「サモア」に派遣されていました、佐原 悠太さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」10/24放送

こんにちは、DJイタルです。

今週も男前ですよ〜佐原さん!
さすが常夏の島に派遣されていましたので、こんがり小麦色が似合う感じです。

今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成25年度2次隊として「サモア」に派遣されていました、佐原 悠太(サハラ ユウタ)さんです。
職種は「サッカー」です。

佐原さんが派遣された国が「サモア」
最近はラグビーW杯のニュースでよく聞きましたね〜。
勇ましいあの姿にラグビー女子も急増したとか?
あの戦う前のウォークライは鳥肌もんですよね?
ニュージーランドの「ハカ」が有名ですが、サモア代表が試合前に行う民族舞踊「シヴァタウ」も、ちょーカッコ好かった!
もうサモアの男はあのイメージですね。

太平洋、南半球、ポリネシア、常夏の島国「サモア」
人口は約18万人、大きさは鳥取県より小さいらしい。
日本からの観光客は少ないそうですが、オーストラリアやニュージーランドから、休日を楽しみに多くの観光客が訪れるそうです。
なんと人口の80%が肥満と言われているそうで、言わずと甘いモノや油っぽいモノが大好きなんだそうです。
コーヒーやお茶に砂糖5〜6杯は当たり前とか?!
そりゃ太るがな・・・
痩せた人を見れば珍しいものを見たって言われるくらい、佐原さんも珍しいモノ扱いだったんですね。笑

佐原さんの職種は「サッカー」です。
協力隊の「サッカー」と言うシゴトは、プレイヤーではなく指導者になります。
これからサッカーにチカラを入れていこうとする国や地域で、ルールからトレーニングまで幅広い技術と知識が求められます。
要請内容によっては指導者ライセンスなどの資格が必要な場合もあるそうです。

んで、サモアでのスポーツと言えば、そうラグビーです。
サモアのサッカー環境は、二の次どころか・・・
1にラグビー、2にラグビー、3にバレーで、4がサッカー?!
とまぁ、やっとやっとサッカーなんです。
そんなラグビーの国で、サッカーを広めるのも役目のひとつだったのです。。

佐原さんはサモアのサッカー協会に派遣されます。
サモアサッカー協会のテクニカル部門のスタッフとして活動します。
サモアのいくつかのサッカーチームで技術指導を行うのが佐原さんのシゴト。

と言っても、幅広いですよ。
老若男女、いろんな人にサッカー指導をします。
時には出張サッカー教室で地方を回り、サッカーの普及にもチカラを入れます。
基本、サッカー協会に集まってくる子供達は自発的ですが、地方に行けば行くほどサッカーを知らなかったり、初めてやる子も多かったそうです。
ボールを与えれば、ラグビーのように手に持って走る始末・・・笑

でも、そこで佐原さんが意識したのは、ルールよりまず楽しさを伝えること。
そりゃ急にアジア人がやってきて、新しいスポーツを始めるって言ったって、みんな半信半疑なわけですよ。
楽しくないと続かないから、何よりまずは楽しさを伝えるのです。
子供たちは純粋ですから、楽しければすぐに反応します。

そうして子供達が楽しんでサッカーに取り組むほど、佐原さんも忘れていたサッカーに対する思いも蘇ってきたそうです。
「やっぱ、サッカーってイイなぁ!」
人に伝えることで、ハッと気付いたりするんです。

協力隊に参加して改めて感じるコト、見つめ直すコトってあるんです。
立場や見方を変えてみて、初めて見えてくるモノがあるんです。
シゴト。ジブン。ニッポン。
協力隊、佐原さん、日本人、だからこそ、できるコトが見えてくるんですね。

楽しいから始まったサッカーは、いろんなコトに繋がっていくのです。
そう楽しいだけでもダメ。
じつはここからが大事で、日本的に言えば、挨拶とかマナーも大事ってコト。
挨拶をする、ルールを守る、周りを敬うなど、時には厳しく教えることもあったそうです。
それが教育や人間形成に繋がっていくのです。

こうした佐原さんの活動は、サッカーの裾野を広げる活動から、トップを育てる活動にまで広がっていきます。

なんと佐原さん、サモアのナショナルチームのコーチも努めたそうです。
2018年サッカーワールドカップに向けたナショナルチームに参加し、オセアニアの1次予選を突破すると言う、サモアのサッカーの歴史に新たな1ページを刻んだのです。

結果を見ればスゴイでしょ?
でも、もちろん順風満帆ではなくて、悩みや葛藤もあったのです。
やっぱ人間関係なんですって。
文化・風習を尊重しながら、現地の人を立てながら、でも言うことは言う。
この辺のバランス感覚が協力隊には必要なんですよね。

まぁ良くも悪くも、日本でも世界でも、僕らは人と生きてる。

協力隊は、一人じゃ活動できませんから。
それは一人じゃない、ってことでもある。

人間関係に悩むのも、共に生きてるから。
青年海外協力隊は、派遣国で現地の人達と、共に生きてるんです。


佐原さん「まず自分から動かなきゃ変わらないよ」って。
あとは、恥かいてなんぼ。だってさ。



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

10月24日は、郡山市のビッグパレットふくしま 4階 プレゼンテーションルームでJICAボランティア秋募集説明会を開催します!
自身も体に障害を持ちながら、世界中の聴覚障害者のために活動を続けた方の活動報告を行います。
当日は手話通訳者も同行致しますので、活動について詳しく聞きたい方の対応も可能です。
福島県4カ所目、最後の説明会となりますのでぜひ足をお運び下さい。
開催時間は、午前10時〜12時です。

詳細につきましては、JICA二本松のホームページをご確認下さい!

そして、ぜひJICA二本松Facebookページもチェックして下さいね!
青年海外協力隊の訓練の様子も更新中です。
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
あなたの「いいね!」お待ちしております。

合わせて、この番組のFacebookもよろしくお願いします。
キミノチカラFacebookはこちら!→https://www.facebook.com/fmf0818
2015年10月24日(gy) 08:30

ID
Pass

Generated by MySketch GE 1.1.4

Remodelling origin is MySketch 2.7.4