第28回 養護学校教諭〜JICA事務局技術顧問 荒征文さん

こんにちは、
DJイタルです。

さて、今回の放送、
ゲストは先週に引き続き、
昭和44年度2次隊で
「マレーシア」に派遣された、
現在、JICA事務局にて
協力隊の技術顧問として
活躍されています、
荒まさふみ さんです!

青年海外協力隊の職種は
「バスケットボール」です。
マレーシアでは軍に派遣され、
マレーシア各地にある軍の施設で
バスケットボールを
指導していたそうです。

さて、荒さんが派遣された国「マレーシア」
タイの南側、
インドネシアの北側にあるASEANの国
国全体が赤道に近く、
熱帯雨林気候で、
一年を通じて常夏の国。
荒さん曰く、大変住みやすい国だそうですよ。
屋台がならび、毎日、B級グルメが楽しめる国。
定年後などに日本から移住して、第二の人生を楽しむ方も多いみたいですね。

荒さん、青年海外協力隊の活動を終え、日本に帰って来てからは、
養護学校に勤務され、障害児教育に力を注いだそうです。
定年まで34年間、養護学校に勤務されていたそうです。

青年海外協力隊での経験があったからこそ、
養護学校で気づけたことが沢山あると言います。
人との関わり方、接し方など、言葉が通じづらいから分かったこと。

2年間の協力隊の経験が、34年間の教職員人生の基盤になったそうです。
それだけ青年海外協力隊の活動は、人生を導く大きなキッカケなんですね。

そして定年を迎えた今、JICAの技術顧問として協力隊員の育成から、
個人的にも青年海外協力隊時代と教員時代のネットワークを活かし、
ボランティア活動を続けているそうです。

つい最近もマレーシアに行ったばかり。
年に2・3回はマレーシアに行き、
障害者の親や指導者の育成をされているそうです。


青年海外協力隊で荒さんが得たモノ、
必ずどこかで誰かに必要とされていること。
人とつながり、チャレンジすること。


人も時代も繋がっているんですね。

青年海外協力隊の経験を社会で活かし、
社会で得たモノを次の世代の育成に活かす。
そして、次の世代がまた青年海外協力隊へ。


話をする荒さん、すごくイキイキしていましたよ。
定年後の第二の人生を楽しんでいる、そんな感じがしました。

まだまだ夢はいっぱいですね!


そうそう、荒さんはバスケットボールで派遣されていましたが、
マレーシアであるスポーツに出会ったそうです。
皆さんご存知でしょうか?
「セパタクロー」という競技。
足を使ったバレーボールでしょうか・・?
マレー語で「セパ」=蹴る、「タクロー」=ボール だそうです。
日本だと、「けまり」が近いのかな?!
って言っても、「けまり」したことある方も断然少ないでしょ・・

今回ボールを持ってきて
もらいましたが、
プラスチック製、
ちょっと固いです。
日本では、
広島で
アジア大会も開催されています。





荒さんはマレーシアで、「セパタクロー」の歴史、
競技について調査・研究を行い、
日本で最初?のセパタクローの本を出したのです。
「セパタクロー」のHow to 本です!

難しそうで、簡単そうで、むずかしそうです。

まだまだ日本では競技人口が少ないそうで、
頑張れば、日本代表になるのも夢じゃないって。

よ〜し!
まずは、「セパタクロー」How to 本、熟読ですっ!!


☆JICA二本松インフォメーション☆

JICA二本松では、現在、平成24年度3次隊の訓練を行っております。
その訓練中に、一般の方にも聴講して頂ける公開講座を実施いたします。

国際医療協力の専門家で、
東北国際クリニック医院長の桑山紀彦さんによる
「地球のステージ」を開催いたします。
海外における被災地や難民キャンプでの医療活動の記録を、映像と語り、
そして音楽で綴るコンサートステージです。

参加費無料、事前申し込みが必要です。
詳しくは「地球のステージ」で検索!

「地球のステージ」
11月20日(火)午後7:10〜午後9:00
参加費無料

お申し込み・お問い合わせ
JICA二本松 0243−24−3200


JICAボランティア候補者と一緒にコンサートをお楽しみ頂ける機会です。
ぜひ、足をお運び下さい!
2012年11月14日(c) 15:29

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