9月21日放送 福島市出身 佐藤京子さん(平成22年度4次隊カンボジア派遣)

何でも使える便利な布?
スカーフ?
ストール?
「クローマー」って言って、
時には、道ばたでトイレをするのに、
‘諸々’隠すのに使うことも・・・

お土産頂きました、
パームやしの砂糖、石けん。






こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、先週に引き続き、
青年海外協力隊
平成22年度4次隊として
「カンボジア」に派遣されていました、
佐藤 京子(サトウ キョウコ)さんです。
職種は日本語教師です。

佐藤さんが派遣されていた任地は、
カンボジアの首都・プノンペンより
北へ360q、タイとの国境近くの、
バンテアイミエンチェイ州シソポン市。


首都に行くより、隣国タイに行く方がはるかに近いそうです。
世界遺産アンコール・ワットにも近いみたい、佐藤さん何度も行ったそうです。
いいな〜、一度は行ってみたい世界遺産、
上位ランクイン間違いないよね。


さて、佐藤さんは青年海外協力隊として、
このシソポン市の州立大学で日本語教師をされていたのです。

ただね、これも協力隊としては、少ないケースだと思いますけど、
カウンターパートと呼ばれる現地で一緒に活動するパートナーが
佐藤さんにはいなかったんです。
現地の調整や相談をする窓口にもなりますから、
大事な役割なんですけど・・・
いろんな理由や事情があるんでしょうね・・・
嘆いていてもしょうがない、いないものはいない。
それを補ってくれたのが、同期隊員だったそうです。
一人で活動し、日常に追われていく中で、支えてくれた同僚隊員。

これからも続いていく、大切な仲間だって言っていましたよ。


佐藤さんは、協力隊の前は、個人で、
ベトナムで日本語教師をされていましたので、
仕事としての日本語教師は慣れっこですかね?

ただ日本語は、第二外国語的な扱いですから、
なかなか就職などに直結するものでもないそうです。
それにカンボジアでは、大学を卒業しても仕事が無い・・・
と言う悪循環な状況もあるそうです。

進学して学ぶことが、将来を描けないようなものなら、それでは意味が無い。
教育分野の確立が、国の将来を安定したものにするものでなければならない。

協力隊の教育分野への派遣は、そう言ったことも望まれているんだろうけど、
実は社会は、そんな都合良くはまわってないんですね。

でも、それでも教育は諦めてしまうものではない。
いつか国を支える若者が育ち、それを証明してくれる日がきっとくるでしょ。


佐藤さんは、日本語の先生。
日本語を教えるだけではなく、日本をアピールして来たって。
シソポン市は、カンボジアの中でもかなりの僻地で・・・
日本人を初めて見るって人もいたそうで・・・

佐藤さん、初めての日本人。
そう、勝手に日本代表です。

浴衣を着てみたり、日本の文化を伝える授業も行ったそうです。
日本語を教えるのも大事だけど、日本を知ってもらうための授業。
いつか日本に行ってみたい。
またいつか日本語を学んでみたい。そう思ってもらえるように。

写真見たけど、よくもまぁ浴衣が似合っているんですw

そして、もひとつ。
なんとラジオをやっていたそうです!
佐藤さん、ラジオDJです!
同期の隊員と協力して、
地元ラジオ局でラジオ番組の制作をしていたそうです。
どこの国にもラジオ文化があって、テレビより、
生活の情報はラジオが中心って国や地域がまだまだ沢山あるんです。
それも日本人が海外で、ラジオ番組作り。
ラジオに携わる人間としては、かんなり嬉しいです!!

そうやって、
青年海外協力隊は、じつは日本を伝えることも大事な活動のひとつ。
初めて見る日本人、初めて聞く日本語、初めてふれるJAPAN。
任地の人にとってみれば、初めての「日本」が沢山あるんです。

日本人のイメージが、派遣されてやって来た青年海外協力隊員。
プレッシャーかけるつもりはないけど・・・
かなり責任重大でしょ!
ある意味、「TOYOTA」や「SONY」や「イチロー」と一緒でしょ?

青年海外協力隊ってスゴイ使命を背負っとるんだね。
でも、それは誰でも出来るし、誰にでもチャンスがあるんです。
日本のイメージ = 「あなた」
これってやっぱスゲェよね?

そう!青年海外協力隊員は、み〜んな日本代表なんです!!


☆JICA二本松からのお知らせ☆

いよいよ、10月よりJICAボランティア秋募集がスタートします。

「興味はあるけど、自分には何ができるのだろう・・・」
「どんな人が協力隊に向いているのだろう・・・」

JICA二本松とふくしまFMでは、
そんな不安を抱えるあなたの背中を押すようなイベント
「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道
トークビューイング公開収録」を開催致します。

アンダーグラフのボーカル・真戸原直人さんを特別ゲストに迎え、
アフリカのマラウィの印象や、そこで出会った協力隊とのエピソードなどを
お話いただきます。
そして、最後にはスペシャルライブもありますよ!
参加は無料です!

「キミノチカラ、海をこえて」トークビューイング公開収録は、
10月6日(日) 午後2時から、郡山女子大学で行います。
参加にはお申し込みが必要です。
詳しくは、ふくしまFMのホームページをご覧ください。
http://www.fmf.co.jp/pc/jica131006/index.html#form

また来週9月25日(水)には、
郡山駅前のビッグアイ7階 大会議室1にて
JICAボランティア募集説明会を開催いたします。
時間が午後6:30からです。
入場は無料、入退室自由となっております。
お仕事帰り、学校帰りにぜひお立ち寄り下さい。

その他、JICAボランティア秋募集に関する情報は、
JICAボランティアウェブサイトからご確認ください。
http://www.jica.go.jp/volunteer/
2013年9月21日(gy) 08:49

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