8月31日放送 現在、フィリピンで活動中!福田千恵さん(平成24年度1次隊)

こんにちは、DJイタルです。
やってまいりました!
いや、行ってまいりました!
去年の年末、
初の海外取材でアフリカに
行かせて頂きましたが、
夢の第二弾!
今回は、
東南アジアはフィリピンに
行ってまいりました!!


そんなフィリピン取材の今回のゲストは、
青年海外協力隊 平成24年度1次隊として、
「フィリピン」に現在派遣されています、
会津美里町出身、福田千恵(フクダ チエ)さんです。
職種は「養護」です。

そう、今まさにフィリピンに派遣されている、現役の隊員さんです。

東南アジアは「フィリピン」。
先週の菅野さんの回で、フィリピンについてご紹介致しましたが、
日本からはとっても近いアジアの国です。
もちろん日本から直行便もありますし、飛行機で4〜5時間。
日本の約8割の広さの島国で、大小合わせて7107の島があり、
インドネシアに次いで、島の数が多い国です。
日本企業の進出、日本からの観光客も多い国のひとつですよね。

さて、降り着いた首都メトロ・マニラは大都市。コンクリートジャングルです。
マニラの人口は1,155万人で福島県の人口をゆうに超えます。
マニラの中心地は、高層ビルが建ち並び、車の数も多く慢性的な交通渋滞がおこり、
急速な経済発展を表すように、行き交う人の流れもまた速いのです。

こんな場所に青年海外協力隊が?
って、思うくらい近代化された街並なんです。
まさに大都市。田舎モンの僕らはちょっとビビります・・・
正直、前回のアフリカ・セネガルとは、また違った衝撃でしたね。

現在、フィリピンには40名以上の青年海外協力隊員が派遣されているそうです。
フィリピンのいろんな地域に、それぞれが派遣されております。
さすがに、首都マニラに派遣されている隊員はいないそうですが。

今回のゲスト、
福田さんが派遣されているのがルソン島ケソン州ルクバンと言う町です。
首都マニラがある島なんですが、マニラまでは、
バスとジープニーを乗り継いで5時間もかかる山の麓にある町だそうです。

本当ならば福田さんの任地に行って、活動現場を見ながら収録をしたかったんですが、
研修・取材のスケジュール上、今回は
福田さんにわざわざ首都マニラに来て頂いて収録となりました。
福田さん、本当にスミマセン・・・そして、ありがとうございます。

と言うことで、今回は、なんと首都マニラにあります、
青年海外協力隊員のドミトリーと言う宿舎をお借りしまして収録です。

これがまた閑静な住宅街の一角にあるステキな宿舎なんです。
こちらは地方に派遣されている隊員が、マニラに上がってくる時に使う、
協力隊員専用の宿舎なんです。
隊員は、打ち合わせや報告、活動の一環などで、年に何度も首都に来る機会があるのです。
そんな隊員達が安心して活動するために、
そして、隊員たちの情報交換や相談の場所として、大切な場所なんです。
そんな安息の宿舎を、みんなは「ドミ」と呼びます。

この時はなんと、任地に派遣される前の、マニラでの最後の研修を受けている
平成25年度1次隊のみなさんがいらっしゃいました。
青年海外協力隊では、どの国でも、派遣国に着いてから任地に派遣される前に、
首都での現地研修を受けるのです。
いよいよ任地に旅立っていくフレッシュな隊員の姿が見られたのも、
すごく良かったです!
みんな仲良く、イキイキした顔をしていましたよ。
いいねぇ、レモン200個分のフレッシュ感です!
がんばれ!新人協力隊員!!

立派な青年海外協力隊員として活動され、いつか取材ができたら嬉しいですね。
あのね、実はね、僕ね、ここだけの話・・・
「青年海外協力隊のファンなんですっ!」
だから、いろんな形でたくさんの協力隊員に会えるのが嬉しいのです。

さて、今回お邪魔したドミトリーですが、放送でも伝わったかな?
ドミトリーの中庭にはプールがありまして、
そのプールサイドで収録させて頂きました。プールだよ、プール!

くそー、水着持って来れば良かった。
もう、海パン忘れたぁ・・・
シュノーケルに、足ヒレも忘れたわぁ・・・
今回の取材で、マジ一番の後悔です。

今日はドミの中庭、屋外での収録。
アフリカのように、
ロバの鳴き声は聞こえないけど、
それでも南国、蚊がいます!

日焼け止め(SPF50)と、虫除け(日本製)を塗りたぐって収録です。
そして、時に、上空をヘリコプターや飛行機が、飛びます、飛びます!
そのたびに、収録中断です。

それでも、番組始まって以来の、最高のロケーションに代わりはありません。
さぁ、活気と解放感あふれるドミトリーからお届けいたしますよ!


今回のゲスト福田さんは、明るくて、とっても笑顔がカワイイ。
ちょいとマイペースな感じかな、まぁ全然緊張していなかったですね。
それに、ほぼノーメイク? ナチュラルメイクかな?
もう、肌つやがイイんだよ、若いよね。
あとね、言葉のチョイスと笑い声がカワイイんです。

福田さんは、派遣前は福島県立平養護学校の先生。
勤めている学校を休職して参加する、現職参加です。

小さい頃からボランティアに興味があったそうです。
でも、今はまだテレビで見る世界。
いつか自分も役に立つことがしたいと思っていたそうです。

それが少しずつ現実になるのは、養護学校で働き始めてから。
少しずつ仕事に慣れる中で、また違う環境に出て、いろんな経験をしてみたい。
また、旅行で海外へ行って、海外で生活をしたいと思うようになったそうです。
そして出来れば、今までしてきたこと、経験を活かして、海外で生活がしたい。

ボランティアへの興味、海外生活への思い、経験を活かして仕事がしたい。
全てが繋がったのが、青年海外協力隊。

説明会に行って、協力隊の職種の一覧を見て、
‘初めて’自分の仕事(養護)があることを知ったそうです。
本当に一覧を見るまで知らなかったって・・・福田さん正直でしょw
そこで初めて「あっ、私も行ける!」って思ったそうです。

こう言う「瞬間」って、やっぱスゴイよね。
夢や憧れ、思いや希望、経験やタイミングが、つながる瞬間があるんです。

そして、福田さんの元に届いた合格通知。
そして、同じく通知された派遣国。
福田さん、これまたスゴいんです! なんと、第一希望当選です!
コレめったに当たらんよ! 第一希望ですよ、第一希望!
第三希望でやっとギリギリ当選の人もいれば、
まるっきり希望していないPNGに行く人もいたし・・・(笑)

こればっかりはねぇ、宝クジくらいの確率なんじゃない?

第一希望!フィリピン!ルクバン町!
福田さんは欲が無かったのが良かったのかな?!
「養護」で受験されていますので、国や地域よりも、要請内容を優先して希望を出されたそうです。

フィリピン派遣と言うことで、訓練はJICA二本松訓練所です。
福島県内での訓練と言うことで、安心感はあったそうです。
でも、楽しかったイメージは・・・ぜんぜん無いって!!
これまた福田さん、正直!
まぁ訓練ですからね、楽しいコトばかりじゃないよね。

そんな訓練の中で言われた言葉で、今よく思い出す言葉が、
「日本の基準で、考えてはいけない!」
その時は、へぇ〜そうなんだ。くらいに思っていたそうですが、
日本の教育現場を経験して、フィリピンの教育現場に来て、
辛くなって初めて、その言葉の意味を実感したそうです。
頭ではわかっているつもりでも、現地に来て、現地に当てはめてみると・・・
心積もりしていても、やっぱり行ってみないと分からないコトが沢山あるんですね。
でも、そんな時に思い出せる言葉があるのも、訓練のおかげですよね。


いろんな人に後押しされてフィリピンにやってきた福田さん。
フィリピンに出発する前に、かけられた言葉が、
「フィリピンで、現地の人と、良い出会いがあるといいね! 」だって。
そう、福田さん、お年頃な感じですね?

もちろん福田さんの協力隊としての活動を応援する声と、
もっと福田さんの人生を応援する声を胸にフィリピンにやって来たのです。

なんか、福田さんと話しているとホッとするんです。
福田さんは、リキんでないんです。
良い意味でチカラがぬけているんです。
これはねぇ、意識してやろうと思っても、気持ちの加減がすんげぇ難しいと思うんです。

現地に来て、そこに身を置いてみないと分からないことがいっぱいある。
頑張り過ぎてもダメ、投げやりもダメ。
そう、無理をしないことが大事なんだって。

前のめりになって、後ろ振り向いて、右に左に迷って、うつむいて。
いろんなコトに悩んで、辛かったこともあったと思います。
でも、ちょっとずつ乗り越えて、やっと分かる立ち位置みたいのがあると思います。
前を向いて、目を見て会話をして、はじめて見つけられる‘自分の居場所’がある。

明るくて優しくて、とっても話しやすい。
福田さんは、そう会話の立ち位置が上手いんです。
不思議とチカラが抜けて、話していて楽しいのです。

同じ福島出身の若者が、3000q離れた土地で頑張っている!
もうそれだけで、嬉しいのです!

福田さんが今、フィリピンでどんな活動をしているのかは、また来週。
お楽しみに〜。

そうそう!
「Teatime Paradise」の番組ブログでもフィリピン取材の模様をご紹介しておりますので、
ぜひ是非、そちらもチェックして下さい!
http://www.fmf.co.jp/pc/t_para/
2013年8月30日(‹à) 18:56

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