青年海外協力隊の経験も面白い! - 「フィリピン」に派遣されていました、森 一樹(モリ カズキ)さん

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成21年度3次隊として「フィリピン」に派遣されていました、森 一樹(モリ カズキ)さんです。
職種は村落開発普及員(現:コミュニティ開発)です。
現在は、福島復興局で市町村応援職員のコーディネーターをされています。

森さんのご出身は静岡県藤枝市。
去年の7月に福島に来られたそうです。
福島の印象がめちゃくちゃ良いのです。
食べ物がおいしい、特にフルーツが最高だそうで。
嬉しいです! マジ嬉しいっす!
福島に来る前は、岩手県は遠野にいたそうで、東北の冬の厳しさも知っているようです。

さて、森さんの青年海外協力隊の経験も面白い!
人生の選択ってのは人それぞれで、いろんな人生があるんだと改めて感じます。

まず、森さんは青年海外協力隊に、3回応募しているのです。
3度目の挑戦でフィリピンに派遣されることになるのですが・・・

1度目のチャレンジは、20代半ば。なんと職種は「音楽の先生」です。
教職をもっているわけではないのですが、小さい頃から音楽が好きでピアノを習っていたのと、大学の時にオーケストラでバイオリンを弾いていた経験があったそうです。
自分では無謀にもと言っていましたが、1次は合格。
でも、この時は仕事の折り合いを考えて、断念したそうです。

2度目のチャレンジ、職種はメキシコで「青少年活動」です。
実はこの時は、少し自信があったそうです。
そりゃそうです!
協力隊に応募する前まで、メキシコで3年間暮らし、メキシコシティで家庭教師の経験もされていたのです。
なにより、スペイン語がわかりますからね。
そう、森さんは2度目の協力隊の応募の3年以上も前に会社を辞め、
単身グアテマラとメキシコを渡り、約3年、中米で生活されたそうです。
そりゃ、自信も出ますよ。

ところが、この「青少年活動」と言う職種。
協力隊の中では人気の職種なんです、だから倍率も高いのです。
それに森さん、第一希望しか書かなかったんですって・・・
ん〜。
残念ながら、2度目の挑戦は不合格となってしまいます。


さぁ、3回目の挑戦。3度目の正直。
この時、御年39歳11ヶ月。
青年海外協力隊ラストチャンス。
そうなんです、青年海外協力隊の応募資格は40歳未満なんです。

最後の挑戦は、村落開発普及員(現:コミュニティ開発)です。
スペイン語が話せますので希望は中南米でしたが、
最後の応募、ここまできたら希望は二の次、三の次です。
そして、3度目の正直でついに合格したのが「フィリピン」でした。

フィリピンもスペインの影響を受けており、スペイン語が使われた時代もあり、フィリピンの言葉でも、スペイン語起源の単語も多いそうです。
日本にも近いし、行ったことないし、おもしろそう。

最後のチャレンジ、3度目の正直で、いよいよ青年海外協力隊へ。
これだけ時間をかけて、協力隊になった方も珍しいんじゃない?
最初の応募から10年以上、いろんな職種に挑戦します。
3回のチャレンジ、年齢も経歴も職種も希望国も変わっていきます。

その時、その度、いろんな選択がある。
人生の選択、おもしろいっすね!

その後の選択は・・・また来週!




☆ JICA二本松インフォメーション ☆

年明けから始まりました平成25年度4次隊の訓練は、来週で6週目に突入。
来週2月11日は、シニア海外ボランティアの訓練の終了日となります。

現在、青年海外協力隊とシニア海外ボランティアは、同じ訓練所で訓練をしていますが、シニアは青年海外協力隊の訓練期間の半分になります。
この後も、引き続き自宅に戻り、語学や出発準備の期間となり、3月には青年海外協力隊とともに世界に向けて出発していきます。

また、2月12日には、所外活動が行われます。
二本松市内を中心に、福祉活動や農家さんのもとでボランティア活動をすることで、地元の方との交流を深めながら、新たな経験を積み、視野を広げてもらいます。

さぁ訓練期間も残り半分、訓練生の皆さん、がんばれ〜!!

さて、そして、
JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
そしてそして、
この番組のFacebookページもありますよ!
2014年2月7日(‹à) 10:26

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