元・協力隊員同士のお似合いご夫婦 - 「トンガ王国」に派遣されていました、 金谷 奈美さん

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」6/28放送

こんにちは、DJイタルです!

さぁ、今週のゲストは、先週に引き続きまして、
青年海外協力隊 平成9年度3次隊として「トンガ王国」に派遣されていました、
金谷 奈美(カナヤ ナミ)さんです。
職種は「家畜飼育」です。

何度も言いますが、先々週のゲスト金谷マサアキさん(平成9年度3次隊サモア隊員)の奥様でございます!
元・協力隊員同士のお似合いご夫婦ってな感じ。
なんとなく対照的な感じもしますが、それがいいバランスなんでしょうな。

奈美さん、やっぱりイイですね〜、声のノリがとてもラジオ向きです。
ふくしまFMにスカウトしようかな?
いやいや、僕の出番がなくなっちゃうな・・・ライバルは増やさんとこ。笑

奈美さんが派遣された国「トンガ王国」
南太平洋に浮かぶ約170の島群からなる島国。
45島が有人で、南北600q、東西200qに広がる。
オセアニアのうちポリネシアに属し、サモアの南、フィジーの東に位置する。
日本を中心に世界地図を見ると、オーストラリアの右側になりますかね。

そう旦那さんの派遣国サモアのとなり。
もしかしたら海岸からサモアが見えたんじゃない?って聞いてみると・・・
プッ、見えない見えない。笑。
いや〜、苦笑いのレベルですね。
首都があるトンガタプ島から、サモアまで700q以上はあるそうで・・・
すごく天気が良くても、どんなに視力が良くても、いかに日頃の行いが良くても、そりゃ見えんわね。笑

トンガは食べ物が美味しく、全てがココナッツ味!サモアと一緒!?笑
じゃ旦那さんと味覚が合うんじゃないですかね?
舌が合うって、夫婦生活を上手くやっていく大事な要素じゃない?
でも美味しすぎて、太った・・・って。
トンガではふくよかな人がモテるそうです。
別に目指していたわけではないようですが。笑


奈美さんの派遣先は、トンガの農林省畜産部門。
首都ヌクアロファで農家の方にアドバイスや家畜の治療などが主な仕事。
特にチカラを注いでいたのが、ブタの人工授精。
トンガの固有種に、他の地域の種を掛け合わせて、家畜の質と量を上げていく。

でも、協力隊の活動、すべてが上手くいくコトばかりじゃないんですよね。
上手くいかないコトは沢山ある、それでも失敗じゃないんです。
かならず次に繋がっていくし、だって、やってみないとわからないんです。
だから、まずは、やってみるのです!


上手くいかない時期、悩む時期、心が折れそうになってしまう時があるのです。
奈美さんも、任期短縮まで考えたそうです。
職種や立場上、出来ないことがあったり、緊急を要さない限り動けなかったり、焦りとかジレンマとか、いろんな思いが溢れてくる時期があるのです。

その国には、その国のやり方がある。
その国に来たことに絶対意味がある。

青年海外協力隊って、体の健康はもちろんだけど、‘こころ’も大事なんです。

青年海外協力隊も、4ユー・ドライブですかね。
「ゆっくり、ゆったり、ゆとり、ゆずりあい」
別にダラダラしなさいってことじゃなくて、‘こころ’のあり方の話です。


奈美さんの青年海外協力隊の経験は、その後の人生にも活かされています。
帰国後に、協力隊OV同期隊員の金谷マサアキと結婚。
結婚後は、旦那さんの地元兵庫県へ。
そこでは、子育てサークルをひらいて地域貢献にチカラを注ぎます。
誰かが手を挙げれば、そこに集まり、答えてくる人は必ずいる。
だったら、まず自分が手を挙げる人になろうと思ったそうです。
この行動力は、協力隊で得たモノ。

そして、旦那さんの海外赴任に同行して3年間ソロモン諸島へ。
ここでも、青空教室をひらいて地域貢献をするのです。
このコミュニケーション能力は、協力隊で得たモノ。

自分自身の協力隊での活動には、少し不完全燃焼な思いもあったそうです。
でも、その後の人生に、青年海外協力隊での経験が活かされていると感じることが多くあるそうです。

「やりたかったことが、やっと出来た。」

青年海外協力隊の活動は2年間ですけど、人生はその何十倍も生きていきます。
完全な2年間じゃなくても、その後の何十年に活かされていく経験って、やっぱスゴイでしょ?

今度は、ここ福島で、そのチカラが活かされていくのです。

そんな活動が7月に開催されます。
フィリピンで無料助産院を営んでいる冨田江里子さんをお招きしてのランチ交流会・お話会が須賀川市で開催されます。

日時=7月20日(日) 
   13:00〜 ランチ交流会
   14:30〜 お話会

場所= 銀河のほとり〜心と体と地球のための自然食堂
   (須賀川市滑川字東町327−1 TEL 0248-73-0331)

参加費=500円(高校生以下無料)※すべて1q冨田さんの活動資金へ寄付

お申し込み・お問い合わせ=「冨田江里子サポーター」金谷:080-9011-7373

フィリピンの貧困エリアでお産・診療所を開設して、寄付金や支援物資をもとに活動をおこなっている冨田江里子さんをお迎えしてのお話会。
「情熱大陸」「世界の村で発見!こんなところに日本人」などのTV番組でも活動が紹介された冨田さん、ご存知の方も多いのでは?

そんな冨田さんが福島に来てのお話会ですから、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか!

そうなんです!
冨田江里子さんも、青年海外協力隊OVなんですよ。

やっぱりつながる青年海外協力隊なんです!


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

世界各国で活躍してきた青年海外協力隊員たちは。帰国後もその経験を日本に還元しようと、全国各地でOB会・OG会を組織しています。
そんな中、四国の徳島県在住の協力隊OB・OGによる組織「徳島県青年海外協力協会」が、東日本大震災で被災した福島県の高校生を元気にするために、支援事業を行っています。
その名も「徳島サマーキャンプ」
震災の翌年の2012年に始まったこのキャンプは、今年で3回目。
現在、参加したいという福島県内の高校生を募集しています!
日本一がいっぱいの徳島県上勝町で世界のことを学びませんか?
自然体験活動や、農家体験、青年海外協力隊のお話を聞くことを通して、自分の将来についても考えてみましょう。
夏休みの思い出づくりに是非ふるってご参加下さい。
日程は8月1日から5日の五日間、参加費は無料です。
定員15名を超えた場合は抽選となります。
その他、申し込み方法など詳しいお問い合わせは「徳島サマーキャンプ福島事務局」まで。

・ 徳島サマーキャンプ福島事務局 090−4617−7506

JICA二本松のホームページやフェイスブックでも情報をアップしていきますので、こちらもご確認下さい。

ラジオとPCの前の高校生の皆さん!ご応募お待ちしています!!


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また、この番組のFacebookページもありますよ!
こちらも、是非チェック!!
2014年6月28日(gy) 08:30

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