「ブラジル」に派遣されていました、武藤 啓一さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」7/18放送

こんにちは、DJイタルです!

今週のゲストは、
平成23年度 日系社会シニアボランティアとして「ブラジル」に派遣されていました、武藤 啓一(ムトウ ケイイチ)さんです。
職種は「野球」です。
僕も高校まで野球をやっていましたから持ち上げて言いますが、
野球やっている人に悪い人はいませんから。コレ僕の持論です。
現在は、喜多方市 地域・家庭医療センター ほっと☆きらりの事務長をされています。

番組初の日系社会シニアボランティアさんです。
日系社会シニアボランティアについては、先週のブログをご参照あれ!

武藤さんが派遣された国「ブラジル」も、番組初登場!
ブラジルの人、聞こえますか〜!の地球の真裏の国。
地球儀を回してみると、日本の反対側の国です。
南米大陸最大の国、日本の22倍以上もの国土がある。
BRICsと言われる高い経済成長が期待される新興国です。
ラテンアメリカ最大の経済規模であり、世界でも7番目の経済規模。
世界的にみても、今まさに勢いのある国のひとつですよね。

実は、青年海外協力隊はブラジルには派遣されていませんが、
日系社会ボランティアでは最大の派遣国になります。

そしてブラジルと言えば、そう、サッカーですよね。
記憶にも新しい去年のサッカーワールドカップブラジル大会。
誰に聞いてもカナリアイエローのユニフォームを思い出すでしょ?

ブラジル国内においても、1にサッカー、2にサッカー、
3・4もサッカー、5も6もサッカーなんですって!笑

でもでも、武藤さんの職種は「野球」です!
例えるなら、日本でカポエラ教えるくらいのアウェー感でしょうか?

武藤さんが派遣されたのが、サンパウロから170km離れたブラジル第3の都市と言われるカンピナスと言う町。
日本で170kmと聞くとちょっと遠いかなって思うのですが、ブラジル人の感覚は日本の距離感の10分の1とか?
大変大きな国ですから、クルマで3時間くらいは全然近いそうです。

日系社会ボランティアが派遣されるのは国の機関や行政ではなく、日系社会の民間に派遣されるのです。

武藤さんが派遣されたのが日系集落の少年野球チーム。
この少年野球チームでの指導なんです。

現在、ブラジルには日系6世くらいまでの方がいまして、
人口約2億人のうち、日系人は約160万人だそうです。

スポーツ人口ではサッカーが大半を占める中で、日系社会では日系人が野球を広めたと言う思いがあり、特に親や祖父世代では愛されているスポーツだそうです。

もちろんブラジル人も野球は知っていますよ。
WBCにもブラジル代表は出場していますし、JICAボランティア出身の方がナショナルチームのコーチになったりもしているそうです。

衛星放送などでもメジャーリーグが見れますし、少しづつ野球の夢も広がっているそうです。
とは言っても、まだまだマイナースポーツ・・・
スポーツ店に行っても、野球の道具が売っていないのです。

道具を集めることや環境を整備することも武藤さんの活動になります。
環境と一口に言っても、グランドなどのハード面の環境整備もあれば、実はスポーツの裏にある非行の問題など、スポーツに時間を費やすことで非行にはしらせないようにするなど、子供の成長環境の整備というのも目的になっているそうです。また親と子のコミュニケーションの機会になっていたり、親がスポーツに期待しているモノが少なからずあるそうです。

武藤さんが教えることは、野球の技術だけではないのです。
挨拶やしつけなどもそのひとつ。
道具を大切にするってこともそう。

僕らも高校野球の時は、縦社会は厳しかったしなぁ。
意味の分からないルールもありましたよ。笑
良いとか悪いってことだけではないんです。
体育会系特有の厳しい社会性やルールと言いますか、ある意味、やれば出来るの精神論かもしれませんが、少なからず野球には、そんな美学があると思うのです。
ようはキモチというか心を教えるのです。

そして、チームワークの大切さ、団体競技の良さ、野球を通して人生に役立つ大切なモノを伝えてきたのです。

60歳を超えてからの挑戦は、世界が見えた活動だった。
64年の中のたった2年間だけど、人生のかけがえのない2年間になった。

夢は叶えると、また次の夢ができる。夢には終わりがないのです。

さぁ第2の人生はまだ始まったばかり。
ブラジルに行ってまたやりたいことが増えたみたいですね。
新たな夢は、喜多方のお酒や喜多方ラーメンをブラジルへ!
いいですねぇ、大きなビジネスチャンスかもしれませんね。

さて、そのブラジルの流行のラーメン屋でバイトでもしようかな。笑



• JICA二本松インフォメーション ☆

7月9日から始まった平成27年度第2次隊の訓練。
訓練生は、派遣されてからの2年間を無事に過ごすための体力維持講座や予防接種を行います。
語学訓練もすでに始まり、ほとんどの訓練生が初めて触れる語学を楽しんでいるようです。

そして、7月20日(祝)海の日に、福島県教育会館大ホールで、「青年海外協力隊50周年記念 ルワンダフルサマー2015 〜ルワンダとふくしまのキセキ〜」を行います。
このイベントは、青年海外協力隊の活動、桑山紀彦さんの地球のステージ、ルワンダ人留学生を招いての福島県とルワンダについてなどのトークライブを行います。
入場は無料となっておりますので、青年海外協力隊の活動や地球のステージ、そして国際交流に興味のある方はぜひ会場にお越しください!
詳細につきましては、JICA二本松ホームページをご確認ください。

そして、
ぜひJICA二本松Facebookページ、チェックして下さいね!
アクセスはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc
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2015年7月18日(gy) 08:30

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