「ケニア」に派遣されていました、 永瀬 光さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」4/2放送

こんにちは、DJイタルです!

春ですね〜。
福島でも桜が咲き始めまして、春の訪れを感じますね。

そう新年度です!
前回で100人目のゲストを迎えたこの番組!
この4月からもタップリとJICAボランティアの魅力をお伝えしていきますよ!
新年度も、よろしくお願いします!
と言うか、よろしくお願いしました!


101人目の今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度1次隊で「ケニア」に派遣されていました、
永瀬 光(ナガセ ヒカル)さんです。
職種は「村落開発普及員」です。
出雲の国、島根県のご出身です!

御年41歳!
25年度1次隊ですので、去年帰国されています。
派遣中にシニアボランティアの年齢になった、協力隊最年長組です!
青年海外協力隊は応募時点で40歳未満であれば応募できます。
年齢を考えると最後のチャンスと思い、駆け込み応募する方もいらっしゃいます。
永瀬さんの場合、38歳応募、39歳派遣、派遣国で40歳に!
もちろん訓練所でも、ほぼ最年長!
およそ20コ下の若い訓練生と一緒に同じ訓練をします。笑
えーって思うかもしれませんが、安心して下さい。
訓練所に入れば同じ思いを持った同期ですから、あまり年齢は関係ないのです。むしろ今まで自分がいた環境よりも、よほど気が合う仲間に出会えます。
だって訓練所は、志しが同じ仲間が集う場所なんですから。


永瀬さんは38歳で協力隊に応募します。
それまでの前職はなんと、警察官です!
そうポリスメン!国家権力です!

実は永瀬さんの父親が警察官で、父親の姿を見て小さい頃から警察に憧れていた・・・ワケではないそうですっ!
イヤ、むしろ警察には絶対ならない、とさえ思っていたそうです。

じゃ、なぜ警察官に?
永瀬さんが警察官になったのは30歳。
警察官に応募できるのは30歳までとか?こちらもギリギリだったとか。笑
それまでの永瀬さんは、自由人です!
まぁ言い方次第ですが、ようはアルバイト生活だったのです。

高校卒業後、大学に進学したもののやりたいことが見つからず、大学にも違和感を感じ大学を辞めてしまったそうです。
何か人と違ったことがしたい。なにか冒険したい。
映画などエンターテイメントの世界に興味があった。
役者になれば役を通じていろんな経験が出来るのではないか?
そうして俳優になるために上京します。
よくありそうな上京サクセスストーリーですが・・・
映画やドラマのようにそう簡単にはいかないんですね。
俳優養成所に通うも、何かここでも違和感を感じるのです。
上京して1年で養成所を辞めてしまったそうです。

さて、夢を見失ってしまいましたが、でも生きていかなければならない現実。
ここからアルバイト生活が始まります。
飲食店など接客業のアルバイトをしていましたが、ある時、アルバイト情報誌の最後のページでみつけた沖縄でのアルバイトに目を奪われたのです。
 −これってパラダイスじゃん!
沖縄のリゾートホテルでベルボーイのバイトだったそうです。
こういったリゾート系のアルバイトは期限があります。
シーズンの繁忙期に期間限定で全国からアルバイトが集められるのです。
当然、契約期限満了になると次のあてを探さなければなりません。
楽しかった沖縄でのアルバイトも3ヵ月で終了です。
そんな時、そこで出会った人が次に長野のスキー場に行くと言います。
 −それ、チョー楽しそう!
そうして冬の長野へ。これも冬期限定のリゾートバイトです。
ここでスノーボードの楽しさに目覚めてしまいます。
お金を稼ぎながらスノーボードも滑り放題、なんてイイところなんだろうと思ったそうです。
そして、このリゾートバイトは全国から人が集まってきますので、そこでいろんな出会いもあるのです。
その長野のスキー場で出会った人が興味をそそる人で、冬が終わってもまだ滑り足りないからニュージーランドに行くと言うのです。
ニュージーランドは南半球、日本とは季節が逆です。
 −夏はニュージーランドでスノーボード、行ってみたい!
ついにはニュージーランドに行ってしまったのです。
出会いに導かれたとは言え、この行動力はスゴイですよね。笑
そして、ただスノーボードするだけではもったいないから、平日は語学学校に通って英語を勉強しようと思ったのです。
ここから永瀬さんの人生に‘英語’が加わったのです。
高校の英語のテストで赤点を取っていたし、海外に特に興味があったわけじゃないけど、遊ぶために英語が必要だった。
‘英語’は目的じゃなくて手段ってことですよね。

英語を手に入れることで、世界が広がったと言います。
最初は挨拶だけだった。
だんだん聞いたことがある言葉が増えてくる。
すると言葉の意味を聞けるようになる。
そこにいることが楽しくなる。
英語を話したくなる。

こうしてスノーボードをしながら短期留学を繰り返す生活が10年続いたそうです。
ある意味、うらやましい生活ですよね。
しかし、楽しかったはずの生活が、ある時もの足りなさを感じたそうです。
この人生って社会に貢献していない、と言うか社会と関わりを持っていない・・・

社会に貢献したい。社会に役立つシゴトがしたい。
社会に貢献するシゴトと言えば・・・思い付いたのが警察だったのです!
こうして交番のおまわりさんとして、はじめて人のために、誰かのために働こうと思ったのです。

さて、今までの永瀬さんの話からすると、またモノ足りなくなるのでは?
まさにその通りです。笑
というかシゴトにはやりがいを感じていたが、時はリーマンショック、働き方の変化を感じる時代になっていた。
なぜか分からないけど、このままじゃいけないと焦りを感じたそうです。
そこで出会ったのが島根起業家スクール!
当時まだ現職の警察官でありながら、起業家セミナーに半年通ったのです。
そこで立てたビジネスプランに協力隊でアフリカへ行くと書いていた。

ふぅ、やっと青年海外協力隊が出てきました。
永瀬さんの協力隊生活はまた来週です!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

さぁ新年度です!
今月もJICA二本松訓練所・洲崎所長にJICAボランティア事業についてお話頂きましたよ!
今後の可能性や期待することなどなど、時代と共に変化・成長していくJICAボランティアについて今月はタップリお届けしていきます。

いよいよ!いよいよ!
4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まりました!
また、先週3月26日(土)には、1日体験入隊入門編に多くの方にご参加頂きましてありがとうございました。
JICAボランティアを目指す皆さんのご応募お待ちしています!

そんな皆さんへ!
4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、まずは募集説明会に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

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2016年4月2日(gy) 08:30

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