「キルギス」に派遣されていました、平野 さやかさん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」2/14放送

こんにちは、DJイタルです!

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成24年度3次隊として「キルギス」に派遣されていました、平野 さやかさんです。
職種は「日本語教師」
北海道で生まれ、3歳の頃に福島県飯舘村に。
ですから、北海道はあまりふるさと感が無いそうです。
そりゃもう‘なまら’福島人ですな。笑

平成24年度3次隊ですから、つい、この前、帰って来たばかり。
1月に帰って来て、まだ2ヶ月もたってないのです。
ピチピチ、ホヤホヤです!

さて、平野さんの国際協力の出会いは、お父さん。
なんと、平野さんのお父さんが協力隊を受験したことがあるそうです。
職種は「獣医師」で受験されたとか。
結局、受験したまでで、実際には参加はされてないそうですが、
幼少の頃から話を聞いていて、青年海外協力隊の存在は知っていたのです。
ただ、協力隊は理系の専門的な職種の人が行くものだと。
まさか自分が協力隊に参加するとは、思ってもいなかったのです。

世界史が好きだった平野さんは、世界史で大学に行くこと目指します。
特に中国の歴史が好きだったそうで、専攻は中国史。
高校の先生の協力もあり、見事、歴史で大学に進学します。

平野さん、この時はまだ、協力隊に参加するとは夢にも思ってないのです。

大学では中国の歴史を学び、さらに中国語に興味を持ちます。
そして、学ぶことの楽しさに気付いた平野さんは、中国語で中国の歴史を学びたくなったのです。
学ぶモノが、だんだん大きく、深くなっていきます。
そこで、次に目指すのは中国留学です。
今だから言えますが、就職はまったく考えていなかったって。笑
そして、大学卒業後は中国の大学院に進学します。

今まで協力隊を目指す中で、英語に興味を持ったり、英語圏に留学する人はいましたが、中国は初めてかもしれないですね。

中国で4年間、歴史と語学を学びます。
もうその先は、歴史研究者か考古学者か?いったい何になるのでしょう?

平野さんは、そこで気付くのです。
歴史は好きだけど、このまま続けて行くことは難しいかもしれない。

そして、次の一歩として思いついたのが、「青年海外協力隊」です。
やっと平野さんの人生の選択に協力隊が登場です。
意外と、素直に、ピュッと頭に浮かんだそうです。笑

中国留学時代に日本語教師のアルバイトをしていて、日本語教育について調べたところ、協力隊の職種に「日本語教師」があることを初めて知ります。

「あっ、文系でも青年海外協力隊に参加できるんだっ!」

そこで自分が参加できる可能性があると知ります。
でも、だからと言って、すぐに参加するワケでは無いのです。

中国で日本語教師のアルバイトをして分かった事は、
自分が日本語を教えるのにどう教えればいいのか‘分かってない’ことが‘分かった’のです。笑
これ、スゴイことでしょ?分かってないコトが、分かったんですから。

じゃあ協力隊に参加するためには、しっかりと日本語を教えるための技術・知識を学んでから参加しようと思ったのです。
日本語が出来て、他の国の言葉が分かるから、日本語を教えられる。
ってワケではないのですね?

そして日本に帰国して、日本語教師になるための勉強を始めます。
半年間、日本語教師養成講座で基礎を学び、
その後、日本語学校で日本語教師として働きます。

もちろん目指しているのは、「青年海外協力隊:日本語教師」です。
いつか協力隊に参加することを夢見て、日本語教師として働くのです。

その夢が動きだすのが、2年8ヶ月後です。
希望国は「シリア」、要請内容を見ると実務経験が3年以上でした。
日本語教師の実務経験もあるし、初めての協力隊の受験でしたが、実は少し自信もあったのです。

が、なんと・・・不合格。

理由は、英語力不十分。
そうなんです、青年海外協力隊を受験する上で必要になるのが最低限の英語力。
そのためにTOEICの点数が基準になります。
職種や要請内容によって点数のラインも異なりますが、協力隊受験の上では大事なポイントの一つかもしれないですね。

平野さん一度不合格になってしまいますが、
協力隊への道は長く、それだけでは終わらなかったのです。
その後、自分が行きたかった中東地域では‘アラブの春’があり、
日本では東日本大震災があったりと、様々な現実に直面します。
自分の地元地域が被災したことにショックもありましたが、
まずは自分の身近で出来ることをしようと考えたのです。
海外にボランティアに行く前に、日本でボランティアをしようと。
1年間、東北の被災地で、もちろん福島でもボランティア活動をされます。

海外でも、被災地でも、根っこにあるボランティアの思いは変わらないのです。
そして被災地での活動が、また新たに協力隊への気持ちを後押しするのです。

平野さんがキルギスでどんな活動をされたのか、また来週です!


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松では、教員向けの海外研修「教師海外研修」を毎年実施しております。
今年度は、県内8名の先生方が中東のヨルダンに研修へ赴き、青年海外協力隊を始めとする、日本が実施する開発途上国の支援の現場を視察しました。
今回、ヨルダンに派遣された先生方が、何を学び、そして帰国後子供たちにどんな授業を行っているのかをお伝えする報告会を開催します。

日時 2月28日(土)13:00から
場所 郡山市のミュージカルがくと館1階・小ホール

報告会は参加無料でどなたでもご参加いただけますが、事前の申込みが必要です。
JICA二本松のイベント情報やFacebookページをご確認の上、お申し込み下さい。
みなさんのご参加お待ちしております。

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2015年2月14日(gy) 08:30

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