「モザンビーク」に派遣されていました、 鈴木 光飛斗さん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」2/17放送

こんにちは、DJイタルです。


今週のゲストは先週に引き続きまして、
青年海外協力隊 平成27年度2次隊で「モザンビーク」に派遣されていました、
鈴木 光飛斗 (スズキ ミツヒト)さんです。
職種は「体育」。
2015年10月から2017年10月まで派遣されています。


鈴木さんが派遣された国がアフリカ南東部に位置する「モザンビーク」
隣接する国は全て英語圏の国というのに、アフリカでも珍しく公用語はポルトガル語です。
それ以外にもちろん現地語があるわけなんですが、鈴木さんは現地語の習得に力を入れていたそうです。
現地語を話すことで多くのモザンビーク人に受け入れられ、子供達とのコミュニケーションの機会になっていたり、より現地の生活を体現するためにも現地語の習得が一番の早道だそうです。
何より現地の方々と同じ生活をしたかった鈴木さんは、生活費を極限まで抑えて、現地人と同じモノを食べて、現地人以上に外を歩いて生活していたそうです。

モザンビーク史上最も現地語を習得した東洋人だろうと自負するくらい現地語をマスターすることができて、現地語で歌まで歌っていたそうです。
すると一躍モザンビークで有名人になってしまい、テレビやラジオや新聞に出ることはもちろん、毎週のように結婚式に呼ばれたり、ついには大統領の前で歌を歌うこともあったそうです。
有名になってことで毎日誰かが気にかけてくれて、毎日誰かが声をかけてくれて、食べ物に困ったことはないそうです。笑

あくまでも鈴木さん個人の感想ですが、なんと生水が飲めるそうです。
えー?マジ?んー海外では生水は遠慮するところですが、現地のサッカークラブにも所属していた鈴木さんは練習中にどうしても水が飲みたくなって飲んでみたのです。うまーーい!よし、お腹は大丈夫そう。
それからは生水で生活していたそうです。

鈴木さんが派遣されたのが首都の隣の州マッシアにあるインクルーシブ教育を実施している小学校でした。盲聾唖、肢体不自由、発達障害、健常者が一緒に同じ授業を受ける学校です。
この小学校で体育教師として授業をおこなったそうです。

でも授業と言っても普段体験できないこと、体育の授業でやらないことをやろうと思ったのです。
すもうやフライングディスク、風船バレー、はたまたAKBのダンスまで、出来ることを探しては子供達に教えていたそうです。
知識だけではなく経験としていろんなことを伝えたかったのです。
モザンビークでの体育の授業は始まったばかり。
今後、学校教育が定まっていった時に、体育の授業が求められた時のために、ゼロスタートじゃない土台作りを意識していたそうです。

そして、一番やりたかったのが、
障害を持った子供達と社会を繋げるキッカケ作り。
社会が障害を持った子供達を認識する機会を作りたい。
その中で自分の立場や経験を生かすために、より多くの方に知ってもらうために、どうすればいいのか。
限られた空間だけでは無く地域との繋がりを作りたかったそうです。
そして、筋肉番付的な運動会や音楽の発表会などを企画して地域を巻き込んだ活動となっていったのです。

いつしか知ってもらう活動はモザンビーク全土に広がっていくのです。
自分を知ってもらうことが活動につながると考えた鈴木さんは、ギターを持って街中に立ちます。ま、ストリートミュージシャンとでも言いましょうか。
すると流暢に現地語で歌う日本人をおもしろがってもらえたのです。
ついには街中でギター片手に現地語で歌う姿がメディアに取り上げられ、ちょっとした有名人になったのです。笑
街中で写真を撮られるは当たり前、誰かが勝手にバス代を払ってくれたり、ご飯をご馳走になるのは日常茶飯事、帰国の際には現地の有名アーティストに真っ赤なスーツをお土産で贈られるほどに。

ま、この真っ赤なスーツは帰国する際の一張羅になったわけです。
羽田空港に迎えに来た家族との対面の時にまさかの赤スーツで登場です。笑
派遣中に生まれた娘とは初めての対面です。
初めて父親を見た1歳半の娘はパニックだったと思います。笑
まぁ当分なつかなかったのは言うまでもありません・・・


そんな娘に今ではモザンビークの現地語を教えているそうです。

まずは、カニマンボ!
(※現地語でありがとう)ですね。


                                                 
☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松訓練所では、2017年度4次隊の訓練が行われています。

JCA二本松訓練所では昨日から野外訓練を行なっています。
今日は野外訓練2日目、フィールドワークが行われます。

過去のフィールドワークでは二本松商工会議所の方々の力を借りて、
「よそ者の視点で魅力を発見!」と題して、訓練生が二本松市街地のスイーツ店などを調査しました。
このようにJICA二本松派遣前訓練は地域の方々のご理解とご協力のもと、成り立っています。

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookをご覧ください!
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2018年2月17日(gy) 08:30

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