「タイ」に派遣されていました、 齋藤 智恵子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」9/19放送

こんにちは、DJイタルです。

今日から世間はシルバーウィークってやつですかい?
今頃、この番組を聴きながらどこかにお出かけしているのかな。
いいですねぇ、この番組が旅のお供になっていたら嬉しいっす。
皆さん、どうか安全運転でお願いしますよー!

さ、今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成8年度1次隊として「タイ」に派遣されていました、
齋藤 智恵子(サイトウ チエコ)さんです。
職種は「養護」です。
現在は、郡山市の聾学校にお勤めの先生です。
北海道で生まれ、幼少の頃に郡山に来たそうです。
まぁだいたい福島人ってことでいいですかね。笑

そしてなんと「ふくしま青年海外協力隊の会」の事務局長さまです!
福島県出身者や、福島に住んでいる協力隊経験者が集まるOB会です。
個性的な青年海外協力隊のOBをまとめ上げるのも、まぁ大変ですよ。笑
一度、OB会の忘年会に参加させて頂きまして、まぁ個性派揃いで楽しかった記憶しかありませんが・・・まとめる方は大変ですかね。笑


さぁて、齋藤さんの協力隊の道はと。

福祉系の大学に進学して手話サークルに入り、はじめてボランティアを経験します。
そこで感じたものが、ずっとボランティアを続けていくキッカケになるのです。
ボランティアって、誰かのために何かをしたいって思いから始まったものが、実は、やったことに感謝され、自分が感謝されることで成長したり気付かされたりして、小さな出会いから学ばせてもらうことが多かったそうです。
これも協力隊の道の小さな一歩だったことは間違いないですね。

大学卒業後は、福島県内の特別支援学校の教員になります。
教育実習で出会った子供達のがんばる姿が印象的で、自分もこういった子供達と一緒に過ごせるシゴトがしたいと、養護学校を希望したそうです。
そして、福島県内の養護学校を異動し、養護の先生としての経験を積んでいきます。


齋藤さん、青年海外協力隊は知っていました。
でも、正直、海外にはあまり興味が無く・・・
海外旅行はおろか、パスポートも持っていなかったのです。

ある時、齋藤さんのもとに1枚のハガキが届きます。
なんかドラマのような展開でしょ?
海外から届いた1枚のハガキはマレーシアから。
マレーシアで青年海外協力隊として活動する大学の先輩からのハガキだったのです。
はじめは驚いたけど、こんな世界もあるのかと思ったのです。
「私も海外に教え子が出来たらいいなぁ」
当時は目の前の仕事に精一杯で、すぐに協力隊ってならなかったけど、頭の片隅にずっと残っていたそうです。

ちょっとずつ協力隊に近づいてきましたよ。

養護学校でも海外とのつながりがあったそうです。
リハビリキャンプというものがあって、マレーシアの方と一緒にリハビリの研修をする機会があったそうです。
その時にマレーシアの方が、マレーシアにはリハビリなどの専門的な先生が少なく、だから自分たちは学びに来ている、と話していたそうです。

海外の現状を聞いて思ったのです。
「もしかしたら、私も海外で役に立てるかもしれない。」

協力隊を調べてみたら、養護って職種があった。
「これは私のためのシゴトかもしれない。」

今思えば、行くべき時期に行かされたと言います。
タイミングというか、運命というか、巡り合わせというか、
30歳を目前に、自分のやりたいことをやろうと決意したそうです。

本当はマレーシアに行きたかったそうです。
第一希望にもマレーシアと書きました。
でも、届いた合格通知に書いてあった国はタイです。

なぜ?と思ったけど、
要請内容で見れば齋藤さんの経験を活かせるのはタイだった。
より齋藤さんのスキルが必要とされたのはタイだったのです。

派遣される国、要請内容、細かく言えば管轄とか、所属、配属先によっても求められるものが違います。
求められているものと、応募者のキャリア、経験、資格などを照らし合わせて、総合的に派遣国が決められていきます。
自分の希望よりも、このマッチングが優先されることも多いのです。

あまり勝手なことは言えませんが、自分では気付かない適正や、もしかしたら性格判断まで関係しているのかもしれませんね。笑。
※ 個人の感想です。効果を保証するものではありません。

齋藤さんも結論から言いますと、タイに行って良かったと。
いろんな出会いを通して、運命ってあるんだなと。
やっぱりタイに来るべきして来たんだ、と感じたそうです。

ここまで言わしめるJICAのマッチング、恐るべし。
たぶん面接官の中に、占い師とか、メンタリストとかいるんじゃないかな。笑

さぁて、齋藤さんのタイでの活動はまた来週です!


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松では9月16日(水)に平成27年度2次隊の修了式が行われました。
修了証書を手にし、晴れて青年海外協力隊員になることが出来た訓練生たち。
156名の隊員は9月下旬から10月上旬にかけて、それぞれの派遣国へ出発して行きます。
そして早くも10月から平成27年度3次隊の訓練が始まります。
次の訓練生がJICA二本松で多くの仲間に出会い、大きく成長していく姿を楽しみにしております。

さて、いよいよ9月26日(土)、27日(日)にJICA二本松でふくしまグローバルセミナー2015が開催されます。
このイベントはグループディスカッションや模擬体験を通して国際協力を様々な視点から学ぶイベントなんです。
今年も大変多くのお申し込みを頂きまして、ありがとうございました!

来月から始まる青年海外協力隊の秋募集やJICA二本松で開催されるイベントについてお話が聞きたいと言う方は、JICA二本松国際協力推進員の室井までお問い合わせ下さい。

そして、ぜひJICA二本松Facebookページもチェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2015年9月19日(gy) 08:30

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