10月19日放送 フィリピン派遣 草野恵美さん(平成23年度1次隊 村落開発普及員)

こんにちは、
DJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊
平成23年度
1次隊として
「フィリピン」に
派遣されていました、
いわき市出身、
草野 恵美さんです。
職種は
村落開発普及員
です。

実は草野さんには、
8月に行ったフィリピン取材に同行していただいておりまして、
10月6日に開催させて頂きました公開収録トークビューイングでは、
草野さんの協力隊体験談と、任地での取材の模様を
一緒に紹介して頂きました!

草野さんには、取材から公開収録トークビューイングまで、
何から何までお世話になってしまいました。
ホントにありがとうございました!

で、今回はレギュラー放送でのご出演です。
またまた、お世話になります!


さて、草野さんの協力隊を目指すキッカケは、
大学2年の時に、「うつくしま県民のつばさ」と言う、
国際協力の現場などを視察する福島県のプログラムで、
ラオス・ベトナムを訪れた時に、
青年海外協力隊員の生の活動を見て、協力隊に憧れたそうです。

自分もこうなれるんじゃないか!自分もこうなりたい!絶対になる!
そう思ったそうです。

もちろん青年海外協力隊になるためには試験があります。
試験、面接、健康診断。すべてが、協力隊になるために必要なことです。

草野さんの、協力隊への挑戦は大学4年生の時。
卒業後の進路として、青年海外協力隊を目指したそうです。

ところが、神様のイタズラか・・・
はじめての挑戦は、なんと・・・不合格。
経験不足と健康診断の結果だそうです。

青年海外協力隊、開発途上国の厳しい環境に派遣されていきます。
体が資本ですので、健康が優先されることは大前提です。

夢に見た青年海外協力隊の試験に不合格となっても、
それでも、人生は、就活は、続くのです。
大学を卒業された草野さんは、民間企業に就職されます。

でも、草野さんの挑戦が終わったわけではありません。
証券会社に就職し、いつか再挑戦する協力隊のために、資金運用を学び、
社会人としての経験を積み、4年間の社会人生活を送るのです。
この4年間がスキルとなり、自信となり、
そして、その後の協力隊の活動に活かされていくのです。

人としての成長、社会人としての経験、
そして協力隊としての自信を蓄え、
いざ青年海外協力隊に再チャレンジです!!

そして、見事4年越しの思いを叶え、試験に合格。
晴れて、青年海外協力隊候補生になったのです。

しかし、神様のイタズラは続くのです・・・


草野さんは平成23年度1次隊。
ある意味、特別な隊次だと思います。
皆さんもご存知のとおり、
平成23年3月11日は、あの東日本大震災があった日。
神様のイタズラと言うには、あまりにも大きな出来事・・・

世の中が混沌とした中で、
平成23年度1次隊は、震災後、はじめて訓練を受けた隊次なんです。
当時は、JICA二本松訓練所は、
多くの被災者を受け入れる避難所だったのです。
普段は青年海外協力隊の候補者を受け入れる訓練所が、
多くの避難者を受け入れ、とても訓練ができる状況にはなかったのです。

もちろん草野さんも、被災者の一人。
今、自分にできることは何だろう?
とても悩んだそうです。

今は何も出来ないかもしれないけど、
協力隊に参加して、より成長した自分なら出来ることがあるかもしれない。
今だからこそ、福島から協力隊に参加する意味があると。
家族や友人、周りの人に背中を押され、協力隊の参加を決意するのです。

この平成23年度1次隊の訓練は、JICA大阪で行われたそうです。
この時は、誰もが日本を憂い、自分達の活動に不安を覚えたと思います。
でもこの時だからこそ繋がりあい、
特別な絆を感じることも出来たと思います。

そして改めて、国際協力の意味、
青年海外協力隊の意味を考える時だったと思います。

東日本大震災で、日本は、世界中の国々から支援をいただきました。
それは、先進国だけではなく、日本が今まで支援してきた
開発途上国からもです。
国の財政が厳しかったり、国民の生活がたいへんだったり、
自分達の生活を削ってまで、なぜ日本に支援を送ってくれたのか?

震災後に、日本に送られた沢山の支援や協力。
もしかしたら、これが、
これまで続けてきた青年海外協力隊のひとつの‘答え’かもしれないですね。




☆JICA二本松インフォメーション ☆
あなたも、青年海外協力隊として、世界で活躍してみませんか?
現在、JICAでは、11月5日まで、
JICAボランティア秋募集を行っております。

JICA二本松では、JICAボランティアへの参加を真剣に考えている方、
もっとJICAボランティアを知りたい!という方必見プログラム、
「JICAボランティア一日体験」をJICA二本松で開催致します!

開催日は、10月27日、日曜日。
時間は、お昼12時〜午後5時まで。
会場は、JICA二本松です。
参加費は、500円!これはおいしい昼食代となります。
訓練所のゴハンはとってもおいしいと評判ですので、
是非この機会に、あなたも味わって見て下さい♪

「JICAボランティア一日体験」では、
こういった訓練所の食事を実際に体験できたり、
二本松訓練所・北野所長直伝の試験対策講座や、
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さらに今回は、
ウガンダの協力隊員と‘The pearl of Africa’を制作した
「カズン」のお二人による、
トーク&スペシャルLIVEをお楽しみいただけます!

「JICAボランティア一日体験」への参加には、
事前のお申し込みが必要です。
お問い合わせ・お申し込みは、JICA二本松のホームページ、
もしくは、お電話にて受け付けております。

JICA二本松 0243−24−3200

お申し込みの締め切りは、10月21日(月)です。
あなたからのご応募・ご来場、心よりお待ちしております!

その他、JICAボランティア秋募集に関する情報は、
JICAボランティアウェブサイトからご確認ください。

JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
レッツアクセス!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年10月18日(‹à) 22:47

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