「コスタリカ」に派遣されていました、 佐藤 広美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/26放送

おめでとうございます、DJイタルです!
ありがとうございます、100人目です!

先週もご紹介しましたが、なんとこの番組、ついに100人目のゲストをお迎えすることになりました!
リスナーさんをはじめ、本当にたくさんの方々の協力のおかげです。

お世話になった皆さまへ、夏にはカルピス、年末にはハムを贈りたい気持ちでいっぱいです。
もちろん気持ちだけですが。笑
いやーキモチだけで本当に申し訳ないんですが、でもキモチだけは‘めいっぱい’です!
本当にありがとうございます!!

次は、めざせ全員です!
青年海外協力隊に参加したすべての人に出演してもらいましょう!
お家に帰るまでが遠足です、のように。
番組出演するまでが協力隊です、みたいな。笑


さぁ先週に引き続き、栄えある100人目のゲストさんです。
青年海外協力隊 平成21年度4次隊で「コスタリカ」に派遣されていました、
佐藤 広美(サトウ ヒロミ)さんです。
職種は「作業療法士」です。
福島県双葉郡浪江町のご出身です!
帰国後は、福島市にある仮設住宅に家族で住んでいらっしゃいます。


佐藤さんが派遣された国が「コスタリカ共和国」
ニッポンから見ると地球の反対側の中米の国。
北にニカラグア、南にパナマ、太平洋にもカリブ海にも面している国。
常夏の国っぽい、バナナ、パイナップル、マンゴーなどトロピカルなフルーツもよく採れるそうです。
甘い物が好きな国で、午後3時には必ず甘い物を囲んで交流するそうです。
そして中南米の国ですからコーヒーも有名ですよね。
まぁ予想がつきますが、やっぱりコーヒーがめちゃくちゃ甘いそうです。
砂糖をタップリ入れて飲むのがコスタリカスタイル。
コスタリカに旅行の際は、コーヒーを頼む時は注意して下さいね。
コーヒーを頼んだら、必ず甘いやつが出てきますから。

自然豊かな国で、国立公園や自然保護区が多く「環境保護先進国」と呼ばれているそうです。
コスタリカはとても自然動物も多いそうです。
まぁ動物が多いのが理由になりませんが・・・
佐藤さんがコスタリカで犬にかまれた数、なんと3回!!
3回って、よほど犬に好かれていますよね。
海外で特に気をつけなければならないのが狂犬病です。
3度目の時はなんとコスタリカ国内にワクチンが無く、隣のニカラグアからJICAの調整員がアタッシュケースに入れて運んでくるコトに。
笑いゴトじゃなくて、これもう大ゴトですよ。
協力隊員の中でも、これ珍記録でしょうね。

コスタリカに行く際は、甘いコーヒーと野良犬に注意ってことですね。


佐藤さんの職種は「作業療法士」
このシゴトは、ケガや病気からの回復を支援する医療的なリハビリテーションや高齢者や子供たちへの福祉や療育といったカタチもあるそうです。

佐藤さんが要請内容から選んだのが子供達への支援です。
コスタリカの首都サンホセから車で3時間の町にある子供達の教育と療育をする施設に配属されます。
発達障害の子供やカラダが不自由だったり車イスの子供たちが通う教育施設で、現地の作業療法士と一緒に療育や生活支援をしていたそうです。
多い日は30人以上の子供たちが集まり、朝のお祈りからモノ作り、生活訓練で掃除や料理、もちろん勉強もありと、実生活を意識したリハビリをされていたそうです。

しかし、まだまだコスタリカでもこう言った施設は少なく、遠くて通えない子供たちや施設を知らない家庭も多かったようです。
そこで佐藤さん達も待つだけではなく、子供たちの家を訪ねて、家庭環境に合わせたリハビリや、通ってくれるように施設の案内にもチカラを入れていたそうです。
また施設を知ってもらうためにも特別支援学校で文化交流をしたり、独立記念日にダンスを踊ったりと活動は様々です。

そして、施設だけではなく、作業療法士も少ないのです。
コスタリカでは作業療法士は新しいシゴトで、まだまだ人が少ないのが実情だそうですが、やっと養成校を増やす動きも出てきたのです。
佐藤さんが派遣されたことで、作業療法士を現場で育てると言うコトも期待されていたのですね。こりゃ責任重大です。
まぁ佐藤さん的には、育てるんじゃなくて一緒に成長していくコトなんですね。
日本はこうしていたけど、コスタリカではどうする?
教えると言うよりは一緒に考えることを大事にして、現地に無いモノは、あるモノを使って作るコトもしていたそうです。

そうすることで出来るコトが少しずつ増えていったそうです。

佐藤さんの私生活でも出来るコトが増えてきた2年目。
日本では、あの震災が起きるのです。

発生当日にコスタリカでもニュースになり大騒ぎだったそうです。
朝、ホストファミリーから伝えられた日本の地震。
JICAの調整員から伝えられた故郷の事故。
ただパソコンと電話の前をウロウロすることしか出来なかったそうです。

地球の反対側で日本を知るには、少し時間がかかりました。
日本の家族の安否を知ったのは、1ヵ月後だったそうです。

まだ協力隊の時間は半分残っている。もっとシゴトがしたい。
コスタリカの為に、青年海外協力隊として出来るコトがまだあるはず。

でも、コスタリカの家族や同僚はみんな同じコトを言ったそうです。
「コスタリカはいいから、日本の家族のために出来るコトをしなさい。」

涙が溢れた。
残るか帰るか、悩んでいる気持ちを打ち消すように背中を押してくれたのです。

2011年7月、コスタリカの家族から段ボールいっぱいのキャミソール?タンクトップ?を持たされて帰国します。
コスタリカは常夏、衣料と言えば袖無しなんです!

浪江町から福島市に避難していた家族の元へ帰ることが出来ました。
そして結婚、そして出産。
震災から5年、もう新たな道が始まっています。

佐藤さんの次の夢は、息子を青年海外協力隊へ!
親子二代で協力隊、いいですねー!
まぁ期待の息子さん、まだ9ヵ月ですけどね。笑




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

先週と今週と2週に渡りまして、JICA二本松訓練所・洲崎所長に50周年を迎えたJICAボランティア事業の今後についてもお話頂きましたよ!

時代と共にボランティアのあり方も変わってきているのですね。

いよいよ4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まります!
3月26日(土)には、JICA二本松訓練所で1日体験入隊入門編を実施します!
また、4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、ぜひ1日体験入隊に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

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2016年3月26日(gy) 08:30

「コスタリカ」に派遣されていました、 佐藤 広美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/19放送

ありがとうございます、DJイタルです!

いやーめでたい!
おめでとうございます!
ありがとうございます!
ついにきました100人目!
よくもまぁ、そんなにいらっしゃいましたね。笑

青年海外協力隊は、50年の歴史の中で4万人を超えるボランティアを送り出してきました。
単純計算でも協力隊経験者400人に1人がこの番組にご出演頂いたことになります。
これスゲェーでしょ!?
でも、意外と身近に‘いる’ってことも知って頂けたかと思うのです。

遠くの特別な人が、遠い国で特別なコトしてるわけじゃないんです。
身近な普通の人が、思ったよりも近い国で、出来るコトをしてるんです。

これからも、あなたの隣りに住んでる協力隊員の、人間味あふれる姿をお届けしていきますよ!
次は、めざせ200人!
いやいや、めざせ1000人です!!

あなたの隣の青年海外協力隊員、ぜひ教えて下さい!
意外と隠れている場合もありますからね。笑

さて、栄えある100人目のゲストは、
青年海外協力隊 平成21年度4次隊で「コスタリカ」に派遣されていました、
佐藤 広美(サトウ ヒロミ)さんです。
職種は「作業療法士」です。
福島県双葉郡浪江町のご出身です!
帰国後は、福島市にある仮設住宅に家族で住んでいるそうです。

あの震災から5年。
あの事故から5年。
まだ故郷に帰れない人達がいるのです。
これが福島の現実でもあります。

佐藤さんは21年度4次隊ですから、東日本大震災の時は派遣真っ直中でコスタリカにいました。
現地コスタリカでも大きく報道されていたそうです。

朝3時頃にホームステイ先の家族に叩き起こされた。
寝ぼけてるのか、何が起きてるのか理解出来なかった。
テレビからは津波の映像が繰り返し流れていた。
どうやら日本という国で大きな地震がおきたらしい。
ホストファミリーの反応で、ただごとでは無いことだけは分かったそうです。

そうしているうちに、現地のJICA調整員から連絡が入った。
福島県の浪江町が大変なコトになっているから、日本の家族に連絡をとる方法を考えようと。
しかし日本への電話はつながらず、家族の誰の安否もわからなかった。

募る不安の中で、家族と連絡がついたのは、それから1ヵ月後だったそうです。
友達からのメールで、父親がテレビに出ていたのを聞いたのです。
浪江町から避難した家族は、福島市の土湯温泉に避難していたそうです。
家族はみんな無事だった。

派遣されてから1年後におきた東日本大震災は、地球の裏側の佐藤さんの活動にも大きな影響を及ぼしたのです。


佐藤さんの協力隊の道は、高校生の時に始まります。
高校生の時に病院で青年海外協力隊のポスターを見かけ、コレだと思った。
青年海外協力隊になるためには何をすればいいの?
協力隊になるためのシゴト探しです。

医療関係にも興味があったそうです。
あ、青年海外協力隊に「作業療法士」という職種があった。
じゃあ、協力隊になるために作業療法士になろうと思ったのです。
不思議でしょ?!先に協力隊があったのです。
作業療法士は協力隊になるための手段でもあった。

って言うと、作業療法士が片手間みたいに聞こえますけど、そんなことはまるでないですよ。夢の協力隊だからこそ、自分が納得してから参加しようと。
しっかりとキャリアを積んで、タイミングを計っていたのです。
ですから協力隊に参加するまで、病院や施設など作業療法士として10年間、最前線で経験を積んだのです。
いつかいつか、ひしひしと。
10年間、思い続けるってスゴいことですよね。

そして、時は来た。
ついに協力隊にチャレンジする時がやってきます。
自分が10年間やってきたこと、特に子供達のケアをやりたい。
協力隊受験では、要請内容を吟味して選びました。

勤務先にも、家族にも、友人にも、秘密で受験したそうです。
実は協力隊受験者、意外と秘密受験も多いんです。笑
合格してから初めて周りに話しますが、周りはビックリですよ!
まぁ事後報告ってやつですね。

ハイ?コスタリカ?ドコデスカ?
周りは納得というより、諦めでしょうか・・・笑
正直、反対もあったけど、最後は後押ししてくれたのです。
送り出してくれた家族に感謝ですね。

そして、もう一人感謝する人が。
佐藤さんは‘独身最後のわがまま’って言っていましたが・・・
そりゃそうよ、旦那(当時は彼氏)さんを2年間待たせるワケですからね。笑
いやー理解のある人です!旦那さんに乾杯!!

帰国して無事に結婚したから良かったですよ。
協力隊員のある国のアンケートでは、‘日本に捨ててきたモノ’で彼氏が上位でしたからね。笑

佐藤さんのニカラグアでの活動は、また来週です!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

3月14日、JICA二本松で平成27年度4次隊の修了式が行われました。
無事に72名の青年海外協力隊員が修了証書を手にしました。
新たな72名の青年海外協力隊員は来週から順次それぞれの国へ派遣されていきます。
JICAボランティアとなった皆さんにはぜひ派遣国の人のために活躍してもらいたいと思います。

修了式の模様、隊員の代表謝辞などJICA二本松のホームページでもご紹介しておりますので、ぜひチェックしてください!

そして、いよいよ4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まります!
3月26日(土)には、JICA二本松訓練所で1日体験入隊入門編を実施します!
また、4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、ぜひ1日体験入隊に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

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2016年3月19日(gy) 08:30

「グアテマラ」に派遣されていました、 猪本 恵美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/12放送

こんにちは、DJイタルです!

昨日の3月11日はどのように過ごされましたか?
あれから5年。
もう5年か、まだ5年か、それぞれの5年があったと思います。

5年前の3月11日は、平成22年度4次隊の修了式でした。
多くの訓練生が訓練も無事に終わり晴れて協力隊員として二本松を旅立った日でもあります。
その数日後には、JICA二本松はJICAの歴史の中で初めて避難所になりました。
多くの避難者を受入れ、初めての避難所運営にJICAスタッフが尽力することになりました。
今の福島の復興の裏にJICA二本松があったことは間違いありません。

もちろん協力隊員も不安の中で派遣されました。
今、日本が大変な時に海外の支援なの?と思った隊員もいたと思います。
でも、任地では多くの温かい支援も頂き、今、自分に出来るコトを頑張ろうと思った隊員も多かったと思います。

そんないろんな思いを忘れないコトが大切だと思うのです。
そのコトを改めて思う日なのかもしれませんね。
3月11日。
昨日あなたは、どんなコトを、誰の顔を思い出しましたか?


今週のゲストは先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成25年度3次隊で「グアテマラ」に派遣されていました、
猪本 恵美(イノモト エミ)さんです。
職種は「環境教育」です。
福島県福島市のご出身です!

猪本さんの派遣された国が「グアテマラ」
最近はコーヒーの産地としても名前を聞きますが、どこにあるか分かりますか?
メキシコの南側にある中米の国。カリブ海にも太平洋にも面した国です。
赤道に近い南国ではありますが、地域によって気候差があるようです。
実はラテンアメリカで、日本人が初めて移民した国ともいわれているそうです。

このラテンアメリカで、猪本さんはどんなシゴトをしてきたのでしょう?
猪本さんの職種は「環境教育」
なにやら難しそう? 
もちろん環境についていろんなコトをするのがシゴト・・・
実はすごく幅の広い職種でもあります。
猪本さんが派遣されたのが‘山を守るNGO’です。
実はグアテマラにも沢山のマヤ遺跡が残っているそうです。
そんなマヤ遺跡がある山を守る団体がこのNGOなのです。
‘マヤ’の‘ヤマ’を‘マモル’です。
もちろんマヤの歴史的な遺跡を残そうと考える人もいますが、その反面、地元で生活している人にとっては、そこにある木は薪になり生活のために山に入るのです。
もうひとつ、山に火をつけて大きく燃え上がればその年は豊作になると信じられているマヤの迷信?があるそうです。
マヤの遺跡がある山を燃やしているのは、マヤの文化を信じている人たちでもあるのです。
良いとか悪いではなくて、文化・風習の話なのです。

そこで猪本さんのシゴトはと言いますと、その山の周りにある小学校を巡回して山の大切さ、自然の大切さを伝える授業をしていたのです。
これ難しい授業ですよ。
文化・風習の問題ですし、生きるためにやっていることですから、頭ごなしに環境を叫んでも伝わるものではないですからね。
そこが猪本さんの苦労したところであり、授業ではかなり意識していた部分だそうです。
小学校4〜6年生の子供たちにどう伝えていけばいいのか?
教科書もなし、マニュアルもなし、グアテマラの授業スタイルを知ることから始めたそうです。
最初の1年は本当に準備の時間でもあったそうです。
長期的なプランで1年間を通して授業をすすめられる準備をして、自分がカリキュラムを立てた2年目が勝負の年になったのです。
水、ゴミ、空気、土、地球温暖化、生態系と6つのテーマに分けて授業をしていたそうです。
身近な地域の課題から地球規模の問題まで幅広い授業をしていたそうです。
また、その守るべき山へ課外授業にも出かけたそうです。
子供達は実際に山を見せるコトで、自分たちの身近な問題として意識させたかったのです。
まぁ子供達にとってはピクニックですから、何日も前から楽しみしていたそうです。やっぱり楽しみながら学ぶことも大事なんですね。

協力隊の活動の中で大事なのが、協力してくれる人との出会いです。
猪本さんは、JICAのプログラムで日本に来たことのあるグアテマラの環境省の人と出会ったのです。
猪本さんの活動に興味を持ってくれたのです。
このグアテマラの環境省の人の協力のもと、一緒に中学校や高校をまわって出前授業もされていたそうです。

こうした出会いによって活動が大きく広がっていくのですね。


さて猪本さんのグアテマラでの私生活はと言うと、
めちゃくちゃモテたって!!
黒髪、色白がモテるらしく、まさに猪本さんがソレです!
人生一番のモテ期をグアテマラで過ごしたようです。笑



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

震災から5年が経ち、昨日の3月11日JICA二本松では震災に関する特別講座を実施しました。
日本が震災から復興に向かう姿をぜひ派遣国の方々にも伝えて頂きたい。
様々な視点を持って2年間のJICAボランティアを経験した隊員には、ぜひ日本のさらなる復興のためにチカラを尽くしてもらいたいと思います。
明後日は、いよいよ修了式です。
72名の青年海外協力隊員が修了証書を手にします。
JICAボランティアとなった皆さんにはぜひ派遣国の人のために活躍してもらいたいと思います。

そして、いよいよ4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まります!
3月26日(土)には、JICA二本松訓練所で1日体験入隊入門編を実施します!
また、4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、ぜひ1日体験入隊に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

訓練の様子は、JICA二本松のFacebookページで随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
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2016年3月12日(gy) 08:30

「グアテマラ」に派遣されていました、 猪本 恵美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/5放送

こんにちは、DJイタルです!

カウント〜ダウ〜ン!
ついに、この番組!
ついに、ゲストが!
ついに、99人目っす!
キター!ゾロ目!確変!あざーっす!
ヤバい、興奮が止まらない・・・


さ、落ち着いてまいりましょう、今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度3次隊で「グアテマラ」に派遣されていました、
猪本 恵美(イノモト エミ)さんです。
職種は「環境教育」です。
福島県福島市のご出身です!

そうそう、先週のゲスト「鈴木沙織さん」と同じ隊次、同期ってやつですね。訓練所も一緒だって!
先月、東京で協力隊の同期会があって同じく参加していたそうです!
やっぱ繋がっているんですね。

平成25年度3次隊ですから、まぁ帰って来たばかりですね。
去年の12月24日クリスマスイブに日本に帰って来たそうです。
何ていうタイミングなんでしょう?!
久しぶりの日本はクリスマスに浮かれていたんでしょうね。笑

でもね、さすがラテンの国から帰ってきた人は違いますよ!
グアテマラは毎日が祭りのように賑やかだから、逆に日本のクリスマスのおとなしさに拍子抜けしたって・・・
新宿のクリスマスですら、なんかモノ足りなかったそうです。笑
グアテマラ恐るべし!毎日がフェスティバル!?
毎日が歌舞伎町を超える騒がしさですかい?

そんなグアテマラの話は来週にとっておいて。
今週は猪本さんの成長記です。

福島市に生まれた少女の夢は美容師さん。
母親が通う美容室の美容師さんに憧れ、自分もいつかオシャレで笑顔が素敵な美容師になると思っていたのです。
こりゃ、美容師で青年海外協力隊という道もあったかもしれませんね。笑

時は過ぎて、高校生に。
次に憧れたのが楽しそうに授業をする英語の先生でした。
そんな先生の影響もあって英語に目覚めたそうです。
一人の先生との出会いが、大きく人生を変えるのですね。
もっと英語を学びたい。
海外へ行きたい。
自分もいつか英語の先生になりたい。
猪本さんの夢は膨らんでいきます。

しかし、夢の前に現実がやってきます。
「英語の勉強のために留学がしたい」と先生や両親に相談したそうです。
返ってきた答えが「英語をただやりたいと言う漠然とした目的ではダメ!」
厳しい答えでした。
「英語はコミュニケーションをとるための道具だから、英語は目的じゃない」
「英語を使って何をしたいのか、やりたいことが何なのかが大事」
たしかに正論です!

それに反論することが出来ずに、留学を諦めてしまったのです。
「もういい、はい、わかりましたっ!」
猪本さん、ふてくされたのです。笑
笑っちゃいけないけど、思春期ってやつですかね?
大人は分かってくれない?もどかしいよね。

そうして猪本さんのふてくされた答えは、フリーターになる!でした。
でもねぇ、やっぱ長くは続かないんですね。
アルバイトの目的は何?このまま続けていいの?
夢は何だった?将来はどうしたい?いろんなコトが不安になったそうです。

そんな時に知り合いの方から子供達に英語を教えてみないかと勧められます。
そこはチャーチスクールと呼ばれるフリースクールのような学校だったそうです。こうして教会で英語を教える先生になったのです。
英語は大好きだったし、子供も大好きだった。
沢山の子供達に囲まれ、教える楽しさを知ったのです。
ただ、それと同時に、教えれば教えるほど子供たちに応えられない自分にも気付いたそうです。
教えたいのに教え方が分からない・・・もどかしさを感じたのです。

「ちゃんと英語教育を学びたい。」
そうして新たな夢のために短大進学を決意するのでした!
フリーター2年、チャーチスクール2年。
周りと比べれば4歳年上の受験生になったのです。
正直、不安もあったけど、それより大きい夢があったから乗り越えられた。

短大に入学して、ここでも大きな出会いがあったそうです。
なんと、この短大で講師をしていたのが協力隊OVの岡田マキさんです!
昨年、この番組にもご出演頂きましたよ!
(※当ブログバックナンバー 2015年2月28日3月7日 参照)
昨日のようにイキイキと体験談を話す岡田さんを見て、私もこうなりたいと思ったそうです。
いやぁ、スゴイ人に会いましたね〜!
まさにこの出会いが猪本さんの協力隊参加のキッカケのひとつになったのは間違いないですね。

短大での勉強はとても楽しかった。
そしてもっともっと深く学びたいと思ったそうです。
もう学ぶ意欲がスゴイでしょ?自分でもスポンジのようだったって。

ついには、短大から福島大学に編入するのです!
そして、またここでもいろんな出会いがあるんですね。
福島大学では、国際交流のイベントやサークルにも参加。
そこで協力隊OVやJICA関係者と出会い、また留学生とも交流があったり、グローバルな視野を得るコトができたそうです。

そして大学卒業後の進路として、ついに青年海外協力隊を受験します!
大学時代に出会った沢山の方の応援、協力があり、応募書類の書き方から面接対策まで、できる限りの準備をして受験に望んだそうです。
何より近くに相談できる協力隊OVがいるのは心強かったですね。

そして結果は見事、一発合格!!
そう、利用できるものは利用するが勝ちです!笑

ただ、まぁ一発合格だったんだけど・・・希望した国じゃなかった・・・
ん〜、さて、どうすっかな?
正直迷ったそうです。でも。

26歳で大学卒業、4年遅れの新卒採用、やっぱり今しかない。
どこにあるか分からないけど、グアテマラ行きを決意したのです!

さぁて、猪本さんのグアテマラの話はまた来週です。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松では72名の青年海外協力隊候補生が訓練に励んでいます!
1月5日から始まった訓練も残すところあと2週間となりました。
この2ヵ月で訓練生の顔つきもだいぶ変わりましたね。
3月14日の修了式では全訓練生が晴れて青年海外協力隊員として修了証書を手に出来るように、スタッフ一同全力で支えていきたいと思います。

そして、いよいよ4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まります!
3月26日(土)には、JICA二本松訓練所で1日体験入隊入門編を実施します!
また、4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、ぜひ1日体験入隊に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

訓練の様子は、JICA二本松のFacebookページで随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

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2016年3月5日(gy) 08:30

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