「ソロモン諸島」に派遣されていました、 福島市出身の猪口 正顕さん |
「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」1/23放送 押忍、DJイタルです! まぁ暖冬だと油断していたら、まさかの雪でしたよね。 キモチは暖冬気分ですから、冬をちょっとなめていました・・・ お天気さんはちょっといじわるなんすかねぇ?! まだちょっと寒い日が続きそうですので体調管理にご注意ください。 そう、なんとこの番組の出演者がまもなく100人になるんです。 青年海外協力隊、シニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニアボランティアと多くのJICAボランティアOV(経験者)の方にご出演いただいておりましたが、今回のゲストさんで96人目でございます! 青年海外協力隊員って、意外と身近にいらっしゃるのです。 さぁ、96人目の今週のゲストは、 平成1年度2次隊で「ソロモン諸島」に派遣されていました、 福島市出身の猪口 正顕(イノグチ マサアキ)さんです。 御年63歳でございます。 職種は「空手」です、押忍! ついに出ましたニッポンのKARATEです、オッス! 日本の文化を伝える伝道師です、おっす! 水泳、バスケ、バレー、サッカー、野球など、今までスポーツ隊員と呼ばれるスポーツ指導の協力隊員もご紹介してきましたが、ついに来ました初の「空手」隊員さんです、押ッス! 青年海外協力隊では空手がシゴトになるんです、オイッス! 猪口さん、平成1年度の隊次と言うことは・・・今年は平成28年でしょ? な、なんと25年以上前の隊員さんです。これまたスゴイでしょ? 思い出しながら久しぶりに記憶の引き出しを開けて頂きました。笑 まぁ猪口さん、いろんな経験をされています。 本当に人生を語って頂くと30分の番組ではとうてい終わらない、3ヶ月クールでやらないと語り尽くせない人生経験をお持ちです。 なんと協力隊に参加するまでに30回くらい職場を変えているとか? いろんな人生経験が協力隊に活かされているんですね。 まず海外に興味を持ったのは15歳くらいの時だったそうです。 「すばらしい世界旅行」というTV番組で紹介されたパプアニューギアに興味を持ったのです。 石器時代さながらの原始的な生活に憧れ、自分もそんな生活をしてみたいと思ったそうです。 猪口さんの海外への興味とは、まさに協力隊が派遣されている開発途上国への興味だったそうです。 いつか行ってみたい、いつか生活してみたい、漠然と憧れを抱きます。 でも、これは漠然すぎて全然現実的じゃなかったそうです。 で、現実的な憧れになったのが「東京」です。 パプアニューギニアと東京、憧れの対象がまったく逆のようなんですが?! そりゃそうです、目的が違いますから。 15歳の猪口少年が目指したのは、ボクシングの世界チャンピオンです! 当時から格闘技に興味があり、少々腕っぷしにも自信があったそうです。 世界チャンピオンになれば2000万円稼げる。 これを目標に単身15歳で東京に出たそうです。 昼間はおそば屋さんで働きながら夜はボクシングジムでトレーニングの日々。 そうして猪口少年は16歳になり、17歳になり、ある時気付くのです。 自分の実力では世界チャンピオンになれない・・・ 正直に言えば、1年くらいで気付いたそうです。 まぁボクシングに限らず、世界に挑戦することは簡単ではないんですね。 さて、夢を失ってしまった18歳の猪口少年、いやもう青年でしょうか。 実家の農業でも手伝うかと思っていると、知り合いから自衛官にならないかと勧められたそうです。 ただし受験した3割くらいの人しか合格できないから、と言われていたそうですが、ためしにダメ元で受けてみると、3日後に合格の連絡がきたのです! 今思えば、勧めた知り合いの作戦勝ちだったのかもしれないと。笑 受けさせるための口実だったのか、猪口さんの性格を読んで3割しか受からないと言ったのか、とにかく何より一番驚いたのは猪口さんだったようです。 まんまと作戦にハマった猪口さんは、見事自衛隊に入隊します! では、陸、海、空とある自衛隊ですが、猪口さんはと言うと・・・ なんと、全部!コンプリートです! 陸海空、すべての自衛隊に所属歴があります! 最初は海外に行く機会が一番あるだろうと海上自衛隊へ。 その後、航空自衛隊。 そして、陸上自衛隊。 トータル10年、自衛官として社会経験を積んでいくのです。 そして、これもやっぱり巡り合わせなんですかね。 陸上自衛隊の時代に市ヶ谷にいたそうです。 当時、この市ヶ谷周辺にJICAの事務所があったそうです。 ソバ屋で働いていた頃に、出前を届けに何度か行ったことがあったので、JICAがあることは知っていたそうです。 で、なんと、このJICAの事務所に聞きに行ったそうです。 え?いったい何を? 「何か海外に行ける方法・手段はありませんか?」と。 もっぱら近所だからと言う理由でしたが、この行動力がスゴいですよね。 そして、出てきた答えが、なんと移住! 今聞くとちょっとビックリなんですが、JICAがまだ国際協力事業団の時代には事業内容に海外移住があったのです。 2003年の独立行政法人化の時に海外移住事業が廃止されますが、それまでは海外移住に関してもJICAで相談できたんですね。 移住!それを聞いた猪口さんはすぐに決意したそうです。 そして、28歳、ついにブラジルに移住したのです。 このブラジル移住で出会ったのが、テコンドーです。 ブラジルでテコンドーの魅力に惹かれ、ついには黒帯を取りテコンドーの道場まで開くようになるのです。 初めてテコンドー見た時は、道着を着ているし空手みたい!と思ったそうです。 実は猪口さんが空手を本格的に始めたのは自衛官時代。 この空手の経験があったからこそ、テコンドーに入りやすかったと言います。 そしてこのテコンドー道場での指導経験が、協力隊での空手指導に活きることになるのです。 猪口さんの協力隊に参加するキッカケは、「月刊 空手道」 その空手雑誌の中に、あなたも海外で空手を教えてみませんか?と協力隊の募集記事があったそうです。 スゴイ!まさに決め打ち募集!空手職種オンリー! その募集を見て、まさにコレだと思ったそうです。 猪口さんの青年海外協力隊の空手道はまた来週です、押忍! ☆ JICA二本松インフォメーション ☆ 現在、JICA二本松では平成27年度4次隊の訓練が行われています。 今日1/23は、救急法の講座を行います! この講座では、医療設備の整っていない国に派遣される青年海外協力隊員が、切り傷や出血を伴うケガをした場合に備えた実践的な処置の方法を学びます。 また昨日はスポーツ大会を実施しました! 青年海外協力隊の訓練所では班ごとに分かれて生活をします。 昨日行われたスポーツ大会も派遣国や職種、年齢に関係なく、生活班ごとに参加します。 そしてスポーツ大会の企画や運営も訓練生が行っているのです。 訓練生同士のコミュニケーションだけでなく、実際に派遣国で活動を展開するにあたり、イベントや勉強会の企画・運営を想定した訓練となっております。 JICAの派遣前訓練では、ただ与えられた講座をこなすことよりも、講座を通してどのように成長したいか、与えられた時間をどのように過ごすのか、という積極的な姿勢が求められます! そして、大発表!! いや、まだココだけの話なんですが、 JICA二本松のYouTubeチャンネルが、まもなく開設します!! いや〜楽しみや〜。 オープンしましたら、すぐ直ちに真っ先にご報告します! 訓練の様子はJICA二本松Facebookページで随時更新しています。 チェックして下さいね! アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc あなたの「いいね!」お待ちしております。 合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。 キミノチカラFacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818 |
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