8月31日放送 現在、フィリピンで活動中!福田千恵さん(平成24年度1次隊)

こんにちは、DJイタルです。
やってまいりました!
いや、行ってまいりました!
去年の年末、
初の海外取材でアフリカに
行かせて頂きましたが、
夢の第二弾!
今回は、
東南アジアはフィリピンに
行ってまいりました!!


そんなフィリピン取材の今回のゲストは、
青年海外協力隊 平成24年度1次隊として、
「フィリピン」に現在派遣されています、
会津美里町出身、福田千恵(フクダ チエ)さんです。
職種は「養護」です。

そう、今まさにフィリピンに派遣されている、現役の隊員さんです。

東南アジアは「フィリピン」。
先週の菅野さんの回で、フィリピンについてご紹介致しましたが、
日本からはとっても近いアジアの国です。
もちろん日本から直行便もありますし、飛行機で4〜5時間。
日本の約8割の広さの島国で、大小合わせて7107の島があり、
インドネシアに次いで、島の数が多い国です。
日本企業の進出、日本からの観光客も多い国のひとつですよね。

さて、降り着いた首都メトロ・マニラは大都市。コンクリートジャングルです。
マニラの人口は1,155万人で福島県の人口をゆうに超えます。
マニラの中心地は、高層ビルが建ち並び、車の数も多く慢性的な交通渋滞がおこり、
急速な経済発展を表すように、行き交う人の流れもまた速いのです。

こんな場所に青年海外協力隊が?
って、思うくらい近代化された街並なんです。
まさに大都市。田舎モンの僕らはちょっとビビります・・・
正直、前回のアフリカ・セネガルとは、また違った衝撃でしたね。

現在、フィリピンには40名以上の青年海外協力隊員が派遣されているそうです。
フィリピンのいろんな地域に、それぞれが派遣されております。
さすがに、首都マニラに派遣されている隊員はいないそうですが。

今回のゲスト、
福田さんが派遣されているのがルソン島ケソン州ルクバンと言う町です。
首都マニラがある島なんですが、マニラまでは、
バスとジープニーを乗り継いで5時間もかかる山の麓にある町だそうです。

本当ならば福田さんの任地に行って、活動現場を見ながら収録をしたかったんですが、
研修・取材のスケジュール上、今回は
福田さんにわざわざ首都マニラに来て頂いて収録となりました。
福田さん、本当にスミマセン・・・そして、ありがとうございます。

と言うことで、今回は、なんと首都マニラにあります、
青年海外協力隊員のドミトリーと言う宿舎をお借りしまして収録です。

これがまた閑静な住宅街の一角にあるステキな宿舎なんです。
こちらは地方に派遣されている隊員が、マニラに上がってくる時に使う、
協力隊員専用の宿舎なんです。
隊員は、打ち合わせや報告、活動の一環などで、年に何度も首都に来る機会があるのです。
そんな隊員達が安心して活動するために、
そして、隊員たちの情報交換や相談の場所として、大切な場所なんです。
そんな安息の宿舎を、みんなは「ドミ」と呼びます。

この時はなんと、任地に派遣される前の、マニラでの最後の研修を受けている
平成25年度1次隊のみなさんがいらっしゃいました。
青年海外協力隊では、どの国でも、派遣国に着いてから任地に派遣される前に、
首都での現地研修を受けるのです。
いよいよ任地に旅立っていくフレッシュな隊員の姿が見られたのも、
すごく良かったです!
みんな仲良く、イキイキした顔をしていましたよ。
いいねぇ、レモン200個分のフレッシュ感です!
がんばれ!新人協力隊員!!

立派な青年海外協力隊員として活動され、いつか取材ができたら嬉しいですね。
あのね、実はね、僕ね、ここだけの話・・・
「青年海外協力隊のファンなんですっ!」
だから、いろんな形でたくさんの協力隊員に会えるのが嬉しいのです。

さて、今回お邪魔したドミトリーですが、放送でも伝わったかな?
ドミトリーの中庭にはプールがありまして、
そのプールサイドで収録させて頂きました。プールだよ、プール!

くそー、水着持って来れば良かった。
もう、海パン忘れたぁ・・・
シュノーケルに、足ヒレも忘れたわぁ・・・
今回の取材で、マジ一番の後悔です。

今日はドミの中庭、屋外での収録。
アフリカのように、
ロバの鳴き声は聞こえないけど、
それでも南国、蚊がいます!

日焼け止め(SPF50)と、虫除け(日本製)を塗りたぐって収録です。
そして、時に、上空をヘリコプターや飛行機が、飛びます、飛びます!
そのたびに、収録中断です。

それでも、番組始まって以来の、最高のロケーションに代わりはありません。
さぁ、活気と解放感あふれるドミトリーからお届けいたしますよ!


今回のゲスト福田さんは、明るくて、とっても笑顔がカワイイ。
ちょいとマイペースな感じかな、まぁ全然緊張していなかったですね。
それに、ほぼノーメイク? ナチュラルメイクかな?
もう、肌つやがイイんだよ、若いよね。
あとね、言葉のチョイスと笑い声がカワイイんです。

福田さんは、派遣前は福島県立平養護学校の先生。
勤めている学校を休職して参加する、現職参加です。

小さい頃からボランティアに興味があったそうです。
でも、今はまだテレビで見る世界。
いつか自分も役に立つことがしたいと思っていたそうです。

それが少しずつ現実になるのは、養護学校で働き始めてから。
少しずつ仕事に慣れる中で、また違う環境に出て、いろんな経験をしてみたい。
また、旅行で海外へ行って、海外で生活をしたいと思うようになったそうです。
そして出来れば、今までしてきたこと、経験を活かして、海外で生活がしたい。

ボランティアへの興味、海外生活への思い、経験を活かして仕事がしたい。
全てが繋がったのが、青年海外協力隊。

説明会に行って、協力隊の職種の一覧を見て、
‘初めて’自分の仕事(養護)があることを知ったそうです。
本当に一覧を見るまで知らなかったって・・・福田さん正直でしょw
そこで初めて「あっ、私も行ける!」って思ったそうです。

こう言う「瞬間」って、やっぱスゴイよね。
夢や憧れ、思いや希望、経験やタイミングが、つながる瞬間があるんです。

そして、福田さんの元に届いた合格通知。
そして、同じく通知された派遣国。
福田さん、これまたスゴいんです! なんと、第一希望当選です!
コレめったに当たらんよ! 第一希望ですよ、第一希望!
第三希望でやっとギリギリ当選の人もいれば、
まるっきり希望していないPNGに行く人もいたし・・・(笑)

こればっかりはねぇ、宝クジくらいの確率なんじゃない?

第一希望!フィリピン!ルクバン町!
福田さんは欲が無かったのが良かったのかな?!
「養護」で受験されていますので、国や地域よりも、要請内容を優先して希望を出されたそうです。

フィリピン派遣と言うことで、訓練はJICA二本松訓練所です。
福島県内での訓練と言うことで、安心感はあったそうです。
でも、楽しかったイメージは・・・ぜんぜん無いって!!
これまた福田さん、正直!
まぁ訓練ですからね、楽しいコトばかりじゃないよね。

そんな訓練の中で言われた言葉で、今よく思い出す言葉が、
「日本の基準で、考えてはいけない!」
その時は、へぇ〜そうなんだ。くらいに思っていたそうですが、
日本の教育現場を経験して、フィリピンの教育現場に来て、
辛くなって初めて、その言葉の意味を実感したそうです。
頭ではわかっているつもりでも、現地に来て、現地に当てはめてみると・・・
心積もりしていても、やっぱり行ってみないと分からないコトが沢山あるんですね。
でも、そんな時に思い出せる言葉があるのも、訓練のおかげですよね。


いろんな人に後押しされてフィリピンにやってきた福田さん。
フィリピンに出発する前に、かけられた言葉が、
「フィリピンで、現地の人と、良い出会いがあるといいね! 」だって。
そう、福田さん、お年頃な感じですね?

もちろん福田さんの協力隊としての活動を応援する声と、
もっと福田さんの人生を応援する声を胸にフィリピンにやって来たのです。

なんか、福田さんと話しているとホッとするんです。
福田さんは、リキんでないんです。
良い意味でチカラがぬけているんです。
これはねぇ、意識してやろうと思っても、気持ちの加減がすんげぇ難しいと思うんです。

現地に来て、そこに身を置いてみないと分からないことがいっぱいある。
頑張り過ぎてもダメ、投げやりもダメ。
そう、無理をしないことが大事なんだって。

前のめりになって、後ろ振り向いて、右に左に迷って、うつむいて。
いろんなコトに悩んで、辛かったこともあったと思います。
でも、ちょっとずつ乗り越えて、やっと分かる立ち位置みたいのがあると思います。
前を向いて、目を見て会話をして、はじめて見つけられる‘自分の居場所’がある。

明るくて優しくて、とっても話しやすい。
福田さんは、そう会話の立ち位置が上手いんです。
不思議とチカラが抜けて、話していて楽しいのです。

同じ福島出身の若者が、3000q離れた土地で頑張っている!
もうそれだけで、嬉しいのです!

福田さんが今、フィリピンでどんな活動をしているのかは、また来週。
お楽しみに〜。

そうそう!
「Teatime Paradise」の番組ブログでもフィリピン取材の模様をご紹介しておりますので、
ぜひ是非、そちらもチェックして下さい!
http://www.fmf.co.jp/pc/t_para/
2013年8月30日(金) 18:56

8月24日放送 福島県電気工事工業組合勤務 菅野良浩さん(平成22年度2次隊フィリピン派遣)

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
先週に引き続き、
青年海外協力隊
平成22年度2次隊として
「フィリピン」に
派遣されていました、
菅野 良浩
(カンノ ヨシヒロ)さんです。
職種は自動車整備です。



さて菅野さんの仕事は、先週もご紹介しました通り、助っ人外国人です!
って冗談ですが・・・・でも、あながちウソでもない。

バース、クロマティばりに期待されたのは、間違いないでしょ?

菅野さんは「自動車整備」というお仕事ですが、
フィリピンはネグロス島、タリサイ市の職業訓練校に派遣されていました。

このネグロス島ってところは、日本では馴染みの薄い島ですかね。
ダイビングで人気のセブ島の隣の島です。
実は、この島、近くのダイビングスポットの島々への拠点になっていまして、
世界中からダイバーが訪れる島なんです。
島の平野部にはサトウキビ畑が広がり「砂糖の島」とも呼ばれております。

さて、助っ人外国人・菅野さんは、
国が運営する職業訓練校で、自動車整備の技術・知識を教えていたそうです。
直接自動車整備に関わると言うよりは技術者を育てる、ようは学校の先生なのです!
まぁでも、菅野さんはあまり先生っぽくはないかな?!

18才から50才以上と幅広く生徒がいたそうです。
期間は約3ヶ月間の学校。
実際の授業はと言うと、知り合いの車など、
実際に故障した車を使っての授業や、教材が不足しているため、
使わなくなった廃材から菅野さんが教材を作ったりと、
手作りの授業をされていたそうです。
教材を作り出すって・・・スゴイよね? なきゃ作ればいいって!

さすが、強力助っ人外国人です!
あっ、菅野さんの場合は‘強力’じゃなくて‘協力’だね。
さすが‘協力’助っ人外国人・菅野さんです。

でも、いくら‘協力’助っ人外国人でもスランプがあるのです。
毎回、ホームランが打てるわけではないのです。

カリキュラム通りに授業が進まない・・・
生徒の卒業後の就職についても、悩みが多かったみたいです。

いくら卒業しても仕事が無ければ意味がないのです。
実は、これは社会の受け皿の問題もありますからね・・
なかなか職業訓練校の先生が解決するにも大きな課題だったりしますよね。

そして、これは他の協力隊員さんも苦労している課題かもしれませんね。

菅野さんの話にもありましたが、「OJT」の制度が、
仕事を得るための制度のはずが、言い方悪いけど、制度が悪用されて、
働きたいのに仕事に就けない悪循環が生まれている現実があるそうです。

「OJT」とは‘On the job training’の略称で、
実務経験を積むことによって、業務上必要とされる知識や技術を身につけるトレーニングです。
簡単に言うと「職場実習」です。
職場訓練や企業内教育とも言われます。

雇う側は、研修期間ということで期間限定で安く雇えるので、
「OJT」の人だけを雇い、社員としては雇わないと言う会社もあるそうで・・・
就職を助けるはずの「OJT」が、就職の弊害になっている側面もある。

菅野さんの活動のホントの目的は、生徒を卒業させることではなく、
就職して仕事を持ってもらうこと。得た技術と知識で働いてもらうこと。

フィリピンの現実を感じて、ジレンマもあったと思います。

どんなに小さな行動でも、どんなにささいな一言でも、
それでも、自分に出来ることを伝え続けた活動は、
ホントに意味があったと思います。

そう‘協力’助っ人外国人は、
記録じゃなく、記憶にのこる活動をしてるのです。

そのユニフォーム(寄せ書きT-シャツ)が物語っていますよ!


‘協力’助っ人外国人・菅野さんの余談ですが、
フィリピンって、誕生日とか個人のイベントって、
当事者本人が企画して、お金も自分が払うんだって。
マジで?!お誕生会自腹なんだって!

菅野さんの送別会も言うまでも無く、自主企画。
2年間フィリピンで活動した最後のお別れパーティも、自腹。

フィリピン、最初で最後のクレジットカード払いは自分のお別れ会だって(笑)


☆JICA二本松からのお知らせ ☆

JICA二本松訓練所があります、二本松市の三保恵一市長が、
6月23日より5日間、フィリピンを訪問致しまして、
青年海外協力隊の活動を視察されました。

今週も放送では、三保恵一市長の声をお届け致しました。
二本松で訓練を受けて、
今まさに世界で活躍する青年海外協力隊の姿を見て頂きました。
実際にボランティア活動を見て頂きまして、
青年海外協力隊をより身近に感じて頂けたのではないでしょうか。
市長はもちろん二本松市の皆さんに青年海外協力隊を応援して頂いています。

沢山のみなさんの協力があって、青年海外協力隊があります。
これからもJICA二本松訓練所をよろしくお願い致します。

JICA二本松訓練所のFacebookページも随時更新中です!
JICA二本松FB!⇒https://www.facebook.com/jicantc
2013年8月24日(土) 08:31

8月17日放送 フィリピン派遣 菅野良浩さん(平成22年度2次隊)

こんにちは、DJイタルです。
今週のゲストは、青年海外協力隊
平成22年度2次隊として
「フィリピン」に派遣されていました、
菅野 良浩(カンノ ヨシヒロ)さんです。
職種は自動車整備です。

まずもって菅野さん、男前ですよ〜。
すごく物腰もやわらかいし。
ぜったいモテるわ〜。
で、世代的にも同じくらいで、
大変話やすかったです。

さて、菅野さんが派遣されていた国は、「フィリピン」
東南アジアの島国で、日本から飛行機で4時間ちょっと。
日本と同じ島国で、7000以上の島があるんです。スゴイでしょ?
でも、実は日本も6800いくつとか島があるのです。
フィリピン海を挟んで、日本。ルソン海峡を挟んで台湾。
他、マレーシア、インドネシア、ベトナムと海を挟んで対しています。
日本の石垣島あたりからは1000qもないんです。
面積は日本の約8割の広さ、人口は9400万人。
なんと平均年齢は20代ですよ。若い人が多い国なんです!
近い将来、日本の人口を超えると言われております。
今は、セブ島などダイビングスポットとして有名ですよね?
日本から観光客も多く、身近なアジアの国の一つですね。


青年海外協力隊、ほんとに職種が豊富なんです。
まだまだご紹介してない職種がたくさんあるのです。

菅野さんの職種は「自動車整備」
この番組では初めての職種ですね。
そう、フィリピンでも多くの日本車が走っているそうです。
世界中で日本車が走っている今、日本車の性能が世界で認められている今、
日本の自動車整備と言うのも、世界から必要とされている技術のひとつなんですね。

今の時代って、ハイブリッドカーやEVが当たり前の時代ですよね?
でも、実は海外では日本の中古車や、日本の現場から引退した車が、まだまだ走っているのです。
日本語で社名が書かれたトラックやバスが現役で走っています。
○×運送とか○△水産って荷台に書かれたトラックを見たことがあります。
それも、わざと日本語の看板を残すのだそうです。
それが日本車の証になり、信用信頼をアピールするものなんですって。
バックする時に日本語で「バックします!」って発するトラックがあるそうです。
そう、「バックします」が「ガッツ石松」に聞こえるアレですっ!!

そして、海外の方々は1台の車をとても大切に乗るそうです。
新車のディーラーさんもありますが、直しながら、大事に長く乗るのです。

ハイブリッドカーなどの最先端技術だけではなく、
基本的な自動車整備技術が海外では求められているのですね。

日本から自動車のエンジニアが来た!って言ったら、
菅野さん、そうとう期待されたでしょうね。

おそらくプロ野球選手をみる、野球少年のような羨望だったんだろうなぁ。
それも、助っ人外国人がやってきた!みたいな感じでしょ。

さて菅野さんは、バースかな。クロマティかな。


☆JICA二本松からのお知らせ ☆
JICA二本松訓練所があります、
二本松市の三保恵一市長が、6月23日より5日間、
フィリピンを訪問致しまして、青年海外協力隊の活動を視察されました。

今週の放送では、三保恵一市長の声をお届け致しました。
二本松で訓練を受けて、
今まさに世界で活躍する青年海外協力隊の姿を見て頂きました。
市長はもちろん二本松市の皆さんに青年海外協力隊を応援して頂いています。

沢山のみなさんの協力があって、青年海外協力隊があるのです。
あらためて、皆さんのご協力、応援に感謝いたします!
2013年8月17日(土) 08:52

8月10日放送 JICA勤務 横田隆浩さん(平成10年度1次隊パプアニューギニア派遣)

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
先週に引き続き
青年海外協力隊
平成10年度1次隊として
「パプアニューギニア」に
派遣されていました、
横田 骰_
(ヨコタ タカヒロ)さんです。
職種は村落開発普及員です。




首都での現地研修が終わって、初めて任地に行った時、
あまりに、あまりにへき地で驚いたそうです。
だって陸路が無く、空路のみなんです。
空港って言う空港もなく、広い空き地に飛行機が降りるそうです。

横田さんが派遣された場所は、首都から遙か遠い、テプテプ村。
テプテプ村??
名前だけ聞いたら、ドラクエの世界ですよね?
ゲームにありがちな響きの村です。

横田さんの職種は、村落開発普及員。
このテプテプ村で、栽培された野菜の販路をひらくこと。
そして、インフラの整備に、人づくりと多種多様です。

言いましたように、バスもトラックも鉄道も使えないんです。
そう、飛行機のみ。
資材を運んだりするにも、何をするにも、単純に輸送費がかかるのです。
民間の飛行機ではお金がかかってしまうのです。

そこで目をつけたのが、たまに訓練で飛んでくる軍用機!

えっ、何?軍用機??
スペース空いているなら、荷物乗せてよ!
って、そんな単純じゃないっすよね?

そう、国家権力ですよ!
もう話が飛びすぎているんです。
ま、飛行機だから飛ぶのは良いんですけど(笑)

青年海外協力隊って、どこまで、何が出来るんだろう?
たった一人のチカラじゃできないこともある。
でも、一人の思いが国を動かしてしまうこともある。

横田さんは、農産物の販路の開拓と村人による農協組織の運営強化に取り組み、
その他にも、コイの養殖、アヒル・ウサギの飼育、村の基礎インフラの整備と、
ありとあらゆる活動をしてきたのです。

その行動力ですから、まだまだ世界に必要とされるのです。
横田さんは青年海外協力隊の活動後、JICAに就職します。

国内のJICA拠点を周り、そして数年後にパプアニューギニア事務所へ。
協力隊員として活動したパプアニューギニアへ、今度はJICA職員として。
現地政府との調整、協力隊員が活動しやすい環境作りと奔走されたのです。

世界に必要とされる人は、日本でも必要とされるのです。
震災が起こったその年に、ふくしまに赴任されます。
当時、まだ避難所であった二本松訓練所で、
避難されている方々にどのように寄り添えるか、
避難所運営をしている行政をいかにサポートできるか、手探りの状況の中、
JICAとしてどのようなことが出来るのか考える日々だったそうです。

JICAは日本国内はもとより、世界中に、事務所・拠点があります。
もちろん数年で異動もあるそうです。

次に横田さんが福島に、JICA二本松に戻ってくる時は・・
JICA二本松訓練所・所長として、ですかね?(笑)

それまで番組を続けます!
ですよねっ、所長!!



☆JICA二本松からのお知らせ ☆

今日は、JICA二本松青年海外協力隊訓練所から、
青年海外協力隊・平成25年度2次隊の派遣前訓練レポートが届いています。

8月10日は、JICA二本松訓練所ではOV−DAYが開催されています。
開発途上国でJICAボランティアとして活動してきた経験者を講師に招き、
それぞれの派遣国での生活や活動について、現在訓練中の候補生へお話いただきます。
候補生が、協力隊経験者からよりリアルなお話を聞くことで、
開発途上国へ派遣されてからの活動イメージを膨らませることを目的としています。


今日は、もうひとつ、高校生に耳寄りな情報です。

9月28(土)29日(日)、JICA二本松を会場に、高校生を対象とした
一泊二日の国際理解講座『ユース国際協力ミーティング』が開催されます!

『ユース国際協力ミーティング』は福島県とJICA二本松が主催し、
‘ふくしま青年海外協力隊の会’の協力によって開催されます。

講座では、体験型のアクティビティを通して、世界の現状を知り、
自分達に出来る国際協力について考えます。

お申し込みの締め切りは、9月3日(火)です。
お申し込み・お問い合わせは 福島県国際課 までお電話下さい。
  福島県国際課 024−521−7182

9月28・29日に、JICA二本松で行われます
高校生を対象としたイベント『ユース国際協力ミーティング』
高校生のキミからのご応募、待っています!!
2013年8月10日(土) 08:49

8月3日放送 パプアニューギニア派遣 横田隆浩さん(平成10年度1次隊)

こんにちは、DJイタルです。

今週のゲストは、
青年海外協力隊
平成10年度1次隊として
「パプアニューギニア」に
派遣されていました、
横田 骰_
(ヨコタ タカヒロ)さんです。
職種は村落開発普及員です。
現在はJICAに
勤務されております。

横田さんは、この番組が始まる前の企画段階から携わっていただいている、
この番組のプロデューサー的な方なんです。
まさか自分が出演することになるとは・・と言っていましたが、
まずは、青年海外協力隊の経験者ですし。
現在は青年海外協力隊を送り出す側として、お話しできることは沢山あると思います。
ってことで、今回は周りから外堀を埋められる形で、ご出演です!!

どちらかと言うと、周りのスタッフの方が楽しそうでしたけどね?!
まぁ、冷やかしですな。


横田さんが派遣された国は「パプアニューギニア」
もう響きは、南国の島国。常夏。
あと、黒魔術!なイメージ。 魔女狩りの噂も・・・

日本から南へ5000q、赤道を越えたあたり。
南太平洋にある島国で、オーストラリアの北に位置しています。
ニューギニア島の東半分と、周辺の島々からなる国です。
基本的には熱帯雨林気候で一年中暑いそうですが、
標高4500メートルの山もあり、高原地域は冷涼な気候だそうです。
そして、パプアニューギニアは世界で最も言語の豊富な国と言われています。
人口が600万人に対して、言語の数は800以上だそうです。

世界最後の楽園、最後の秘境と呼ばれ、自然に恵まれた国なんです。

ただ・・・青年海外協力隊の中では、過酷な国のひとつに数えられるらしい。
協力隊OBの方に聞くと、みんなが口をそろえて、そう言う・・・らしい。
統計を見ても、派遣された隊員はほとんど男性。今も、全て男性隊員です。

横田さんが派遣された任地がまた山間のスゴい所らしい・・・
だって、陸路が無く、バスも列車も無いそうです。
空路のみ。飛行機でしか行けないんだって・・・
山に囲まれて、谷に囲まれていて、ジャングルを抜けると海に行けるらしいが、
何日かかるか分からない・・・遭難覚悟ってやつです。

なぜ横田さんがパプアニューギニアに?
面接でかなりパプアニューギニアを勧められたらしいのです・・・

世界中からの要請があって、本人の希望と、技術と性格と意欲と、
全てを総合して派遣国がマッチングされます。

青年海外協力隊の派遣国の中でも、過酷といわれるパプアニューギニア。
横田さんがパプアニューギニアに派遣された理由は・・・

横田さんは、他の国に派遣された協力隊員や、周りにいる同期も、
みんな自分と同じような生活をしていると思っていたそうです。
薪で火を焚いて暖をとり、水の確保に苦労した山暮らし。

人を信じること、疑わないこと、けっして羨まないこと。
ビーチリゾートに日本人観光客が来たときは羨ましかったそうですが(笑)

協力隊員がそれぞれの国に選ばれる理由が必ずあります。

そう。横田さんは、パプアニューギニアから選ばれたのです!
選ぶんじゃなくて、選ばれる!
これってスゴいことでしょ?

横田さん、やっぱり‘モッテる’ってことですね。


☆JICA二本松からのお知らせ ☆

JICA二本松訓練所では、語学や文化を学ぶ訓練はもちろんですが、
実はスポーツ大会などもあるのです。
JICAボランティア候補者同士の交流を深めながら、
体力維持を図り、協調性・団結力を養う目的で行われています。
8/3に行われたスポーツ大会の様子もフェイスブックに掲載しますので、
ぜひ、JICA二本松フェイスブックへ遊びに来て下さい!
JICA二本松FB!⇒https://www.facebook.com/jicantc

そして、さらに、今日8月3日は、
「JICA教師海外研修」と題しまして、福島県内8名の先生方が、
JICAの支援現場などの視察のために、フィリピンを訪れています。
実は、僕、DJイタルも今フィリピンにいます!
福島県内の8名の先生方と一緒に、フィリピンに今まさに派遣されて頑張っている
青年海外協力隊員の活躍を、取材させて頂いているところです。
帰国後、フィリピンで活躍中の生の青年海外協力隊員の声など、
この番組を通して、皆さんへお届けしていきます。

そして8月6日(火)は、午後3時から放送している「Teatime paradise」内で、
フィリピンから電話をつないで生中継します。
8月6日(火)午後3時は、「Teatime paradise」お聞き逃しなく!
2013年8月3日(土) 08:48

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