「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」2/22放送
こんにちはDJイタルです。
今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成22年度4次隊として「タンザニア」に派遣されていました、太田 雄士(オオタ ユウジ)さんです。
職種は水資源開発です。
現在は、福島復興局の市町村応援職員として広野町で福島の復興にチカラをそそいでいます。
ちなみに出身は、福岡。九州男児ですね!
いや〜、太田さん面白いわ〜。
思い立ったら、即行動!な感じ。
青年海外協力隊に派遣される前から、アツい経験盛りだくさん。
今週の放送は、その経験談だけで終わるかと思いましたよ。
多分・・盛りだくさん過ぎて、だいぶカットされているな〜。
太田さんは、青年海外協力隊で海外に行く前に、ワーキングホリデーでオーストラリアに行っていたそうです。ワーホリってやつですね。
ワーキングホリデーとは、海外で暮らす、働く、学ぶことができる制度。
国によって違いますが、おおよそ18歳から30歳までの方が、1年(または2年)の間、その国に渡航することができるため、現地に長期滞在したい方には大人気のプランなんですね。
太田さんは19歳のころに、自衛隊に入隊が決まっていたそうですが、入隊前に世界を見てみたいと、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。
ケアンズ・シドニー・メルボルン・エアーズロックなどなど旅をしたそうですが、行って数日でスリに遭い、無一文に・・・泣
安宿、野宿を繰り返し、時にはバナナの収穫のアルバイトをしながら、旅を続けたそうです。
これで海外の厳しさを知ったとか・・・知らされたと言うか・・・
でも、オーストラリアでの厳しい経験はこれだけではないのです。
なんせ、お金が無かったもんですから、ヒッチハイクで旅をしていたそうです。
広大なオーストラリアの地をヒッチハイクで旅をしている時に、砂漠の真ん中を走る道路の分岐点で、方向が違うからと車を降ろされたそうです。
車がほとんど通らない砂漠の真ん中でひとりぼっち。
仕方なく野宿を決意するんですが、周りは何も無く、まして砂漠の夜はものすごく寒いそうです。
穴を掘って寝袋を敷き、その上から土をかけて、顔だけ出して寝た?そうです。
夜になると、遠くから野生の犬の遠吠えが聞こえ、身の危険をマジで感じたそうです。
野宿もスゴイけど、穴掘って、土かけて、しまいに野犬って。
でも、このオーストラリアでの経験があったからこそ、たくさんの人に助けられ、いつか恩返しがしたい、その思いを胸に、これから誰かの助けになりたいと思ったそうです。
この経験と思いが、青年海外協力隊に繋がっていくのです。
自分が受けたモノを次の誰かに。
思いも人も世界もつながっているんですね。
でもまぁ、青年海外協力隊OVってやっぱ面白いねぇ!
次回も楽しみだわ〜。
☆ JICA二本松インフォメーション ☆
2つのイベントをご紹介です。
まずは2月22日の午後1時より、郡山市のビッグパレットふくしまにて、
「教師海外研修フィリピン派遣」の報告会が開催されます。
「教師海外研修」とは先生方を海外に派遣して、途上国の現状や、そこで活躍する青年海外協力隊の活動を見ていただき、日本の子ども達の国際理解教育に活かしてほしいと、JICAが実施している事業です。
今年は県内8名の先生方がフィリピンに研修に行き、たくさんのことを学んできました。
今日は、実際に現地で何を学び、どのような授業をして子ども達に現状を伝えているのか、という報告をしていただきます。
会場は郡山市のビッグパレットふくしま3階研修室。時間は13時〜15時。
入場無料、申し込み不要ですので、どなたでもお気軽に足をお運び下さい。
続いて、写真展のご案内です。
現在、福島県内各地で「福島を元気にする青年海外協力隊」と題した写真展を開催しています。これは、東日本大震災後、福島県内で復旧・復興の仕事に就き頑張っている協力隊経験者の様子を紹介するものです。
今週のゲスト太田さんの写真も展示されています。
写真展は県内6カ所で日程をずらして開催しております。
現在開催中の会場は、JR福島駅の改札内・東西連絡通路(改札内の西口と東口を結ぶ通路)と、会津若松市のアピオスペース2階フリースペースです。
お近くの会場情報と開催時期は、JICA二本松のホームページをご覧下さい。
皆様のご来場、お待ちしております!!
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