「ベナン」に派遣されていました、中山 謙次郎さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」9/5放送

こんにちは、DJイタルです。

いや〜残暑が厳しいざんしょ!
って、言いたいのに・・・な〜んかスカッとしない天気が続きました。
もちょっと夏を引きずりたいですよね?
キモチだけでも上げていきましょうね!

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成25年度1次隊として「ベナン」に派遣されていました、中山 謙次郎(ナカヤマ ケンジロウ)さんです。
職種は「統計」です。
出身は、福島県郡山市です。

先週の豊田さんに続いて、こちらも帰ってきたばかり。
中山さんも日本に帰って来たのは7月。ちょっとづつ日本に順応中です。

安心して下さい!
やっぱり靴下、履いてませんよ。笑

まさにベナンで活動していたスタイルそのままで来て頂きました。
駒ヶ根訓練所時代のポロシャツ、ベナンの生地で仕立てた短パン、素足にサンダル、ちょっと大きめリュック。
これがまさに、ザ・青年海外協力隊員スタイル!

中山さんの海外への興味は高校生の時、そう思春期。
外国人の英語の先生の家に遊びに行ったら、奥さんがキレイだった。
海外への興味というよりは・・・キレイな外国人女性への興味?
いや〜、不純ですね。笑
いや?ある意味純粋なのかもしれませんよ。
外国人と友達になるために、国際交流するために語学を学ぶ。
目的・目標があれば、勉強もがんばれる。

進学でもどこか世界とのつながりは意識していたそうです。
大学に進学した中山さんは、国際ビジネスを学びます。
例えば、一般的にはなかなか表に名前が出づらい会社でも、国際的にチカラのある日本の会社がたくさんあります。陰で支える日本企業に興味があり、国際的な市場でどうやって成長しチカラを蓄えていったのか、などを学んでいたそうです。

国際ビジネスを学びながら、国際交流への興味も膨らんでいきます。
なんと大学3年の時には、休学してフランスのNGOに参加します。
フランスのNGOが無人の村を買い取って、地域貢献や国際交流を目的に、世界中の若者が集まり‘町おこし’というか‘村づくり’をする活動をしていたそうです。

ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中南米、など世界中の人との共同生活。
そこで得たことは、お互いを理解し、尊重しあうってこと。
これは国際交流の中でもとても大事なことですよね。
そして、あらためて日本人としての立ち位置、これから世界でどんな風に振る舞っていくかを考えるキッカケになったそうです。

国際交流を深めていくなかで、特別な出会いもあったようです。
そう、語学を最も早く上達させるには外国人の恋人をつくること、って聞いたことがあります。
それを実践したのが中山さんです。

まさに!これが本当の国際交流ですね!
フランス人の彼女の名は、エミリー。
英語はもちろんフランス語も学べたし、海外での意志の伝え方を学んだ。
愛をささやくことが、語学上達への近道なんですね。笑

うらやましいほどの国際交流を体験した中山さん。
そういったキッカケが重なってが国際協力の道に繋がっていったのです。
じゃ青年海外協力隊の道は、エミリーのおかげかな。笑

まぁすぐには国際協力の道ではないんです。
大学卒業後は民間企業に就職されます。
大学で学んだ国際ビジネスを踏まえながら、いい加減な自分を受け入れてくれそうな?外資系の製造メーカーに就職したそうです。
外資系の会社というところも、海外との繋がりを意識した選択だったのかも。
と思ったら、日本の企業よりもある意味、寛容で包容力がありそう。
って、いうのが正直な選択理由だったようです。笑
そこで社内の物流管理の部署で社会人経験を積んでいきます。
これが協力隊の「統計」という職種につながっていくのです。

社会人生活3年目に、ついに人生を変える出会いが訪れます。
スチールパンというカリブ海の楽器のバンドに参加していて、そのバンド活動の中で青年海外協力隊OBの方に出会います。
その方から協力隊の話を聞いて、思っていた協力隊のイメージがガラリと変わったそうです。すぐに自分も参加したいと思ったのです。

社会人経験を活かすために選んだ職種が「統計」
職種別の筆記試験では統計についての知識を書く試験だったそうですが、学問的な統計を書いた方がいいのか、経験や実務的なことを書いた方がいいのか、迷いもあったそうですが、基礎的なことをいかに実践できるかを答えたそうです。
そして見事、一発合格。

長野県駒ヶ根訓練所での訓練も楽しかったそうです。
語学も共同生活もフランスのNGOでの活動があったので苦にならず。
むしろ快適な2か月の訓練生活だったようです。

さ、中山さんのベナンでの活動は、また来週です。



• JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松では安全や健康管理、そしてJICAボランティアとしての基礎知識を確認するための講座テストが行われます。
訓練生は語学以外にも宗教理解や伝染病、応急処置、犯罪予防などの知識を身につけ派遣国へと旅立ちます。
青年海外協力隊員は2年間の任期を無事に終えるために、語学以外にも多くのことを訓練所で学んでいきます。

さて、いよいよ9月26日(土)、27日(日)にJICA二本松でグローバルセミナー2015が開催されます。
このイベントは国際協力、国際交流、国際理解などを担う若者を育成することを目的に毎年開催されています。
応募用紙は9月7日必着となっておりますので、お間違えのないように。

そして、10月から平成27年度青年海外協力隊、シニア海外ボランティアの秋募集が開始されます。
グローバルセミナー2015や秋募集の概要につきましてはJICA二本松のホームページからご確認いただけます。
また直接お話がしたいという方はJICA二本松国際協力推進員の室井までお問い合わせ下さい。

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2015年9月5日(gy) 08:30

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