つシゴトがしたい。
社会に貢献するシゴトと言えば・・・思い付いたのが警察だったのです!
こうして交番のおまわりさんとして、はじめて人のために、誰かのために働こうと思ったのです。

さて、今までの永瀬さんの話からすると、またモノ足りなくなるのでは?
まさにその通りです。笑
というかシゴトにはやりがいを感じていたが、時はリーマンショック、働き方の変化を感じる時代になっていた。
なぜか分からないけど、このままじゃいけないと焦りを感じたそうです。
そこで出会ったのが島根起業家スクール!
当時まだ現職の警察官でありながら、起業家セミナーに半年通ったのです。
そこで立てたビジネスプランに協力隊でアフリカへ行くと書いていた。

ふぅ、やっと青年海外協力隊が出てきました。
永瀬さんの協力隊生活はまた来週です!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度です!
今月もJICA二本松訓練所・洲崎所長にJICAボランティア事業についてお話頂きましたよ!
今後の可能性や期待することなどなど、時代と共に変化・成長していくJICAボランティアについて今月はタップリお届けしていきます。

いよいよ!いよいよ!
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
また、先週3月26日(土)には、1日体験入隊入門編に多くの方にご参加頂きましてありがとうございました。
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、まずは募集説明会に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

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2016年4月2日(gy) 08:30

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