「ボリビア」に派遣されていました、宮嶋 昭さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」2/6放送

こんにちは、DJイタルです!

さぁ、いよいよカウントダウンです。
何がって?
記念すべき100人に向けて、めでたいカウントダウンっす!
みなさまにご愛顧頂きまして、もうすぐ出演者が100人になります!

さぁ、今週のゲストは、97人目です!
シニア海外ボランティア 平成21年度2次隊で「ボリビア」に派遣されていました、宮嶋 昭(ミヤジマ アキラ)さんです。
御年64歳でございます!
職種は「水資源開発」です。

先週の猪口さんに続き、カッコイイおじさんをご紹介します!
まだまだ若いモンには負けてられませんってオーラがビシビシ出てる!
でもギラギラした感じじゃなくて、覇気っすよ、覇気!
いやー、マジ、かっけーのよ!
なんと登場のご挨拶もスペイン語でしたよ!

宮嶋さん、見た目もスゴい若いのです。
御年64歳ってご紹介しましたけど、全然見えない!
写真見ていただければ分かりますでしょ!?
カッコ良く年を重ねるってのは、こう言うことですよね。

神戸のご出身です、なんかシティボーイの匂いもチラホラしますね。笑
宮嶋さんの明るい性格も神戸の雰囲気や瀬戸内海の晴れやかな気候の影響があるのかもしれませんね。
小学2年の時に、福島県二本松に引っ越されて来たそうです・・・
ってことは、神戸歴よりも福島歴の方が断然長いわけで、ほぼ福島人ですね。
もう二本松って聞いただけで、急に親近感が湧きます!

小さい頃から海外に興味があったそうです。
宮嶋さんは戦後のお生まれですが、おじいさんもお父さんも叔父さんも軍人として海外に行かれていて、海外の話を聞く機会が多かったようです。
海外への興味は膨らみ、大人になったらなんとか日本を脱出しようと思っていたそうです。
いつかは海外に行ってみたいという思いがそれからずーっと心の中にあったそうです。

しかし、なかなか現実は難しかったと言います。
学校を卒業すると働くことが当たり前で、働くことは生活のため。
いつしか海外への思いは、日本の中で埋没してしまったそうです。

でもね、諦めていたわけじゃないんです。
人それぞれ環境や事情がありますから、タイミングを計っていたと言う方が正しいのかな。
若さや勢いじゃないチャレンジがあるのですよ。
日本で培ったその社会経験こそが、シニア海外ボランティアで活かされることになるのです。

シニア海外ボランティアで派遣されるまで宮嶋さんは水道のコンサルタントの会社に勤めていたそうです。
市町村の水道の規模予測、施設計画・設計、水源の開発、水処理と水道に関わる様々な仕事をされていたそうです。
水道はインフラですから、町づくりの一部でもあるわけですよね。
僕たちが当たり前に使っている水道も、当たり前じゃない国が世界には沢山あります。
水資源の開発が町づくり、国づくりに繋がる。
それが出来るのも専門的な知識と経験を持ったシニアのチカラなんです。

宮嶋さんのシニア海外ボランティアの決断は、59歳。
定年までほんのちょっとの時間を残して決断をしたのです。
60歳定年まで待てない、体が元気なうちにチャレンジしたいと思ったのです。
子供たちも成長し手が離れた、今しかないと思ったそうです。
「水資源開発」という職種を見つけた時、まさに自分にピッタリだと思った。自信があったわけではないけど、これなら出来ると思ったそうです。

さて、年齢はいくつだろうとJICAボランティアは試験があります。

初めての受験は、アフリカ・マラウイで井戸掘りの要請だったそうです。
語学試験では、まったく英語が聞き取れなかった・・・
予想通り、不合格でした。

それから仕事の合間を縫っては、必死に英語の勉強をされたそうです。
とりあえず英語を聞き続けたそうです。
CDやラジオで英語のヒアリング、耳を慣らしていたそうです。
そして不合格から7ヶ月。
ついに2回目のチャレンジで合格したのです。

ラテンの空気に誘われて、何としても行きたかった南米はボリビア!
なぜかラテンの陽気さが自分に合うと思ったそうです。

実はシニア海外ボランティアは派遣国に家族が同伴することが出来るのです。
宮嶋さんも奥さんに相談したそうですが・・・勝手に行って下さい、と。
いやいや変な感じじゃなくてね。笑
ちゃんと応援して送り出してくれたから行くことができたそうです。
支えがあったからこそ、いてくれたからこそチャレンジできたそうです。
奥さんには、とってもとっても感謝しているのです。

さぁ合格の後は、続いては訓練です。
ボリビア派遣の訓練生は、JICA駒ヶ根(長野県)で訓練を行います。
青年だろうがシニアだろうがJICAボランティアは訓練があります。
同じひとつ屋根の下で訓練です。
年齢も性別も出身も経歴も違う人達が集まって共同生活をする。
それも上下関係がなく、みんなが同期。
大人になってからこういった経験ってまず無いっすよね。
一般的な企業、組織では考えられない集団ですよね。
同じ夢を持って集まった人達。
同じ国に派遣される同期は、仲間と言う一生続く関係になるんですね。
そんな仲間たちと一緒に派遣国に旅立つのです。

宮嶋さんのボリビアでの活動は、また来週です!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松では平成27年度4次隊の訓練が行われています。
1月5日から始まった訓練も、1ヶ月を過ぎました。
2月6日(土)は午後からOV-DAY任国事情、就職別活動セミナーの講座を行います。
今日の講座では、最近まで協力隊員として活動していたボランティアを訓練所に招待し、訓練生に派遣国の様子や活動の話、実際の現場で想定される問題点や文化の違いなどを話して頂きます。
訓練生も実際に派遣される任地をイメージして、より実りある訓練を行うことでしょう!

また、JICA二本松では、2月8日(月)に中間テストを行います。
訓練生はここまで学んだ成果を発揮し、また、これからの語学に対する姿勢や自分自身の弱点などを見つけ出します。

そして、2月9日にはいよいよシニア海外ボランティアの修了式を行います。
10名のシニア海外ボランティアが修了証書を手にします!

訓練や修了式の様子は、JICA二本松のホームページやFacebookページでも随時更新しています。
ぜひチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2016年2月6日(gy) 08:30

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