「エクアドル」派遣されていました、高山 尚之さん |
「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」11/14放送 こんにちは、DJイタルです。 JICAボランティアには4つのボランティアのカタチがあると、このブログでもご紹介してきました。 番組のタイトルにもなっています「青年海外協力隊」と、同じく20歳から39歳までが応募できる「日系社会青年ボランティア」。 そして40歳から69歳まで応募できるのが「シニア海外ボランティア」と「日系社会シニアボランティア」です。 あとは、1ヶ月から参加できる短期ボランティアもありまして、年齢や職種によってもいろんなカタチがあるJICAボランティアなんです。 で、JICAボランティア経験者の中には欲張りな方もいらっしゃって、リピーターの方もいるんです。2回も3回も行っちゃう人がね。笑 今週のゲストは、そんな欲張りな方ですよ。笑 日系社会シニアボランティアで「アルゼンチン」に、シニア海外ボランティアで「エクアドル」派遣されていました、高山 尚之(タカヤマ ナオユキ)さんです。 職種はアルゼンチンでは「日本語教育」、エクアドルは「教育評価」です。 福島県福島市のご出身です。 で、現在は、なんとドミニカ共和国に住んでいるのですっ。 最近は野球のニュースで見ましたね。2013年WBC王者がドミニカ共和国です! 今月8日に開幕した「WBSC世界野球プレミア12」にもドミニカ共和国が出場していますが日本と同じグループB、まさかの最下位です・・・がんばれドミ共! 高山さんはドミニカ共和国のJICA現地事務所で、企画調査員として協力隊の活動をバックアップしています。 今は、一時帰国中というレアなタイミングなんです。 久しぶりの福島を楽しんでいるところ、ご出演ありがとうございまーす! JICA現地事務所という国際協力の現場にいる高山さんですが、経歴も面白いんです。 なーんと高山さん元教員です。中学校の先生だったのです。 えーと、なぜ先生を辞めて国際協力の世界へ? 学校の先生には、現職教員特別参加制度がありますよね。 海外の教育現場での経験を、戻ってきて日本の教育現場に活かすという、学校に身分を残して参加できる制度があるのです。が・・・ でも高山さん、先生、お辞めになってる。 本当は、本当は高山さんも現職参加したかったんですって。 ところが、今でこそ現職参加制度のようないろんな制度がありますが、高山さんがJICAボランティアを志していた時には、まだ制度が整っていなかったのです。 まぁこれも時代ですかねぇ。 そういった先輩たちの苦労・努力の積み重ねで、今の国際協力への派遣制度があるのですね。 高山さんは‘ただ待てなかった’と言います。 いつかは海外で働いてみたいと思い、20代のときにも協力隊の募集説明会にも参加していたそうです。 この時はすでに結婚されていたので、すぐには踏み出せなかったそうですが。 そして30代の時に、3年間スペインの日本人学校に赴任されます。 日本人の子供たちに教えるだけでなく、現地の貧しい子供達の教育現場を見る機会もあったそうです。 貧しい子供たちの教育に何かできないか。 このスペインでの教師経験が、その後の開発途上国での教育を目指すキッカケのひとつにもなったそうです。 海外への憧れが現実になり、現実から見えた新たな夢。 日本に帰って来てからは、福島市の中学校に勤務します。 そこで担任をしていたクラスに、フィリピンから転校生がやってきました。 その生徒は日本語を話すことが出来ず、日本の生活に少しでも早く慣れるようにと、高山先生は一緒に日本語の勉強をしたそうです。 日本の教育現場で感じた開発途上国の子供たちへの支援。 国際化、グローバル化で、ますます求められるモノが増えていくはず。 受け入れることも、飛び出していくことも。 そして日本の教育現場に戻って来て7年。 次のステップへの準備の7年間でもあったのです。 小学校の教員免許の取得、日本語教育の資格取得、スペイン語の勉強と。 そして福島県でも現職参加制度の話が持ち上がっていました。 ところが、 いつか現職参加でJICAボランティアに参加するはずが、膨らんだ夢を押さえることが出来なかったのです。 運命のイタズラか、現職参加制度での参加を待っていたが、叶わず・・・ 男45歳、もう待てない。 たった一度の人生、大きな大きな決断をするのです。 教員を辞めてシニア海外ボランティアに参加します! 正直、ご両親には泣かれました。 教員という安定したシゴトを捨て、2年後の未来は分からない国際協力の道へ。 不安が無いって言ったらウソになりますが、不安よりもやりたいことが出来る希望の方が大きかったのです。 やりたいコトが目の前にあるのに、時間だけはどうしても取り戻せない。 だったら今やろう! そうして初めてのJICAボランティアは、日系社会シニアボランティアとしてアルゼンチンに派遣されたのでした。 日系社会シニアボランティア、シニア海外ボランティア、JICA現地事務所と国際協力の道を歩む高山さん。 今はドミニカ共和国から一時帰国中なんですが、なんとドミニカ共和国のJICA事務所の同僚フィデルさんも一緒に日本に来てるのです。 さすがJICA事務所で働く現地スタッフのフィデルさん。 日本語ちょー上手い!ペラペラやん! 高山さんの働きぶりについては、同僚の生の声を聞きましょう。笑 来週はフィデルさんにもご出演いただきます! ☆ JICA二本松インフォメーション ☆ 現在、JICA二本松では平成27年度3次隊の訓練が行われています。 青年海外協力隊員になるために語学訓練を中心に様々な訓練を受けています。 そんな中、11月11日にはシニア海外ボランティア10名の修了式が行われました。 35日間の訓練を無事に終了したシニア海外ボランティアの皆さんは、協力隊候補生に祝福され訓練所を後にしました。 シニア海外ボランティアの皆さんは、これから派遣までの1ヶ月間自宅で語学のWEBレッスンを行います。 さて、11月17日(火)には横浜にてJICAボランティア50周年式典が開催されます。 1965年に始まったボランティア事業、派遣国はラオス、フィリピン、カンボジア、マレーシアの4ヵ国だけでした。 現在では多くの国民の皆様のご理解とご協力をいただき。50年の歩みを経て派遣国80ヵ国、ボランティアの総数も5万人になります。 JICAでは今後とも多くの方と共に歩みながら、国際協力の必要性や世界との関わりを発信していきたいと思います! そして、教育施設や国際協力にご興味のある方へ出前講座を行っています。 詳しくはJICA二本松のホームページをご覧下さい! そして、ぜひJICA二本松Facebookページもチェックして下さいね! 青年海外協力隊の訓練の様子も更新中です。 アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc あなたの「いいね!」お待ちしております。 合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。 キミノチカラFacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818 |
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