「マーシャル諸島」に派遣されていました、岡部 聡子さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」5/2放送

ゴ〜ルデンなウィ〜ク!!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
大渋滞なGWも、この番組は休まず営業ですっ!
こんにちは、DJイタルです!

いよいよ5月です!いよいよ近づいてきましたよ〜!
いわき市で開催されます「太平洋・島サミット」
日本を含めて18ヵ国が参加する首脳級の国際会議。
そんな島サミット開催に合わせて、この番組でも太平洋の島国を紹介しています!

今週のゲストは先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成7年度1次隊として「マーシャル諸島」に派遣されていました、岡部 聡子(オカベ サトコ)さんです。
職種は「看護師」
神奈川県のご出身です。

さぁ島サミット参加国、5ヵ国目は〜、「マーシャル諸島」です!
この番組で紹介するのは、実は初めてです!
まぁ南太平洋に浮かぶ島国だって言うのは、もうおわかりですよね。
岡部さんが派遣された国「マーシャル諸島」
「真珠の首飾り」とも呼ばれるマーシャル諸島全域を領土とする島国。
ミクロネシア連邦の東、キリバスの北に位置します。
赤道直下の熱帯雨林気候ですから、基本暑いっす。
言語はマーシャル語と英語が公用語。歴史的に見ると日本の委任統治領であった関係から、高齢者の中には日本語をお話できる人もいるそうです。
岡部さんの派遣当時は、実は野菜がすごい貴重だったらしい。
ってか、現地の方はほとんど野菜を食べないとか?!
でも、ゴハンはお腹いっぱい食べるのです。
田舎の方に行くと、洗面器いっぱいのゴハンが出てくるらしい。笑
ですから、マーシャル派遣の隊員は、男女問わず太るらしい。笑

あと、それと、日本人男性はマーシャルではモテるらしい。笑

同期の男性隊員が羨ましかった岡部さんの職種は「看護師」
首都の公立病院に派遣されます。マーシャル唯一の病院です。
離島にも診療所のようなものはあるらしいのですが、マーシャルの中で病院と呼べるのはココだけ。と言う医療環境です。
ドクターはほとんどが外国人、ナースでさえも外国人が多かったそうです。
医学部や看護学校のようなものがマーシャルには無く、現地のドクター、ナースを育てる環境が無いのも大きな課題かもしれないですね。

なんとか日本の経験、技術、知識を伝えようと岡部さんは奔走します、が・・・
医療に対する意識や感覚の違いにギャップを感じるものも多かったようです。

日本では当たり前のコトも、当たり前じゃ無い。
なかなか理解されないコトも多かったのです。

さて、どうするか?
意識改革や医療技術の底上げも必要なんだけど、
まず先に、ひとつ好かれることが大事だと感じたそうです。

押しつけても意味が無いんです。
嫌われると、どんなに良いことをしても受け入れられない。

まずは人間関係。信頼されて、はじめて始まるのです。
内容が最優先ではなく、効率や生産性だけでない、現地にあったカタチを探していくことが大事なのです。
短期的ではなく、良い習慣として残っていくコトが大事なのです。

そうして、現地の人に信頼されると「何でもやってみろ!」と言ってくれます。
日本では何かを始めるには、企画して、計画して、説明して、説得して、すごく時間がかかったし、却下されることもあった。
でもマーシャルでは「とりあえずやってみろ!」
チャレンジするキモチ、何をするのにも可能性を感じさせてもらえたと言います。

クリスマスにはクリスマスキャロルを企画すると、みんなが賛同してくれます。
当日は、みんなで楽しんで一緒に歌ってくれるのです!
チャレンジすることに背中を押してくれる国なんです。

でも歌の練習には、だれも来ないらしい。
みんな練習はキライみたいです。笑


岡部さんは、現在は大学で先生をされています。
なんと看護じゃなくて、栄養教育です。
マーシャルでは糖尿病や高血圧のような生活習慣病の患者さんが多かった。
協力隊でマーシャルの患者さんを見て、看護も大事だけど、食事から変えなければ、根本的な解決にならないと感じていたそうです。
そこで「栄養」「食育」に興味を持ち、一から学び直すことを決意します。
協力隊から帰ってきてからは、大学に通って管理栄養士の資格を取ります。
卒業後は、資格を活かしクリニックで栄養のお仕事をされるのです。

そしてついに、自分では想像もしてなかった大学の‘先生’になります。
いろんなことにチャレンジして経験を重ねてきた岡部さんでも、これだけは想像出来なかったって。笑
縁があって大学の先生になった。と言いますが、これも巡り合わせですね。

「可能性は誰にでもある、それを選ぶのは自分なんです。」
岡部さん自身がそうだったように、いろんな道いろんな可能性があることを伝えていきたいそうです!

未来の青年海外協力隊員が教え子の中から出てくるかもしれませんね。



• JICA二本松インフォメーション ☆

ゴールデンウィークの5月5日「こどもの日」に、福島市街なか広場で開催される‘にこにこ祭り’にJICAブースを出展いたします。
JICAブースでは、今月いわき市で開催される大洋州・島サミット応援缶バッジの作成と、民族衣装の試着コーナー、世界中で活躍している青年海外協力隊員への応援メッセージコーナーを準備しております。
ぜひ、ご家族そろって足をお運び下さい。

そして、ついに今年もあの季節がやってまいりました!
2015年度教師海外研修募集のお知らせです!!
今年の海外研修はウユニ塩湖で有名なボリビア!!
研修期間は2015年7月31日から8月10日まで。
国際理解教育に関心があり、日本の教育現場で役立てたいと願う福島県内の教員を対象としたプログラムになります。
JICA二本松ホームページ「イベント情報」からご確認下さい。
情熱を持った先生のご応募を心よりお待ちしております。

考えているだけでは、何も始まりません。一歩、踏み出してみませんか?

そして、
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2015年5月2日(gy) 08:30

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