「ウガンダ」に派遣されていました、 大里 郁子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/23放送

こんにちは、DJイタルです!

世間ではサクラが散ったと思ったら、JICA二本松訓練所ではまだ見られるとか?
平成28年度1次隊が今まさに訓練中でしたね。
厳しい訓練の合間に、サクラを愛でる時間ぐらいありますかね。
1次隊はイイなぁ、雪かきもないし、サクラも見れるし、恋の季節だし。
あくまでも個人的な見解ですがね。笑
あー花粉症の人はそれどころじゃないわな。笑

さて、
102人目の今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成22年度2次隊で「ウガンダ」に派遣されていました、
大里 郁子(オオサト イクコ)さんです。
職種は「感染症対策」です。
忠犬ハチ公のふるさと、秋田県大館市のご出身です!
同じ東北人です!
現在は、JICA二本松の診療室で健康管理員をされています。
日夜、JICA二本松の健康を守っているのです。

今週もアフリカンな衣装で登場です!
いかにもアフリカっぽい柄でしょ?!ちょい目立つ!
そうです、大里さんはアフリカに派遣されていたのです。
大里さんが派遣された国が、「アフリカ国のウガンダ県」です!
いやいや、おいおい、ウソウソ。まぁ先週の続きですのでご容赦を。笑

改めまして。大里さんが派遣されていたのが、
東アフリカに位置する「ウガンダ共和国」です。
まぁ大里さんは合格するまでウガンダがドコにあるのかも知らなかった・・・
まして、どんな国かなんて想像もつかなかったのです。
んなもんだから、アフリカって国のウガンダ県って言ってたんです。笑
東アフリカの国ってご紹介しましたが、アフリカのほぼ中央、赤道直下の国です。ヴィクトリア湖に接した内陸国です。
大里さんのウガンダおすすめポイントは、赤道直下と言うことで、北斗七星と南十字星が一緒に見られるそうなんです!
ワーォ、ロマンチックじゃないかい?!
アフリカの星空のもとで愛を語る。女子は好きでしょ!こう言うの!

ウガンダは、安定した気候に豊富な降水量で肥沃な土地に恵まれ、
「 Peal of Africa(アフリカの真珠)」と呼ばれています。
あまり日本では知られていないのですが、アフリカ有数のコーヒー生産国でもあるのです。
大里さんもアフリカでコーヒーを覚えたそうです。

そこで大里さん、ぜひお土産にコーヒーを買いたいと思い、アフリカ最高峰のキリマンジャロに行った時にガイドさんに聞いたそうです。
日本でもコーヒー豆のキリマンジャロは有名でしたので、どのコーヒーが良いのか聞いてみたのです。
そして、現地のガイドさんの答えは・・・・
「ネスカフェ!」

って、ガイドさん、最高っす。笑笑笑。
お湯を注ぐだけでコーヒーが飲めるから便利、って。
ハイ、知ってます!!

さすが、ネスカフェ!万国共通やな。
たしかに開発途上国に行っても、おやつの時間にはネスカフェが出てきますよね。めっちゃ甘いやつ、すでにミルクと砂糖がたっぷり入ったインスタントコーヒーがスパーで売っていますしね。これで太る協力隊員もいるのです。笑。


大里さんの職種は「感染症対策」
現在は、感染症・エイズ対策と言います。
要請によっては、専門的な資格がなくても受験できる人気の職種のひとつです。
大里さんが受験した時は、職務経験3年以上と条件が付いていたそうです。

大里さんはウガンダの東部にある公立病院で地域の中心になる病院に派遣されます。
ここでの活動は、「5S」を活用して、病院をキレイにして患者さんへのサービス向上に繋げると言うプロジェクトだったそうです。

まぁこの番組でも何度かご紹介していますが、改めて「5S」とは・・・
「整理」「整頓」「清潔」「清掃」「躾(しつけ)」
アルファベットの頭文字をとって、5つのSで「5S」なんです。
もともとは日本の自動車メーカーから始まった言葉ですが、今では英語でも文字を充てて、アフリカでも医療や教育の現場で広がっているそうです。

正直、日本では幼稚園・保育所、はたまた家庭で学ぶと言うか身につけるモノという感覚ですが、国が変わればそうはいかんのです。
日本の当たり前は、世界の当たり前じゃないんです。
これを踏まえて、協力隊の活動が始まるんですよね。
踏まえているんだけど、分かっちゃいるけど、この壁、意外とデカイんです。

そう言った環境で5Sを広げる、それを広げる人材育成をするのが大里さんの活動になります。
協力隊員が派遣される配属先には、必ずカウンターパートと呼ばれる一緒に働く同僚がいます(たまにいない場合もありますが・・・)。
なんと大里さんのカウンターパートは日本での研修に参加し5Sを学んでいた人だったので、導入の苦労は少なかったようです。
5S導入の意味や効果を理解しているし、意欲もある。
協力隊の活動で意外と重要なカウンターパートの理解がすでに出来ているのは、これは良いスタートでしたよね。

さて、ですが、スタッフが500人以上もいる地域の中核病院ですので、病院内に広げていくのは、やはりちょいと大変だったようですね。
まぁ一気に500人は無理ですから、まずは組織化を目指し、各所で中心になる人を集めて質向上委員会を作ります。
病院長にも協力してもらいながら、委員会は6人から始まりました。
大事なのは、人材育成と仕組み作り。
でもその前に、意識を変えるコトがまず必要だったのです。
なぜ?何のため?どうやって?やってどうなる?
そもそも意識が無いところに、意識を植え付けるわけですから、こりゃ大変。
一歩間違えれば、文化の押しつけになりかねないのです。
理解し、自発的に必要と思われなければ継続はないのです。
少しづつ時間をかけてお金をかけずに考えてもらう。

次第に病院をキレイにしようプロジェクトはウガンダで盛んになり、タンザニア、ケニア、マラウイと共同で専門家を招いて5Sの広域研修を開催するまでに広がりを見せたそうです。
やりたい人、病院が増えれば、大里さんの活動も忙しくなります。
なんと派遣期間延長しています!最近では珍しいですよね。
大里さんの後任の派遣が決まって、この5Sの活動を続けていけるように、3ヵ月延長したのです。

そして帰国後、なんと、もうすでにウガンダへ2回も行っているそうです!
協力隊から帰ってきて3年ちょっとですが、もう2回も!
今は3代目の隊員が派遣されていて、自分の思いが繋がっているのを感じるそうです。

協力隊員、みんな夢じゃないですか?
自分が派遣された国に、またいつか行ってみたい。
自分のやってきた活動はもちろん気になるけど、
どんな状況であれ、一生思いを馳せる故郷なんですよね。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度がスタートしています!
今月はシリーズでJICA二本松訓練所・洲崎所長に、設立50周年からのこれからの思いや展望などを伺っていますので、ぜひオンエアをチェックして下さいね!

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2016年4月23日(gy) 08:30

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