「パプアニューギニア」に派遣されていました、渡辺 英彦さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」5/9放送

こんにちは、DJイタルです!

いよいよ、アレが近づいてきましたね〜。
アレですよ、アレ!
そう、いわき市で開催されます「太平洋・島サミット」
日本を含めて18ヵ国が参加する首脳級の国際会議。
そんな島サミット開催に合わせて、この番組でも太平洋の島国を紹介しています!

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成11年度2次隊として「パプアニューギニア」に派遣されていました、渡辺 英彦(ワタナベ ヒデヒコ)さんです。
職種は「造園」
郡山市のご出身です。

実はね〜、渡辺さんとは一度お会いしたことがあるのです。
偶然にも飲み屋で。笑
その時に協力隊OVだとお聞きしましてね。これは是非ご出演頂きたいと思っていましたから、誠に勝手ながら今回の収録はスゴイ嬉しいんです!
ご出演頂きまして、あざ〜す!!

渡辺さんの職種が「造園」です。
この番組も4年目を迎えますが、こちらの職種は初登場ですね。
造園。言葉で聞くと、何やら植木屋さんのようなイメージなんですが・・・
大きく言えば国や自治体の緑化・美化のための計画作りや技術指導のシゴト。
都市景観の緑化・美化を目的に、公園や街路などの都市空間の整備をするそうです。
植木屋さんと言うよりは、公共事業でしょうか。
そんな渡辺さんのPNGでの活動は来週お聞きしますよ。
あっ、青年海外協力隊ではパプアニューギニアをPNGと略します。
ぜひ覚えて下さい!これであなたも協力隊通です!!笑

さて、まずはどうして協力隊に興味を持ったんでしょ?
職種は専門的ですからね。実際そんなに要請も多くない職種です。

高校の時にテレビで見て、なんとなく協力隊は知っていた。
大学は農業系学部で、緑地環境や植栽計画について学んでいたそうです。

実は、農業系の大学・学部には協力隊に参加される方が多いのです。
それだけ海外から必要とされる分野、チカラなんですよね。

先輩や同級生にも協力隊に参加されている人がいて、実際に派遣される人達を身近に見ると、漠然とだった夢がリアルになっていくのを感じるのです。
いつか行きたいから、絶対に行くんだと言う確信に変わっていったそうです。

一応、就職も考えましたが、とりあえず新卒派遣を狙って大学在学中に協力隊を受験します。が、残念ながら不合格。
この「造園」という職種は、実務経験が問われる職種でして、なかなか新卒では難しいのです。

やはり実務経験が必要だと言うことで、大学卒業後は知り合いの造園会社に身を置き、修行の日々を過ごします。
大学よりも、この修行の3年間で協力隊に活きる知識、経験を得たそうです。
個人の庭園の手入れから街路樹を植える公共事業まで幅広く学びます。
実際に木を使ってカラダで覚えることがはるかに多かったのです。

しかし、この「造園」と言う職種は要請件数も少ないですし、まったく要請が無い時もあるのです。
そうなんです、協力隊は開発途上国から要請がないと派遣されないのです。

渡辺さんは要請が出るたびに協力隊を受験し、自分では何回受けたか忘れるほどでして、多分3〜4回かな?って言っていましたが真相はいかに。
だって、面接官に顔を覚えられるほどですからね。

「また、キミか」
受け続けると面接官も顔見知りになります。笑

面接官も鬼じゃありませんから、
「今度イイ募集があったら、優先的にまわすからね」と。
やる気と情熱は伝わります。 

そして、いよいよ何回目かの受験で見事合格するのです。
嬉しさよりも、やっと合格した安堵感の方が大きかったそうです。

少し時間がかかったけど、自分には必要な3年間だったと言います。
自分の意志を貫いた3年間。
夢のための必要な時間。
この時間があったからこそ、協力隊の自分がいた。

協力隊員の中には、協力隊として派遣される2年間よりも、合格するまでの準備期間の方が長い人も少なくないのです。
でも夢を追いかけるその時間は、決して無駄じゃないのです。
その時間が、夢をさらに大きくするのです。

でも渡辺さん、キモチも大きくなったのかな?
ちょっとはしゃいじゃったのかな?
訓練の最後には落とし穴が待っていたのです。
退所間際に訓練所でソフトバレーボール大会があって、そこで足を捻挫。
なんと、修了式には松葉杖をついていたって。笑。否。笑えない・・・

いや〜、さすがに松葉杖では派遣国に行けませんよ。
渡辺さんは無事にPNGに派遣されるのでしょうか?
また来週です!



• JICA二本松インフォメーション ☆

4月26日、JICA二本松では1日体験入隊が開催され、将来青年海外協力隊を目指す150名の方々が全国から集まりました。
そして、JICAボランティアの春募集の締め切りもあと3日となりました。
5月11日(月)が春募集の締め切りとなっておりますので、迷っている方はぜひこの機会にご応募ください!

5月13日(水)に35日間の訓練を終えた平成27年度1次隊18名のシニア海外ボランティアの修了式がJICA二本松で執り行われます。
訓練を無事に終了したシニア海外ボランティアの皆さんは、1ヶ月後にいよいよ出国となります!

そして、教師海外研修の募集も引き続き行っております。
今年度の訪問国はウユニ塩湖で有名な中南米ボリビア!!
研修期間は2015年7月31日から8月10日まで。
国際理解教育に関心があり、日本の教育現場で役立てたいと願う福島県内の教員を対象としたプログラムになります。
必要書類はJICA二本松のホームページからダウンロードできます。
海外での経験をぜひ教育現場で役立てたいと考えている福島県内の教員のみなさんのご応募を心よりお待ちしております!

考えているだけでは、何も始まりません。一歩、踏み出してみませんか?

そして、
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2015年5月9日(gy) 08:30

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