「ベナン」に派遣されていました、 平山 純子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」5/14放送

こんにちは、DJイタルです!

さーて、GW疲れしていませんか?
GWが終わった途端に、次の連休はいつかとカレンダーをめくった方も多いでしょう。次は7月海の日でしたっけ?まだだいぶ先ですな。
夏まで待てない皆さんもGWの疲れが出る頃ですからね、体調管理は十分に!
あとは5月病に注意やね。
なんか最近眠いもんね・・・zzz。

おっと。
さ、104人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成26年度1次隊で「ベナン」に派遣されていました、
平山 純子(ヒラヤマ ジュンコ)さんです。
職種は「青少年活動」です。
ご出身は、福島県須賀川市です。
現在は、猪苗代養護学校にお勤めです!
学校の先生でございますよ。

あれ?気付きました?
平成26年度1次隊って・・・
そうなんです、協力隊通の方なら分かりましたね。
平成26年度1次隊は、実はまだ派遣中です。今年の7月くらいまで派遣される隊次なんです。
では、なぜ?
イヤになって帰ってきた?何か問題があったの?

では、説明しよう!
JICAの制度の中に、現職参加制度というものがあります。
これは企業や官公庁などの所属先に身分を残したまま青年海外協力隊に参加する制度なんです。社員・職員の 自発的な意志を尊重し、帰国後の活躍にも期待ができる制度なんです。
そして、学校の先生のための制度が、現職教員特別参加制度なんです。
公立学校、国立大学付属学校及び私立学校の教員が「教員」としての身分を保持したまま協力隊へ参加する制度です。
身分を残したまま参加するんですが、帰国後、学校に戻るためには帰って来る時期が重要なんです。
学校は4月から新学期が始まりますので、4月の新学期に間に合うように帰国する必要があります。
そのために教員が現職参加できるのは1次隊のみになります。
4月から訓練が始まり、2年後の3月に帰国するのです。
ようは訓練期間込みで2年間なんです。
通常の協力隊員は70日間の訓練のあと、丸2年間派遣されるのですが、教員の現職参加は派遣期間が少し短くなるのです。

ですので、平山さんは2014年4月から訓練が始まり6月に派遣、今年の3月に帰国しているのです。
まだ帰国して1ヵ月半ですが、ユックリする暇もなく、学校の新学期が始まったところ。帰国して怒濤の日々を過ごしているそうです。
気持ちは日本とベナンの間にあって、まだ気持ちが落ち着かない不思議な感じって言っていましたね。
体内時計も、これからちょっとずつベナン時間から日本時間になっていくのでしょうね。笑


中学生の時に、はじめて見た青い目をした金髪の外国人。
中学校のALTの先生だったそうです。
英語の授業で初めてふれた外国人。話すことが楽しくて、英語が好きになって、
いつしか、英語を使いながら他の国の人と接するシゴトがしたいと思うようになったそうです。

憧れからはじまった英語は、平山さんの人生の大きな選択肢になります。
高校、大学と進学を決める時も英語を専攻するための進路を考えたそうです。
大学では英文科に進学し、大学のプログラムでイギリスに短期留学も。

もちろん英語を使ったシゴトを夢見ていたわけですから、就職もいろいろと考えたと思いきや・・・
就職活動する暇も無いくらい、大学4年になっても授業がいっぱいだったそうです。笑。えーっと普通、大学4年生にもなれば授業は少なくなり学校以外の時間を上手く就職活動に充てたりするはずなんですが・・・
さてはサボってたな?
って言っても遅いワケで、就職活動するより卒業することが第一義となったのです。
この時の経験があるから、‘出来ない気持ち’もよく分かるとか?!

無事になんとか大学を卒業しましたが、さて。
就職活動もままならなかった平山さんが、どうして先生になるかと言うと。
これも運命とか導かれて、って言うとこでしょうか。

正直に言うと、コレだけになると目指していたわけではないですが、学校の先生と言うのも選択肢のひとつだったわけです。
教育に興味もあったので教育課程も受けていたそうです。

大学卒業後は中学校の英語の先生(講師)になります。
これは日本で英語を使える仕事のひとつですよね?
でも、中学校の英語ではモノ足りなかったのでしょうか?
なんと次はワーホリに行ったそうです!!
ワオでしょう?
出ましたワーホリ!ワーキングホリデー!
協力隊参加者の中でもチョイチョイ出てきますね。笑
ニュージーランドとオーストラリアに合わせて3年行っていたそうです。
本人はフラフラしてた頃と言っていましたが、海外で生きることを学び、ある意味、協力隊精神が芽生えた頃でしょうかねえ。笑
おそらく、この海外生活が協力隊の道になっているんでしょうね。

3年間のワーキングホリデーから帰国すると、日本で就職活動です。
教員免許を持っていましたので、先生の募集を探したそうです。
そこで講師の募集があったのが養護学校だったのです。
ここで同僚の先生方の優しさに触れ、教育でこう言った世界もあるのだと思い養護学校の先生を目指すのです。

実は学校の先生と言っても、養護学校などは資格が違うそうです。
通常の教員免許と養護学校で働くための特別な免許がいるそうなんです。
平山さんは養護学校で働きながら、通信とスクーリングで免許を取得したそうです。

いろんな経験を積んで進むべき道が見えてくる、平山さんの道もまさに!
中学校の英語講師からワーキングホリデーに参加して、日本の英語教育の違和感も感じ、学ぶ英語と伝える英語の違いも感じたそうです。
自分の目で海外を見てみれば、世界中にいろんな子供たちがいた。
帰国後養護学校に勤務して、改めて教育の大切さや子供たちへの接し方を考えさせられたそうです。

そして、
何か自分に出来ることはないのだろうかと思ったのが、青年海外協力隊だったのです。

現職参加は責任も大きいけど、それ以上に応援や期待の声も大きいと思うのです。
‘帰る場所がある’‘待っている人がいる’って、大きな支えになりますよね。
自分の夢と志しと、沢山の人の気持ちを胸に旅立って行くのです!

さて来週は、平山さんのベナンの話です。ペナンじゃないよ。笑


 

☆ JICA二本松インフォメーション ☆

5月9日(月)平成28年度JICAボランティアの春募集受付が終了となりました。
福島県内では3月26日の「1日体験入隊〜入門編」から始まり、4月17日(日)には福島市のAOZふくしまで春募集説明会、4月27日(日)に「1日体験入隊〜合格編」を実施いたしました。
県内外から多くの方にご参加を頂き、ありがとうございました!

さて、5月11日には、JICA二本松訓練所でシニア海外ボランティアの修了式が行われました。
35日間の訓練を終えた10名のシニア海外ボランティアは来月下旬からそれぞれの派遣国へ出発していきます。
そして、158名の青年海外協力隊訓練生は引き続き訓練を受けております。

JICA二本松訓練所ではJICAボランティアについての相談や制度の内容、青年海外協力隊やシニア海外ボランティアになるためのアドバイスや各種セミナーの実施、国際理解教育のご相談を受け付けております。
詳しくはJICA二本松のホームページをチェックして下さい!!

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2016年5月14日(gy) 08:30

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