「ヨルダン」に派遣されていました、渡辺 恭子さん


こんにちはDJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊 平成3年度1次隊として「ヨルダン」に派遣されていました、渡辺 恭子(ワタナベ キョウコ)さんです。
職種は手工芸です。
現在は、二本松市福祉事務所の家庭児童相談員をされています。
また、ふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ「ひらそる」の事務局もされているのです。

さぁ、まず渡辺さん、落ち着いていて、声が優しいんです。
やっぱ声には、人柄が出るんだなぁ。
ホッと安心します。

渡辺さんは二本松市の出身です。
福島県の青年海外協力隊の拠点・総合窓口、言わば総本山、言わば本丸、
そうJICA二本松訓練所のある二本松市のご出身。
より青年海外協力隊を身近に感じれる地域ですよね。

が、しかし・・・
渡辺さんが青年海外協力隊に応募した時には、
JICA二本松訓練所は、まだ無かったんです。

JICA二本松訓練所は、平成7年1月から訓練が始まりました。
そして去年の9月に訓練を終了した平成25年度2次隊の隊員を送り出して、
訓練修了者がなんと1万人を超えました。
優しい講師が厳しい?訓練をして協力隊員を送り出す、国際協力のための大事な場所が「JICA二本松訓練所」なんです。


渡辺さんが青年海外協力隊で派遣されたのは平成3年。

でも実は、この10年も前に一度、青年海外協力隊を受験しているそうです。
学校を卒業し、公務員をされていた20歳の頃。
始めて応募したこの時は、なぜか自信があったそうですよ。
ところが・・・不合格。

それからは、青年海外協力隊からは一度離れて、民間に就職されます。
その後、二度目の協力隊の挑戦まで10年以上。
ここまで期間が空いて再チャレンジするのは珍しいかもしれませんね。

その10年の間に、なんと渡辺さん、オートバイで日本一周にも挑戦しております。
そこでケガをして入院したり、お医者さんが優しかったり、同室のおばちゃんが親切だったり、助けてくれたおじさんがトマトを持ってきてくれたりと、さまざまな経験、出会いがあり、また人生が動き出していくのです。

30歳を超えて、二度目の協力隊へのチャレンジ。
キッカケは友達に誘われて聞いた青年海外協力隊OV(経験者)の話。
友達が協力隊に興味があり、誘われるままに話を聞きに行ったらしいのですが、
実際に応募したのは、友達じゃなくて、自分。
友達に誘われて行った偶然で、忘れかけていた協力隊への思いがよみがえってきたんですね。
ホント不思議、人生はどこに転機があるか分からないですよね。

渡辺さんは、「ミイラ捕りが、ミイラになった」って言っていたけど。

いいじゃないですか!
国際協力を経験してきた目の輝いているミイラですか?!笑
ミイラは、時代を越え、今の世に真実を伝える歴史の証人ですよ。
協力隊OVも、次の時代、次の世代へ、世界の現状と国際協力の今を伝える証人ですからね。

さぁて、次のミイラ捕りを待ってますよ〜(笑)


☆ JICA二本松インフォメーション ☆

今月から始まった平成25年度4次隊の訓練は、来週で4週目に突入します。
日々、語学のスキルを磨き、心と体を鍛え、現地での活動に向け着々と準備が進められています。

そんな中、実は毎週火曜日には‘ある’ことが行われています。
それは、予防接種です!

JICAボランティアが派遣される国では、日本にはないような病気が流行していることがあります。
そのような病気を予防するために、毎週火曜日に予防接種を行います。

派遣される国や人によって、ワクチン接種の回数は異なりますが、
多い方だと、訓練期間中に10本打つこともあります!

ワクチンは、破傷風・狂犬病・A型肝炎・B型肝炎・日本脳炎・ポリオなどを接種します。

現地でしっかり活動するためにも、病気に負けない体を作ることも大切な訓練のひとつなのです。

僕もアフリカに取材に行くときに、何本か打ちましたけど・・・
いや〜、でも10本ってスゴイですよね?!

さぁそして、
JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
そしてそして、
この番組のFacebookページもありますよ!
2014年1月24日(‹à) 09:03

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