第24回 三春町在住の陶芸家 金山忍さん

こんにちは、DJイタルです。

さて、今回の放送、
ゲストは先週に引き続き、平成21年度4次隊で
「タイ」に派遣された、陶芸家の金山忍さんです!

そう、金山さんの青年海外協力隊の職種は
「陶磁器」です。
陶芸家さんですから、
やっぱり陶芸を教える仕事ですよね。

派遣される前は、
陶芸の環境が整っていない
何も無いところから陶芸を教える、
と言う想像をしていたそうですが、
実際は、
タイの国立大学で陶芸を教える大学の先生。
陶磁器を焼く窯があって、電動のろくろがあって、
すべてが整った環境だったそうです。

あまりの想像との違いに戸惑いもあったそうです。

タイは日本と違い、日常生活の中に、あまり陶磁器が無いのだそうです。
お皿とか、お茶碗とか、マグカップとか、ありふれていそうなんですが・・

タイは外食文化で、あまり家庭で料理をしないんですって。
屋台で食べたり、テイクアウトしたりで、使う食器は紙のお皿など、
ほとんどが使い捨てのモノらしいです。
ですので、
陶磁器を日常生活で使う、と言う想像がしづらいそうです。
使いやすい重さや大きさ、手触りなどを学生が想像できないのです。
学生に説明してもピンとこない。上手く伝わらない。
と言う難しさがあったそうです。

ん〜、あくまでも感覚ですからね、日常の無意識と言うか。
正直、僕たちもそんなに意識して陶磁器使ったことないですよね?

モノを作る技術だけではなく、日常にとけこんだ文化を伝えることも
金山さんの使命だったんですね。
目に見えるモノ、形あるモノだけが、支援じゃないんですね。

モノや技術の支援も大切だけど、文化や思いを伝えることで、
より豊かで幸せな生活に導いていくこと。
青年海外協力隊の仕事。
それは、心を豊かにする活動なのかもしれないですね。

今回は
金山さんの作品を
お持ちいただきました。
個人的に好きなのは、
だんご人間!










あとね、
タイの屋台で売っているジュースの容器が陶器だったそうで、
金山さんもビックリしたそうです。
テイクアウトなのにジュースの容器が陶器?
もち歩くのに、ちょっと気を使うね。
Myタンブラー?
次回持って行けば、少し安くなるのかな?
2012年10月15日(ŒŽ) 22:52

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