10月26日放送 いわき市出身 草野恵美さん(平成23年度1次隊・村落開発普及員)

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
先週に引き続きまして、
青年海外協力隊
平成23年度1次隊として
「フィリピン」に
派遣されていました、
いわき市出身、
草野 恵美(クサノ エミ)さんです。
職種は村落開発普及員です。



草野さんが派遣されていました、東南アジアの「フィリピン」
前にもご紹介した事がありますが、改めて。
フィリピン海を挟んで、日本。ルソン海峡を挟んで台湾。
他、マレーシア、インドネシア、ベトナムと海を挟んで対しています。
日本から首都マニラまでは飛行機で4〜5時間。
とっても近いアジアの国です。
日本と同じく、たいへん島の多い国なんです。
そして、国民の平均年齢が20代と、すごく若い国なんです。
特に、経済発展が著しい首都マニラは、人々の勢いを感じます。

スゴいですよ、首都マニラは。まるで、東京・新宿のようです。
高層ビルが立ち並び、車の数も多く、歩く人々も早いのです。

首都マニラで言えば、
あまり青年海外協力隊感は感じづらいかも知れませんね。

草野さんが派遣されていた地域は、
マニラから飛行機とバスを乗り継いで6時間くらいかな?
すんなりいけばね。
レイテ島の南側のリバゴンと言う小さな町です。
僕もこの夏に取材で伺いましたが、のどかで、本当に良いところでした。
会う人会う人が、草野さんに声をかけてきて、
もしかしたら、
草野さんが日本に帰ったことを知らない人もいるんじゃないかってくらい、
自然と挨拶して、普段の日常がそこにあったのです。

そして、まぁ〜、食べ物は何食っても美味い!
日本人の口に合うと思いますよ。
草野さんも案の定。フィリピンにきて、最初10キロ太ったそうです・・・
え〜、じゅ、じゅ、10キロってけっこうですよ。
料理が美味いのは、もちろんなんですが・・・原因は他にも。
それは「ミリエンダ」と呼ばれる、おやつの時間です。
一日2回のおやつの時間。それも意外と本気で食べるらしい・・・
あとは、フィリピンでは超メジャーなインスタントコーヒー「3 in 1」
すげー甘いの。ビックリするくらい甘いの。
それ毎日やってたらねぇ、そりゃ太りますよ。


さて、草野さんのお仕事は「村落開発普及員」
フィリピンでの要請内容は、
「何をやってもいいから、町の収入を上げること。」
アバウトでしょ?
ざっくりでしょ?
大雑把すぎませんか?

もう何をしていいか分からなかったと思いますが・・・

まず草野さんは半年かけて、町中を周り、
地域の人とのコミュニケーションをとり、人間関係を築いていくのです。
最初は、何もない町だと思っていたそうです。
それが、半年かけて島を回って見ると、いろんな良いところが沢山あって、
観光客や外国の人に、その良さをアピールしたいと思ったそうです。

そして、草野さんが目を付けたのが、ココナッツ民芸品です。
お土産としてのココナッツ民芸品。
草野さんは、販路の拡大、商品デザインなど、
ありとあらゆる活動をしてきたそうです。
そして、フィリピンで出会った日本企業の協力、同期隊員の応援もあり、
草野さんの活動は軌道に乗っていくのです。
日本企業の協力で新しい機械を入れ、それによって商品のレパートリーが増え、
それによって受注が増える。
一つの出会いが相乗効果的に好転していく。
もちろん自分のチカラだけではなく、
フィリピンで出会った沢山の人のおかげと草野さんは言います。


今年の6月に日本に帰国して、はや4ヶ月。
訓練直前に震災があり、いろんなことに迷いながらも出発。
成長して帰ってきた時、いつか福島の役に立つ日が来るかもしれない。
そんな思いで2年間の活動をされてきたと思います。

復興、ボランティア、被災地支援、もちろん国際協力なども含めて、
草野さんはこれまでの活動を活かせる仕事をしていきたいそうです。

これから草野さんの恩返しが始まります!






☆ JICA二本松インフォメーション ☆

あなたも、青年海外協力隊として、世界で活躍してみませんか?
現在、JICAでは、
11月5日まで、JICAボランティア秋募集を行っております。
応募の締め切りは、11月5日火曜日、当日消印有効です。
JICAボランティアへのご応募は、郵送のみの受付けとなります。

JICAボランティアの詳細・応募方法などは、
JICAボランティアウェブサイトをご覧下さい。
http://www.jica.go.jp/volunteer/
あなたからのご応募お待ちしております。

そして、今日は、JICA二本松訓練所から訓練レポートが届いております。
現在、平成25年度3次隊の皆さんが、
JICAボランティア候補者として、派遣前の訓練を行っています。
JICAボランティア候補者が受ける講座の中には、
一般の方も受講できる公開講座があります。
あなたも、候補者と一緒に「公開講座」を受講してみませんか?
受講料は無料です。

これから開かれる公開講座は、
11月12日(火) 午後2:10〜午後5:00 「世界の宗教理解」
11月29日(金) 午後7:10〜午後9:00 「地球のステージ」

受講してみたいと言う方は、講座前日までにお申し込み下さい。
公開講座一覧、および詳細につきましては、
JICA二本松ホームページをご覧下さい。
http://www.jica.go.jp/nihonmatsu/

また、JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
レッツアクセス!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年10月25日(金) 22:40

10月19日放送 フィリピン派遣 草野恵美さん(平成23年度1次隊 村落開発普及員)

こんにちは、
DJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊
平成23年度
1次隊として
「フィリピン」に
派遣されていました、
いわき市出身、
草野 恵美さんです。
職種は
村落開発普及員
です。

実は草野さんには、
8月に行ったフィリピン取材に同行していただいておりまして、
10月6日に開催させて頂きました公開収録トークビューイングでは、
草野さんの協力隊体験談と、任地での取材の模様を
一緒に紹介して頂きました!

草野さんには、取材から公開収録トークビューイングまで、
何から何までお世話になってしまいました。
ホントにありがとうございました!

で、今回はレギュラー放送でのご出演です。
またまた、お世話になります!


さて、草野さんの協力隊を目指すキッカケは、
大学2年の時に、「うつくしま県民のつばさ」と言う、
国際協力の現場などを視察する福島県のプログラムで、
ラオス・ベトナムを訪れた時に、
青年海外協力隊員の生の活動を見て、協力隊に憧れたそうです。

自分もこうなれるんじゃないか!自分もこうなりたい!絶対になる!
そう思ったそうです。

もちろん青年海外協力隊になるためには試験があります。
試験、面接、健康診断。すべてが、協力隊になるために必要なことです。

草野さんの、協力隊への挑戦は大学4年生の時。
卒業後の進路として、青年海外協力隊を目指したそうです。

ところが、神様のイタズラか・・・
はじめての挑戦は、なんと・・・不合格。
経験不足と健康診断の結果だそうです。

青年海外協力隊、開発途上国の厳しい環境に派遣されていきます。
体が資本ですので、健康が優先されることは大前提です。

夢に見た青年海外協力隊の試験に不合格となっても、
それでも、人生は、就活は、続くのです。
大学を卒業された草野さんは、民間企業に就職されます。

でも、草野さんの挑戦が終わったわけではありません。
証券会社に就職し、いつか再挑戦する協力隊のために、資金運用を学び、
社会人としての経験を積み、4年間の社会人生活を送るのです。
この4年間がスキルとなり、自信となり、
そして、その後の協力隊の活動に活かされていくのです。

人としての成長、社会人としての経験、
そして協力隊としての自信を蓄え、
いざ青年海外協力隊に再チャレンジです!!

そして、見事4年越しの思いを叶え、試験に合格。
晴れて、青年海外協力隊候補生になったのです。

しかし、神様のイタズラは続くのです・・・


草野さんは平成23年度1次隊。
ある意味、特別な隊次だと思います。
皆さんもご存知のとおり、
平成23年3月11日は、あの東日本大震災があった日。
神様のイタズラと言うには、あまりにも大きな出来事・・・

世の中が混沌とした中で、
平成23年度1次隊は、震災後、はじめて訓練を受けた隊次なんです。
当時は、JICA二本松訓練所は、
多くの被災者を受け入れる避難所だったのです。
普段は青年海外協力隊の候補者を受け入れる訓練所が、
多くの避難者を受け入れ、とても訓練ができる状況にはなかったのです。

もちろん草野さんも、被災者の一人。
今、自分にできることは何だろう?
とても悩んだそうです。

今は何も出来ないかもしれないけど、
協力隊に参加して、より成長した自分なら出来ることがあるかもしれない。
今だからこそ、福島から協力隊に参加する意味があると。
家族や友人、周りの人に背中を押され、協力隊の参加を決意するのです。

この平成23年度1次隊の訓練は、JICA大阪で行われたそうです。
この時は、誰もが日本を憂い、自分達の活動に不安を覚えたと思います。
でもこの時だからこそ繋がりあい、
特別な絆を感じることも出来たと思います。

そして改めて、国際協力の意味、
青年海外協力隊の意味を考える時だったと思います。

東日本大震災で、日本は、世界中の国々から支援をいただきました。
それは、先進国だけではなく、日本が今まで支援してきた
開発途上国からもです。
国の財政が厳しかったり、国民の生活がたいへんだったり、
自分達の生活を削ってまで、なぜ日本に支援を送ってくれたのか?

震災後に、日本に送られた沢山の支援や協力。
もしかしたら、これが、
これまで続けてきた青年海外協力隊のひとつの‘答え’かもしれないですね。




☆JICA二本松インフォメーション ☆
あなたも、青年海外協力隊として、世界で活躍してみませんか?
現在、JICAでは、11月5日まで、
JICAボランティア秋募集を行っております。

JICA二本松では、JICAボランティアへの参加を真剣に考えている方、
もっとJICAボランティアを知りたい!という方必見プログラム、
「JICAボランティア一日体験」をJICA二本松で開催致します!

開催日は、10月27日、日曜日。
時間は、お昼12時〜午後5時まで。
会場は、JICA二本松です。
参加費は、500円!これはおいしい昼食代となります。
訓練所のゴハンはとってもおいしいと評判ですので、
是非この機会に、あなたも味わって見て下さい♪

「JICAボランティア一日体験」では、
こういった訓練所の食事を実際に体験できたり、
二本松訓練所・北野所長直伝の試験対策講座や、
語学訓練の模擬体験、健康に関する相談もできます。

さらに今回は、
ウガンダの協力隊員と‘The pearl of Africa’を制作した
「カズン」のお二人による、
トーク&スペシャルLIVEをお楽しみいただけます!

「JICAボランティア一日体験」への参加には、
事前のお申し込みが必要です。
お問い合わせ・お申し込みは、JICA二本松のホームページ、
もしくは、お電話にて受け付けております。

JICA二本松 0243−24−3200

お申し込みの締め切りは、10月21日(月)です。
あなたからのご応募・ご来場、心よりお待ちしております!

その他、JICAボランティア秋募集に関する情報は、
JICAボランティアウェブサイトからご確認ください。

JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
レッツアクセス!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年10月18日(金) 22:47

10月12日放送 真戸原直人さん公開収録の模様をオンエア!!

こんにちは、DJイタルです。

毎週、青年海外協力隊OV(協力隊経験者)の方をゲストにお招きして、
協力隊の魅力などをうかがっていくこの番組。















そうなんです!スペシャルなんです!
なんとなんと、スタジオを飛び出しまして〜、
公開収録です!!

番組が始まって約1年半。
いつかはやりたいと思っていた公開収録イベント!
リスナーの皆さんをお招きしての公開イベントです。
ついに、この日がやってまいりました!!

大勢のキミノチカラリスナーの皆様にお集まり頂きました。
お越し頂きました皆さま、本当にありがとうございました!
楽しんでいただけましたか?


まぁ正直に言うと、僕が楽しんでいました!
イベント好きなんです。
お客さんの反応が、ダイレクトに分かるでしょ?
それに、リスナーさんに直接お会いできるでしょ?
なんか一緒にイベントを作り上げている感じが好きなんです!

ただ、まぁ、緊張はしますわね。
今回の会場が、郡山女子大学。
女子大って響きはテンション上がるんですが・・・
なんせ学校ですからね〜、なんか特別な緊張感がありましたね。

今回の公開収録トークビューイングは、豪華3部構成!

まずは
青年海外協力隊OV(協力隊経験者)
草野えみさんにご出演頂きまして、
今年の8月に行きました
フィリピン取材の模様も合わせて、
草野さんの協力隊経験を
たっぷりお話頂きました。
草野さんもスゴイよね?


いきなり100人を超えるお客さんの前でトークして下さいって言われて、
でも全然緊張する様子もなく、すごく良いお話を頂けたんです。
さすが、青年海外協力隊OV! やっぱ器が違うね。

そうなんです、草野さんは一緒にフィリピンの取材に同行して頂きましたので、
取材の話を交えながら、とてもやりやすかったですね。
フィリピン取材の様子は「Teatime Paradise」のブログでもご紹介してますよ。
http://www.fmf.co.jp/pc/t_para/

協力隊経験者の生の声って、これから目指す人の心に響くんです。
聞いた話じゃなくて、自分が見て、感じて、経験してきた話ですから、
説得力、リアリティが違います。


そして、続いては、
本日のスペシャルゲスト、アンダーグラフ 真戸原直人さんが登場します。
国内のライブ活動も積極的に行っており、また、CDの売り上げの一部を
開発途上国のワクチン購入に寄付するなど、国際協力に取り組んでいます。
やっぱオーラが違うね。でも、すごく気さくな方でしたよ。
僕、同い年なんです!
それだけで勝手に親近感を持っております。

真戸原さんはJICAが主催する「なんとかしなきゃプロジェクト」の
著名人メンバーとして、今年の1月にアフリカ・マラウイを訪問されております。

この「なんとかしなきゃプロジェクト」というのは、
開発途上国では多くの課題を抱えており、国際社会が協力して支援に乗り出しています。
でも、日本にいるとそのような途上国の問題を知る機会も少ない。
そこでJICAやNGOが協力して、もっと世界の状況を伝えていこうと、
「なんとかしなきゃ! 見過ごせない55億人」と言う広報プロジェクトを
平成22年に立ち上げました。
JICAやNGOだけのチカラでは、なかなか世の中に訴えていくチカラが小さいので、
影響力のある有識人や著名人の皆様に協力していただいています。
黒柳徹子さんや藤原紀香さん、藤井フミヤさんやゆずなどもメンバーとなっております。

今年の1月にアフリカ・マラウイを訪問した真戸原さん。
アフリカ・マラウイに行くまでは、どこにある国かさえ知らなかったそうです。
知らないからこそ、吸収できることがいっぱいあったんですよね。

実はこの「マラウイ」と言う国。
協力隊派遣は1971年から始まり、1500人を超える隊員が派遣され、
実は世界で最も多くの協力隊員が派遣された国なんです。

そんな中で、真戸原さんは、マラウイで活躍中の多くの青年海外協力隊と交流されました。
今回の公開収録では、その中から3人の青年海外協力隊員をご紹介しました。
栄養士隊員の竹口美穂さん、理数科教師隊員の石川里佳子さん、
そして、体育隊員の秋本啓太さん。

それぞれに個性のある協力隊員だったと、真戸原さんも話していましたが、
気づきました?そう女性の方が多いですよね?
真戸原さんが選んだわけじゃないですよ!笑

実は、現在、派遣中の協力隊員のうち約6割が女性隊員なんです。
任地では女性の方がたくましく、適応力もあるそうです。
世の男子にとっては、さびしい話ですが・・・

それぞれがアフリカの大地で、孤軍奮闘しているんです。

さすが、アーティスト真戸原さん!
たくさんの訪問先で、歌を唄ってきたそうです。

そんな中で、現地の方々がアンダーグラフの曲を日本語で唄ってくれたり、
子ども達が一緒に唄ってくれたり、感動エピソード満載だったそうです。

真戸原さんも、授業に参加したり、一緒にゲームをしたり、
協力隊の活動を体験されたりしたそうです。

実際に協力隊員に会うまでは、「どうして青年海外協力隊になったんだろう?」
と、とても興味があったそうです。
真戸原さんが、実際に感じた「青年海外協力隊」は、
隊員皆さんの瞳がとてもキラキラと輝いていて、
素晴らしい経験を積んでいるんだなという印象を持ったそうです。


真戸原さんが思う「国際協力」も聞いてみました。
「あまり固く考えずに、他の国ってどうなっているんだろう?から始まってもいいと思う。」
と、話していました。
誰にだって、形はいろいろだけど、出来ることだと思いますし、
日本って恵まれているな、自分達って幸せな国に生まれたんだと、
改めて実感できるものだと思ったそうです。

人として、日本人として、世界の一員として、そして、アーティストとして。
感じることが沢山あったんですね。

「無理をせず、小さなことでも、出来ることから始めればいい。」
実際に国際協力を見て、感じて、自分が出来ることを実践している
真戸原さんだからこそ、「言葉のチカラ」を感じました。














最後は、アンダーグラフ真戸原さんのスペシャルライブもあり。
今回のイベントだけの、アコースティックスペシャルライブ!
すんげー感動したんです。マジ鳥肌立った!
人の心に感動を紡ぎ出す真戸原さんの歌は、やっぱりチカラがあります。

沢山の感動を皆さんに持って帰っていただけたと思います。
そして一人でも、国際協力に、青年海外協力隊に興味を持って頂けたなら幸いです。

これをキッカケに協力隊に参加して、
いつか番組でインタビューなんか出来たら最高ですね。

沢山のご来場、本当にありがとうございました!
また、公開収録イベントやりたいですね。


さぁそして、JICAボランティア秋募集が始まっておりますよ!

まだまだ間に合う説明会も開催中です。
10月16日(水)18:30〜 福島市AOZ(アオウゼ)
10月27日(日)12:00〜 JICA二本松 ※要予約

JICAボランティア秋募集に関する情報は、
JICAボランティアウェブサイトからご確認ください。

JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
レッツアクセス!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年10月11日(金) 23:53

キミノチカラ公開収録オンエア!

秋深まる今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

さて、10月6日(日)
『キミノチカラ、海をこえて〜青年海外協力隊の道
 公開収録トークビューイング』
大盛況のうちに終了致しました。
会場に足をお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、スペシャルゲストとしてお越し頂きました
アンダーグラフの真戸原直人さん。
マラウイや福島、国際協力への想いを、
トークと生演奏で伝えてくださいました。
会場となりました郡山女子大学の教室は、熱気と感動で溢れていました。
ありがとうございました。

公開収録の模様は、
10月12日(土)朝8時30分より、放送致します。
ぜひ、お聴きください。
2013年10月6日(日) 18:55

10月5日放送 坂下高校の先生 上野健一さん(平成3年度1次隊)

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊
平成3年度1次隊として
「ガーナ」に派遣されていました、
上野 健一さんです。
職種は数学教師です。
現在は、
福島県立坂下高校の先生です。





さすがです!2週目も、上野さんの安定感はハンパない!
上野さんが派遣されていたのは、20年以上前ですので・・・
記憶の引き出しの開け閉めもハンパないっす。(笑)


上野さんが派遣されていた国「ガーナ」
ガーナの印象を聞いたら、まず出てきたのが、そう「ビールが美味い!」
いきなりビールの話!?でも、美味いんですよ!

そうなんですよね〜、上野さん! 
西アフリカは、本当にビールが美味いんです。
これは、僕も推します!! マジで美味いの!!
上野さんの推しビールと、僕の推しビールは違いましたが。
じゃ〜、センターを懸けて、
西アフリカ・ビール総選挙といきましょうよっ!
上野さん、負けませんよ!!
すみませ〜ん!ガゼルビール、ピッチャーでお願いします!

・・・いやいや、じゃなくて。
あぶねぇ、ピッチャー頼んで、ほろ酔い脱線するところだった。(笑)

はい。上野さんは「数学教師」として、首都から900q離れた
ガーナ最北の「ボルガタンガ」と言う町に派遣されます。
この町の「ボルガタンガセカンダリスクール」で数学を教えていたそうです。
全校生徒1000人を超える、
日本で言う中学・高校生くらいの子ども達が通う学校だそうです。

ガーナは午後は暑いので、午前中に授業が多く、朝はちょー早いのです。
朝6時くらいに始まるそうです。
だって、午前中に授業8時限やるんだよ!?
いくら午後が暑いからって、午前中つめ込み過ぎだよね?
その代わり、午後がゆるゆる〜。
そしたら、早く帰って、ビールでも飲みたくなりますわね!?

確かに理にかなう、効率的な生活なんですかね?
そう考えると、ちょっと羨ましい生活でもある!


ただね〜、上野さん羨ましくない記録を持っております!
この番組始まって以来、断トツのトップだと思います。
それは〜、ジャン!
「マラリアにかかった数」
その数、なんと5回!!
2年間の協力隊生活のなかで、もう一度言うけど、5回!!

全ての協力隊経験者集めても、トップじゃない?
半年に1回以上、マラリアにかかるわけでしょう?
治療期間を考えたら、もっと短期間でかかっているわけでしょ?
なんでしょう? そんなに上野さんは蚊に好かれているの?

上野さん、もう誰よりもマラリアに詳しいですよね。
数学より、理科? 生物か? 予防衛生は保健か?
「数学」より、たぶん「マラリア」の方が詳しいかもしれませんね・・・

まぁマラリア5回ですからね・・・学校を休んでしまうこともあったのです。
上野さんも、授業については少し心残りがあったみたいですね。

それでも、生徒に迷惑かけないように、やる気に答えるために、
まずは授業をしっかりやろうと思ったそうです。
気持ちは伝わっていますよね?


ガーナの子ども達は、学ぶ意識が高いそうです。
自分から宿題を求める姿は、日本にはあまりない姿勢かもって言ってました。
そして町でも、人情味が厚く、古き良き日本のような国だと語る、上野さん。

確かにモノは不足しているけど、前向きで意欲がある。
豊かさとは、いったい何だろう?
上野さんが感じた、すごく素直で、素朴で、難しい問題ですよね。
日本にいては感じられないコト。

そして、他の国に来て、はじめて日本を知ることもある。
協力隊は、改めて自分の国「日本」を知る活動でもあるのです。

20年以上前の、青年海外協力隊。
ところどころ忘れた事もあるって言っていましたけど、
決して忘れることのない仲間と、色あせない経験があるんですね。

上野さん曰く、青年海外協力隊って、
生きている実感がするそうです、生活感があるんだって。

僕たちは人生の中で、それをどれだけ感じられるんだろう。




さぁ、そしてそして、
いよいよ明日は、アンダーグラフの真戸原直人さんをお招きして、
「キミノチカラ、海をこえて〜青年海外協力隊の道」
トークビューイング公開収録開催です!
参加は事前募集というかたちで
沢山のリスナーさんよりご応募頂きました。
本当にありがとうございました!
ご当選され、イベントに参加されるあなたとは、また明日お会いしましょう!

また、公開収録の模様は、来週のこの時間に、お送り致しますので、
どうぞ、お楽しみに!


☆JICA二本松からのお知らせ ☆

来週10月10日に、平成25年度3次隊の訓練がスタートします。
今回は90名の青年海外協力隊、シニア海外ボランティアの候補者が
JICA二本松で訓練を開始致します。
夢に向かって、ぜひ頑張って欲しいですね。

そして、10月4日から3日間に渡りまして、二本松市で開催されています
「二本松ちょうちん祭り」に、JICA二本松も参加しています!
オリジナル缶バッジ制作体験コーナーや、ここでしか味わえない
JICA特製カレーや、世界のビール各種もご用意してお待ちしております!
「二本松ちょうちん祭り」へお越しの際は、ぜひご家族、お友達おそろいで、
JICA二本松ブースへ遊びに来て下さい!お待ちしております!

さぁ、そして、いよいよ始まりましたJICAボランティア秋募集!
あなたも、青年海外協力隊として、世界で活躍してみませんか?
まずは説明会に参加して、
ボランティアの制度や現地で活動してきた方の体験談を聞いてみませんか?
今、途上国からどのような要請があり、
自分にはどんな職種が合っているのか、JICAスタッフへご相談下さい!
あなたに合ったボランティアのかたちがきっとみつかります!

次回の説明会は、
10月16日(水)午後6:30〜午後8:00まで。
福島市のA・O・Z(アオウゼ)にて開催致します。
夕方からの開催ですので、お仕事の帰りや学校帰りにお気軽にお越し下さい!

また10月27日(日)には、
JICAボランティアへの参加を真剣に考えている方、
もっとJICAボランティアを知りたい!という方必見プログラム、
「JICAボランティア一日体験」をJICA二本松で開催致します!

二本松訓練所・北野所長直伝の試験対策講座や、語学訓練の模擬体験、
健康に関する相談もできます。

そしてなんと、ウガンダの協力隊員と曲を作った「カズン」もやってくる!
制作秘話を聞けます。スペシャルLIVEもあります!

参加費は500円!これはおいしい昼食代となります!
開催時間は、10月27日(日)お昼12時から午後5時までです。

「JICAボランティア一日体験」への参加には、
事前のお申し込みが必要です。
お問い合わせ・お申し込みは、
JICA二本松のホームページ、もしくは、お電話にて受け付けております。

JICA二本松 0243−24−3200

お申し込みの締め切りは、10月21日(月)です。
あなたからのご応募・ご来場、心よりお待ちしております!

その他、JICAボランティア秋募集に関する情報は、
JICAボランティアウェブサイトからご確認ください。

JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
レッツアクセス!!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年10月5日(土) 11:24

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