「コスタリカ」に派遣されていました、 佐藤 広美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」3/19放送

ありがとうございます、DJイタルです!

いやーめでたい!
おめでとうございます!
ありがとうございます!
ついにきました100人目!
よくもまぁ、そんなにいらっしゃいましたね。笑

青年海外協力隊は、50年の歴史の中で4万人を超えるボランティアを送り出してきました。
単純計算でも協力隊経験者400人に1人がこの番組にご出演頂いたことになります。
これスゲェーでしょ!?
でも、意外と身近に‘いる’ってことも知って頂けたかと思うのです。

遠くの特別な人が、遠い国で特別なコトしてるわけじゃないんです。
身近な普通の人が、思ったよりも近い国で、出来るコトをしてるんです。

これからも、あなたの隣りに住んでる協力隊員の、人間味あふれる姿をお届けしていきますよ!
次は、めざせ200人!
いやいや、めざせ1000人です!!

あなたの隣の青年海外協力隊員、ぜひ教えて下さい!
意外と隠れている場合もありますからね。笑

さて、栄えある100人目のゲストは、
青年海外協力隊 平成21年度4次隊で「コスタリカ」に派遣されていました、
佐藤 広美(サトウ ヒロミ)さんです。
職種は「作業療法士」です。
福島県双葉郡浪江町のご出身です!
帰国後は、福島市にある仮設住宅に家族で住んでいるそうです。

あの震災から5年。
あの事故から5年。
まだ故郷に帰れない人達がいるのです。
これが福島の現実でもあります。

佐藤さんは21年度4次隊ですから、東日本大震災の時は派遣真っ直中でコスタリカにいました。
現地コスタリカでも大きく報道されていたそうです。

朝3時頃にホームステイ先の家族に叩き起こされた。
寝ぼけてるのか、何が起きてるのか理解出来なかった。
テレビからは津波の映像が繰り返し流れていた。
どうやら日本という国で大きな地震がおきたらしい。
ホストファミリーの反応で、ただごとでは無いことだけは分かったそうです。

そうしているうちに、現地のJICA調整員から連絡が入った。
福島県の浪江町が大変なコトになっているから、日本の家族に連絡をとる方法を考えようと。
しかし日本への電話はつながらず、家族の誰の安否もわからなかった。

募る不安の中で、家族と連絡がついたのは、それから1ヵ月後だったそうです。
友達からのメールで、父親がテレビに出ていたのを聞いたのです。
浪江町から避難した家族は、福島市の土湯温泉に避難していたそうです。
家族はみんな無事だった。

派遣されてから1年後におきた東日本大震災は、地球の裏側の佐藤さんの活動にも大きな影響を及ぼしたのです。


佐藤さんの協力隊の道は、高校生の時に始まります。
高校生の時に病院で青年海外協力隊のポスターを見かけ、コレだと思った。
青年海外協力隊になるためには何をすればいいの?
協力隊になるためのシゴト探しです。

医療関係にも興味があったそうです。
あ、青年海外協力隊に「作業療法士」という職種があった。
じゃあ、協力隊になるために作業療法士になろうと思ったのです。
不思議でしょ?!先に協力隊があったのです。
作業療法士は協力隊になるための手段でもあった。

って言うと、作業療法士が片手間みたいに聞こえますけど、そんなことはまるでないですよ。夢の協力隊だからこそ、自分が納得してから参加しようと。
しっかりとキャリアを積んで、タイミングを計っていたのです。
ですから協力隊に参加するまで、病院や施設など作業療法士として10年間、最前線で経験を積んだのです。
いつかいつか、ひしひしと。
10年間、思い続けるってスゴいことですよね。

そして、時は来た。
ついに協力隊にチャレンジする時がやってきます。
自分が10年間やってきたこと、特に子供達のケアをやりたい。
協力隊受験では、要請内容を吟味して選びました。

勤務先にも、家族にも、友人にも、秘密で受験したそうです。
実は協力隊受験者、意外と秘密受験も多いんです。笑
合格してから初めて周りに話しますが、周りはビックリですよ!
まぁ事後報告ってやつですね。

ハイ?コスタリカ?ドコデスカ?
周りは納得というより、諦めでしょうか・・・笑
正直、反対もあったけど、最後は後押ししてくれたのです。
送り出してくれた家族に感謝ですね。

そして、もう一人感謝する人が。
佐藤さんは‘独身最後のわがまま’って言っていましたが・・・
そりゃそうよ、旦那(当時は彼氏)さんを2年間待たせるワケですからね。笑
いやー理解のある人です!旦那さんに乾杯!!

帰国して無事に結婚したから良かったですよ。
協力隊員のある国のアンケートでは、‘日本に捨ててきたモノ’で彼氏が上位でしたからね。笑

佐藤さんのニカラグアでの活動は、また来週です!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

3月14日、JICA二本松で平成27年度4次隊の修了式が行われました。
無事に72名の青年海外協力隊員が修了証書を手にしました。
新たな72名の青年海外協力隊員は来週から順次それぞれの国へ派遣されていきます。
JICAボランティアとなった皆さんにはぜひ派遣国の人のために活躍してもらいたいと思います。

修了式の模様、隊員の代表謝辞などJICA二本松のホームページでもご紹介しておりますので、ぜひチェックしてください!

そして、いよいよ4月1日から平成28年度JICAボランティア春募集が始まります!
3月26日(土)には、JICA二本松訓練所で1日体験入隊入門編を実施します!
また、4月17日(日)には福島市のAOZ(アオーゼ)ふくしま4階で春募集の説明会を開催します。
そして5月1日(日)にはJICA二本松で1日体験入隊合格編を実施します!

ボランティアには興味あるけど経験がない方、開発途上国に興味がある方、何が出来るか分からないけど何かしたいという熱い方、ぜひ1日体験入隊に参加してみませんか?
夢をカタチにするチャンスです!
詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい!

訓練の様子など、JICA二本松のFacebookページも随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年3月19日(gy) 08:30

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