「ザンビア」に派遣されていました、鈴木 唯香さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」11/1放送

こんにちは、DJイタルです!

そうです、コスプレです。
いやいや、民族衣装です。
ってか、正装です。
そうなんです、フォーマルなんです。

さぁ、今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊 平成24年度1次隊として「ザンビア」に派遣されていました、鈴木 唯香(スズキ ユカ)さんです。
職種は「養護」です。

今週も可愛らしいザンビアの民族衣装「チテンゲ」で登場です。

なんと鈴木さん、30着くらい持っているそうです。
毎日着替えても、1ヶ月ローテーションできます。
ザンビアのオシャレ女子日本代表です!

これね、実はオーダーメイドなんですって。
既製品じゃないんです。
生地屋さんで布を買って、仕立て屋さんに縫ってもらう。
お気に入りのテーラーさんを探すのが大変だったとか?

たしかに・・・
以前、アフリカの隊員さんで、スカート頼んだのに、ズボンが出来上がってきたって話もありましたしね。笑

まぁ、それも含めて現地の文化を知るってことですよね。

この民族衣装「チテンゲ」は、正装なんだそうです。
鈴木さんは、毎日このチテンゲを着て活動されていたそうです。

と言うか、ジャージとかで行くと怒られるんだって。

あの〜、正直、青年海外協力隊は格好に関してはラフなイメージがありますが・・・
今までアフリカ、アジア、中東の現地で活動している現役の協力隊員にも会ってきましたが、みんなラフな動きやすい格好っていうのが多かったと思います。
時には、半そで、短パン、ビーチサンダルくらいの感じですよ。
だから、いつしか靴下を履くことを忘れてしまうのです。笑


まぁ、派遣先によっては、厳しいところもあるのですね。

さて鈴木さんが派遣されていた国「ザンビア」
この番組でのご紹介はもう4回目かな。
アフリカ大陸南部の内陸国です。
The Real Africa、本当のアフリカと呼ばれるザンビアは、ヴィクトリアの滝をはじめとしたダイナミックな景色と、ゾウ・カバ・キリン・シマウマ・ヌーと言った野生動物も生息する、自然の宝庫なのです。

そんなザンビアでの鈴木さんの派遣先は、
南部の町「チョマ」にある、セントムルンバ養護学校。
鈴木さんのお仕事は、養護学校の先生です。

聴覚、知的、視覚の障害を持つ小学校1年から中学3年くらいの子供たちが通います。
だいたい1クラスは5、6人くらいで、鈴木さんもクラスを担当します。
それも一人で担当です。
カウンターパートと呼ばれる現地のパートナーもいますが、カウンターパートもクラスを持っていますので、必然的に一人での授業になります。
英語と現地語と手話を使いながらの授業に、はじめは苦労したそうです。
それでも子供たちの笑顔は、全世界変わることがないんですね。
子供たちの笑顔に支えられながら、一人一人のレベルに合わせた授業を心がけていたそうです。

午前中はクラスで授業、そして午後は学校全体でのクラブ活動です。
ザンビアでも大きな問題になっているHIVについての講義を行ったり、
同じザンビア派遣の協力隊員にも手伝ってもらって日本人との交流会をしたりと活動も様々だったようです。


そうして2年間の活動を終えて、今年の6月に帰国しました。
やっている時は辛いこともあったけど、振り返ってみれば楽しい2年間だったそうです。

帰国する時に感じた、「達成感」と「寂しさ」。
青年海外協力隊員が感じる矛盾しそうな感情ズバリですね。
皆さん、日本に帰って来てちょっとずつ心の整理をしていくのです。


もしかしたら、鈴木さんはあまりそんな暇も無く、新たな生活が始まっていますかね?
8月からは、石川町にある小学校の特別支援学級に勤務しています。
新たな夢にむかっての一歩を歩み始めているのです。

今、子供達に伝えたいこと。
挨拶やお礼ができる人になってほしい。
勉強だけじゃない社会で生きるための基礎を身につけて欲しいそうです。

そして、
海外で感じた日本の素晴らしさと、ある意味での弱さ。
便利な世の中だけど、それに依存した世の中。
日本での当たり前は、海外では通用しない。
生きるチカラ、人間力はザンビアの人の方があるかもしれない。
そう思ったのです。
海外から見た正直な「ニッポン」ですよね。

社会が、良いとか悪いって言う問題ではないんです。
ただ、きっと個人レベルでも、意識できる、行動できる何かはありますよね?


これから鈴木さんはどんな先生になっていくのでしょう?

いつかは、海外の日本人学校でも働いてみたいし、
日本と海外をつなげる人になりたいって。


2年間の青年海外協力隊から帰ってきても、まだ25歳です。
サバっとして、ゲラゲラ笑って、何でも素直にしゃべっちゃう。
協力隊の新人類は、これからどうなっていくのでしょう?

なんかすげぇ楽しみなんですけど〜!



☆ JICA二本松インフォメーション ☆

ラジオの前の、PCの前の、スマホ片手の皆さんも、本日のゲスト・鈴木唯香さんのように青年海外協力隊として世界で活躍してみませんか?
現在、JICA二本松では、JICAボランティアを大募集しております。
120を超える職種がありますので、きっと皆さんのこれまでの経験が活かせる仕事が見つかりますよ。
専門の資格や経験が求められない職種もたくさんあるので、興味のある方は、まずはJICAボランティアウェブサイトをご覧下さい。

JICAボランティア秋募集の締め切りは、11月4日当日消印有効です。
皆さんのご応募、お待ちしています!

さて、そしてJICA二本松訓練所が、今年の12月で設立20周年を迎えます。
11月15日に関係者の方を対象に、感謝の気持ちを込めて記念式典を開催します。
この記念式典では、以前この番組にもご出演いただいたポップスデュオ・カズンのお二人の記念コンサートが開かれます。
そこで、番組リスナーの皆さんを20周年記念式典のカズンのコンサートに、
10組20名様をご招待いたします!

場所:JICA二本松訓練所
時間:11月15日 16時〜17時

コンサートの参加は無料ですが、会場までの交通費は自己負担となります。
プレゼントの応募方法は、メール・FAXにて受け付けております。

メール:fmf.co.jp
FAX:024-991-9800
お問い合わせ:024-991-9000 (担当:加藤)

応募の締め切りは、11月8日(土)必着です。
リスナーのみなさん、一緒にJICA二本松訓練所の20周年をお祝いしましょう!
沢山のご応募お待ちしております。

そして、そして、
JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
また、この番組のFacebookページもありますよ!
こちらも、是非チェック!!
2014年11月1日(gy) 08:30

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