「タイ」と「パナマ」派遣されていました、 森田 久夫さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」12/5放送

こんにちは、DJイタルです。

いよいよ師走ですね〜。
なんか今年は暖冬らしいのですが、どうでしょう?
まぁ別に暖かくはないわな・・・やっぱ冬だす。
こういった冬はドカ雪が降るとか?!
暖冬だからと油断は出来ないですね。
さぁて冬支度しましょ!


今週のゲストは、先週に引き続き、
シニア海外ボランティアで「タイ」と「パナマ」派遣されていました、
森田 久夫(モリタ ヒサオ)さんです。
職種はタイでは「農業指導」、パナマは「有機農業」です。
農業教員からシニア海外ボランティアの世界へ飛び出した農業のスペシャリスト、御年67歳でございます!!

今は会津若松市に住んでいらっしゃいまして、シルバー人材センターにも登録をして農業などのお手伝いをしているそうです。
2度のシニア海外ボランティアを終えて、ユックリとしているのかと思いきや・・・もう、じっとしていられないのでしょうね。笑
先週もちょっと触れましたが、なんと3度目のシニア海外ボランティアに向けてこの前の秋募集に応募して、今まさに一次試験の合格発表待ちなのです。
シニア海外ボランティアは69歳まで。
まだまだチャンスがある限り、体が続く限りチャレンジしたいそうです。


今までの2度の活動も少しご紹介しましょうね。
最初のシニア海外ボランティアは60歳の時「タイ」へ。
タイの首都バンコクからバスで2時間、シーラチャという港町に「農業指導」という職種で派遣されます。
国の機関で農業改良センターの地方支部のような所に派遣されまして、その土地で、人為的に出来ることを提案していくことがシゴト。
そのためには現地を歩いて、現場を見て、直接アドバイスしていくことが大事だと言います。

森田さんが伝える農業の基本は、まずは土づくり!
農作物が変わっても、気候が違っても、まずは土づくり!
微生物を使って発酵剤を使って、有機物の肥料を作っては農家に配り歩いたそうです。
まずは目で見てもらうことから始めなければなりません。
でも、培養された液体の有機物の肥料を見ても、正直ピンとこない・・・
もちろん現地のみなさんは半信半疑ですよ。
やっぱ定着するには時間がかかります・・・

こういう方法もありますよ。こんな取り組みもあるよ。と選択肢として提案して、一人でも二人でも始めてくれればラッキー!少しずつ芽生えてくれればイイと思っていたそうです。
焦らず無理せず、現地の人が自発的に参加できるものを見つけていくのです。

農業の答えはすぐにでないけど、しっかりと充実感はあった。
それと同時にモノ足りなさもあったそうです。
これは1年間という時間のモノ足りなさだったのです。
森田さんの最初のシニア海外ボランティアの要請は1年間だったのです。


モノ足りなさを感じて帰国した森田さんの2度目の挑戦は‘すぐ’です。
だってモノ足りなかったんだもん。笑
62歳で中米は「パナマ」に派遣されます。
スペイン語の国パナマに「有機農業」という職種で派遣されます。
やっぱ森田さんの人生の中心は農業なんですね。
さて、2度目の派遣はパナマのエルバジェという町。なんと日本でいう軽井沢のような避暑地というか観光の町だそうです。
ただ観光の町と言っても現地の人の働き口は限定的で、なかなか生活に結びつかないのも事実。そこでパナマとしても農業の充実を図りたいという思いから、農業専門のシニア海外ボランティアの派遣になったのです。
森田さんはパナマの農林水産省の支所に配属され、栽培技術の普及・生産性の向上を目指して活動されます。

森田さん、もちろんココでも土づくりからはじめていきます!
前回派遣のタイでは稲作が中心だったんですが、パナマでは野菜栽培の畑が中心だったそうです。
田んぼと畑ですから何か大きな違いがあるのかと思ったら、
同じ農業!田んぼも畑も土づくりが大事なのは変わりないそうです。

さすが、リピーターシニアボランティアなりのやり方もあるんですね。
あまりむやみに広げず、まずは自分が実践してみるコト。
インパクトや分かりやすいカタチを見せることも大事なんです。
もちろん、すぐに成果が出るモノばかりじゃない。
だから、成果だけでなく取り組むカタチ(姿勢)も大事にしたい。のです。
一生懸命、日本人がひたむきに頑張る姿を見せたかったそうです。
別に見栄とかじゃないですよ。
じゃ何故かって?
「なにより自分たちは日本代表だから。」だそうです。

年齢も性別も職種も関係ない、JICAボランティアは日本代表なんですよね!


さて森田さんの日本代表はまだ続きそうですね。
2012年にパナマから帰国、今は3度目のチャレンジ真っ最中なんです。
まだ一次試験の合格発表待ちですが、次の夢はアルゼンチンかニカラグアか。
応募用紙は精一杯書いた。健康も問題ない。
合格でも不合格でも、今希望を持ちながら生活していることが人生の張り合いになっている。
この取り組んでいるコトは無駄じゃないし、このチャンスに感謝したい。
何より今を大切にしたい!
森田さんの今のキモチが「老驥伏櫪(ろうきふくれき)」
気になった方は、どんな意味かぜひ調べてみて下さい!

すげぇな〜、JICAボランティアの先輩!ちょーカッコイイでしょ!
もう一度ボランティアに行って、もう一回この番組にきてもらおう!
お待ちしてま〜す!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在、JICA二本松では103名の青年海外協力隊候補生が訓練に励んでいます。
12月5日の今日は、講座テストが実施されます。
訓練生は語学の授業以外に国際協力やJICAボランティア事業について、異文化理解、安全管理、JICAボランティアとして活動するにあたり必要な知識の習得度を確認するテストを行います。
講座と語学、両方をクリアして初めて青年海外協力隊員を名乗ることができます。
なにも難しいことを学ぶわけではありません。派遣国の様子や海外で生活する上で最低限の知識の習得を目指すもので、しっかり講座を受ければ誰でも合格できます!!

また来週は、いよいよ語学の最終試験!!
これまで学んできた成果を発揮し、103名全員で訓練所を旅立ってくれるでしょう!

訓練の様子はJICA二本松Facebookページで随時更新中!
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2015年12月6日(gú) 08:30

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