「ケニア」に派遣されていました、 木股 かんなさん

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」1/27放送

こんにちは、DJイタルです!

さ、先週までは年始の「ルワンダ特集」をお送りしましたが、今週から通常営業。しかーし、またアフリカ隊員が続きます!
今週は141人目のゲストさんです!
青年海外協力隊 平成27年度2次隊で「ケニア」に派遣されていました、木股 かんな (キマタ カンナ)さんです。

職種は「コミュニティ開発」。
愛知県名古屋市のご出身です。
大学卒業後、民間企業で事務を経験した後に25歳で協力隊に参加しています。

元々は家族の海外旅行好きの影響で、自分の知らない土地に行くことに興味があったそうです。
スイス、インドネシア、マレーシア、ベトナム、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスなど、家族や友人と行くほか、自分一人で海外に行くこともあったそうです。

ただ海外で働くと言う選択肢は、正直無かったとか。
世は就職難の時代。
海を渡る前に、就職の荒波を乗り越えなければならなかったのです。
まずは社会に出ようと言う思いが強かったそうです。

初めて青年海外協力隊を知ったのは高校1年生の時。
青年海外協力隊経験者が出前講座で高校に来たそうです。
ガーナに派遣されていた女性隊員で、日焼けをしていて、ガーナでは坊主頭にしていたと言う昇天エピソードを聞いて、とてもたくましく強い女性に見えたそうです。あまりに衝撃的でした。
海外に興味があったし、とても面白そうだと思ったのです。
ただその時は、少し遠い世界にも感じたそうです。

まさか、それから数年後に自分が参加するとは・・・

就職難を乗り越え就職してみたものの、仕事に追われる日々。会社帰りの電車でふと目にとまった中刷り広告。JICAボランティア募集説明会の広告でした。

そう言えば、JICAボランティア興味あったのに。
あんなに衝撃を受けた協力隊の話だったのに。

自分は何かしてきた?
やりたいことをちゃんとやってきたの?
今後の人生、このまま仕事を続けていくのか?
なんか薄れてない?忘れてない?
それじゃ、やりたいことやってみよ!

JR東海の中央線の中刷り広告見ながら、ふと考えたのでした。

この時は春募集の広告だったそうですが、実際に受験したのは秋募集だそうです。
理由がスゴいよ!
春より秋の方が受かりやすそうだから!って。笑
えーどこ情報?統計的に?肌感覚?
春はあまりに準備期間が取れなかったから、しっかりと準備をしてから受験をしようと秋募集にしたそうです。それを言ってよ。笑

さ、無事に合格しまして、次は訓練です。
訓練の思い出といえば、岳温泉に呑みに行ったことだって。笑
ま、週末は外出も出来るし、そりゃ呑みにも行けますからね。
もちろん届出と門限はありますよ。これは厳守です!
なんと岳温泉の飲み屋さんは、門限時間近くなったら訓練所に送ってくれるそうです。いやぁホントありがたいですねぇ。
訓練生は地域の方々との触れ合いを通じて、JICAボランティアが、JICA二本松が地域に支えられていることを感じるんですね。

さ、木股さんの「ケニア」での活動については、また来週です!
お楽しみに〜!

                                                                                                                                                             
☆ JICA二本松インフォメーション ☆

JICA二本松訓練所では、2017年度4次隊の訓練が行われています。

今日は「OV-DAY任国事情」を行います。
OV-DAY任国事情は、現在訓練を受けている候補者と2年間のボランティアを無事に終えて帰国した先輩隊員が意見交換を行うことを目的に開催されます。
それぞれの派遣国がどのような国なのか、そこに住む人々の様子や文化、風土など、住んでいたからこそ経験できた貴重な情報を後輩隊員へと伝える機会となります。
そして、OV-DAY任国事情の後は、JICA二本松訓練所で地域の方々との交流会を目的としたイベント「新春祝賀会」を開催いたします!
JICA二本松訓練所ではこれまで、JICAボランティア派遣前訓練の実施期間に合わせて春の「朝河桜観桜会」、夏の「夕涼みの集い」、秋の「大感謝祭」を開催してきました。毎回多くの方々にご参加を頂き、改めてJICA二本松訓練所が地域の支えによって成り立っていることを実感しております。
他にも、JICA二本松訓練所では様々なイベントを開催しております。

JICA二本松のイベントや訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookをご覧ください!
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あなたの「いいね!」お待ちしております。

この番組は「radiko」と「ラジオクラウド」でもお楽しみいただけます!

10月に始まったばかりのこの「ラジオクラウド」ってアプリ、スゴいんす!
いつでもどこでも何度でも番組が聞けちゃうアプリなんです。
もちろん斎藤工さんのスペシャルインタビューも聞けます!
ぜひ是非チェックして下さい!!

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2018年1月27日(gy) 08:30

ルワンダ特集パート2

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」1/20放送

こんにちは、DJイタルです。

今週も「ルワンダ特集」お送りしますよ!
4週連続のアフリカ・ルワンダ特集。
さすがに、もうどこにあるかわかりましたね?
まだ自信がないと言う方は、このブログのバックナンバーをご覧ください!
あ、ラジオクラウドで過去の放送も聴けますよ!

さ、今週のゲストは先週に引き続きまして、
JICAルワンダ事務所 所長 高田浩幸(タカダヒロユキ)さんです。


先週もご紹介しましたがご両親が福島県のご出身なんです。勝手に親近感です!そしてなんと青年海外協力隊の経験者でもいらっしゃいます。もっと親近感です!経験者として数えますと、この番組140人目のゲストになりますね。
青年海外協力隊 昭和63年度2次隊としてザンビアに派遣されていたそうす。

来たよ、来ましたよ!
久しぶりの昭和の隊員さんです!
当時、なんせまだJICA二本松訓練所はありませんから。東京ど真ん中の広尾にあった訓練所で、今では考えられない17人部屋での共同生活だったとか。
まさに合宿、まさにタコ部屋とはこのことですね。笑
ちなみに今の訓練所は個室です、安心して下さい。

まだインターネットもない時代に、当時は奥地漸進主義と言って、まあ今では考えられないようなフロンティアスピリット派遣だったそうです。
現在は病気やケガ、治安も含めて安全を優先した派遣になっていますので、時代とともに派遣のカタチも変わってきているんですね。
もちろん、そう言った先輩方の努力があったからこそ、今のJICAボランティアがあるんですよね。センパイ、あざーす!

高田所長が協力隊員としてザンビアに派遣されていたのは約30年前。
で、職種がちょっと珍しい「社会学」と言う職種。
えーっと、社会科の先生ですかね・・・?
実は今のJICAボランティアには無い職種なんです。

文化人類学を学んでいた高田所長・・・大変失礼ですが、ここでは高田青年と呼ばせていただきます。
大学で文化人類学・社会人類学を学んでいた高田青年(当時23才)は学者になるために大学院進学を目指していました。ところがある時、青年海外協力隊の募集要項を見てみると、アフリカで人類学的な農村調査ができる、それも公費で派遣される。働きながら研究調査ができるなんて!それがザンビアで「社会学」だったんです。
当時はバブル期で就職すれば高い給料が約束されてた時代でしたが、賃金にあまり興味が無かった高田青年は、ついに途上国での開発支援を選んだのです。

青年海外協力隊としてザンビアに派遣された高田青年のシゴトは、畜産農家の開発のプロジェクトを実施するための農村調査だったそうです。
1ヵ月の半分以上も水も電気も無い村で過ごし、夜になれば村長さんや村人と一緒に食卓を囲み、夜空を見上げて満点の星空を眺めながらお互いの国や将来の事を語り合う日々だったそうです。
夜空をゆっくりと飛んでいく人工衛星を説明しようと苦労もしましたが、そうやってお互いを知ることが開発の格差を考える機会にもなり、その後の人生が開発支援の道に進むキッカケになったそうです。

それから27年。
現在はルワンダ事務所の所長としてJICAボランティアを支える立場になりますが、ご自身も協力隊の経験者として、ボランティアの気持ちを大切にしたサポートを心がけているそうです。

そんな高田所長、さすがっす!
やはりデキる男は手ぶらじゃ来ませんね!
なんとですよ、お土産をいただきました!ありがとうございますっ!
まぁ見てください!このゴリラグッズ!めんげぇでしょ!

先週ちょっとご紹介しましたが、今ルワンダは観光に力を入れています。
その観光の目玉が野生のマウンテンゴリラに会えるゴリラトレッキングツアーです。そして、もちろん観光に付きものなのがお土産品ですよね。
今ゴリラツアーで人気のお土産品がまさにコレなんですって。
で、このゴリラグッズ誕生には二人のJICAボランティアが携わっているんです。

一人目はNGOが運営する聾学校で活動している三浦隊員(障害児・者教育)です。聾学校では生徒の就業支援のため、観光客向けのお土産を制作しています。そこで三浦さんが考案したのが「ゴリラ鉛筆」。小さくてかわいい木彫りのゴリラが鉛筆のキャップのようにペン先にはまっています。これがウケて初回制作版は完売したそうです。

二人目は小澤隊員(コミュニティ開発)。現地のNPOと一緒に女性グループの収入向上のために、こちらは羊毛のフェルトで出来たマウンテンゴリラのぬいぐるみを開発しました。一つ一つの表情の違いやフェルトの優しい風合いも手作りならではですね!こちらも大人気で生産が追いつかないそうです。
このNPOでは商品制作のため多くの女性の雇用を増やすことができて、三浦隊員の聾学校を卒業した生徒も働いているそうです。
収入を上げるだけでなく、繋がりを持って継続できるような仕組みづくりも大切なんですね。


ルワンダに限らず、これから世界は相互依存が深まっていくことが予想されています。また変化のスピードが早くなっている世の中で、ボランティアの経験を通じて世界の動きを吸収して、その経験を日本へ還元することも、これからのJICAボランティアに期待されているそうです。
長い目で見て世界と関わっていくが必要になっていくそうです。
国際協力は一方的なものではなく、双方向の協力が大切なんですね。

まだまだお互いに遠い国と言うイメージのアフリカ。
これから日本とアフリカの相互の架け橋になりたいとおっしゃっていました。
中学生からの趣味である写真を通して、ルワンダの風景や様子、歴史を伝えていきたいそうです。

高田所長のルワンダ写真展、期待してます!
はるばるルワンダから、ありがとうございました。


                                                                                                                                                             






☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在JICA二本松訓練所では2017年度4次隊の訓練を実施しています。
訓練も今日で16日目。
今週は派遣国でも実施可能な体力維持講座を学びました。
今日の午後から実施されます「救急法」では、医療設備や医薬品が日本より不足している環境でケガをした場合の適切な対処法を学びます。

JICA二本松訓練所では、JICAボランティアの派遣前訓練以外にも国際協力の理解促進を促すため、様々な団体、個人での施設案内も行っております。
国際協力に関心のある方や学校教育で国際理解教育を実践したい方など、ぜひJICA二本松訓練所をご活躍ください!
また開発教育の一環として「出前講座」も実施しています。
ぜひお気軽にJICA二本松までお問い合わせください!

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookをご覧ください!
JICA二本松 facebookはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc

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「radiko」ではタイムフリー機能を使えば過去1週間に渡って聞くことができます。
「ラジオクラウド」のアプリを使えば、いつでもどこでも何度でも番組が聞くことができるんです。
俳優の斎藤工さんのスペシャルインタビューも聞けますよ!
ぜひ是非チェックして下さい!!

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2018年1月20日(gy) 08:30

ルワンダ特集パート2

 「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」1/13放送

こんにちは、DJイタルです。

さ、先週までは年末年始特別編「ルワンダ特集」お送りしました!!
で、なんと、今週もやりますっ!
で、なんと、今週のゲストは、ルワンダから来て頂きました!

現JICAルワンダ事務所 所長 高田浩幸(タカダヒロユキ)さんです。まさに今のルワンダを知る方です!
で、なんと、福島にも縁がありましてご両親が福島県のご出身なんですって!
幼い頃の祖父母との思い出はもちろん、ルワンダに赴任されるまで毎年ご家族と一緒に猪苗代やハワイアンズやアクアマリンにも訪れているほど福島通の方です。もう福島の知ってる地名が出てくるだけで親近感が湧きます!

JICAには在外事務所と呼ばれる現地事務所が世界50ヵ所以上あるそうです。アフリカにもサハラ砂漠より南の地域に19の在外事務所がありまして、ルワンダ事務所もその一つです。
高田さんは、その在外事務所の所長さんです。そう偉い人なんです!
人当たりも話しぶりもすごく優しいんです。でも偉い人なんです。笑

ルワンダに赴任して1年9ヶ月、奥さんと二人の子供も一緒にルワンダで生活しているそうです。
気候も良く、治安の不安も少なく、周辺国に比べてインフラも安定していて、ルワンダで生活して不便がないことに驚いているそうです。
でも、福島の寒さには驚いていましたね。笑

さ、そんなルワンダ。まだまだ開発ニーズが沢山ある中で、現在JICAでは「経済インフラ(エネルギーや道路)」、「水・衛生」、「農業」、「教育・職業訓練」と4つの重点分野に絞って支援を行っているそうです。
水、農業、教育のそれらの分野ではJICAボランティアも活躍しているそうです。
現地語を使ってその土地に根付いて地元の人たちに受け入れられているJICAボランティアは広く理解され活動も広がりを見せているそうです。
ルワンダに派遣されている協力隊員は、我らがJICA二本松で訓練を受けていますからね。二本松から巣立った隊員の活躍、なんか嬉しいですよね。
親心?仲間感?ま、勝手に親近感です!

ルワンダは千の丘の国と呼ばれ、丘の斜面には段々畑、谷間には田園、昔の日本の農山村風景を彷彿とさせる懐かしい景色が広がっているそうです。
国民総生産の4割を占める農業が主要産業である一方で、2000年代始めからは人材育成、教育に力を入れているそうです。

そしてもうひとつ力を入れているのがICT(情報伝達技術)。
ICTの発展のためには電気インフラの安定が必要不可欠で、JICAでも変電施設などの整備も支援しているそうです。

ルワンダは資源に乏しい上に内陸国で、輸送コストもかかるため普通の産業では経済発展が難しかったそうです。そのために人材育成に、そしてICTにチカラを入れ、いま少しずつ花開き、関連産業など広がりを見せているそうです。
いまや農家のおばちゃんもケータイを持っていたり、野菜のマーケット情報がSNSで配信されていたり、農業など様々な分野にICTが広がっているそうです。

まさにJICAはそれらの分野に繋がる支援に力を入れているんですね!

国の発展には政府系の支援と共に民間の力も必要なんですね。
民間の参入のひとつとして現在ルワンダ政府は観光に力を入れているそうです。

ルワンダの航空会社がヨーロッパやアメリカ、インドにも就航を広げ、その先中国まで広げようとしているそうです。少しずつ日本にも近づいてますね。
ルワンダには野生のマウンテンゴリラに会えるナショナルパークがあるそうです。ぜひ、これから日本の旅行会社にもルワンダツアー企画してもらいましょ!ゴリラのお話は、また来週詳しくお伝えします。JICAボランティアも活躍していますよ!

二十数年前に起きたジェノサイド。
悲しい歴史を乗り越えたルワンダの国づくりに日本のチカラが活かされています。
そしてこれからは、現地の声に耳を傾け一緒に生活しながらニーズを開拓していく青年海外協力隊の現場力に加え、民間、NGO、自治体、大学などと連携しながらオールジャパンとして支援していくことが必要になるそうです。

なーーんと、高田所長も青年海外協力隊経験者なんです!
来週は高田所長の協力隊時代の話もうかがいますよ、お楽しみに〜!

                                                    
☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在JICA二本松訓練所では2017年度4次隊の訓練を実施しています。
全国からここ福島に集まったJICAボランティア訓練生は派遣国の言語を学ぶ語学訓練や途上国に関する知識の習得と健康管理などを学んでいます。
青年海外協力隊訓練生が70日間、シニア海外ボランティア訓練生が35日間、合同で訓練を行っています。

今週は語学以外にも体力テストや予防接種、コミュニケーション技法などを学びました。
そして、今日からは外出も可能となります!
多くの訓練生が岳温泉で交流会を開くことでしょう。
岳温泉にはJICA ボランティアを支えてくださる方々が沢山いらっしゃいます。
地域の方々との交流を通して地元の応援を実感することでしょう。

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookをご覧ください!
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もちろん斎藤工さんのスペシャルインタビューも聞けます!
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2018年1月13日(gy) 08:30

年末年始特別編 ルワンダ特集

「キミノチカラ、海をこえて 〜青年海外協力隊の道」1/6放送

明けてまして、おめでとうございます!
勝手ながら、今年もよろしくお願いいたしました。
もうお世話になる気満々のDJイタルです。
今年はどんなJICAボランティアに会えるのか、楽しみです!

皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?
世界中に派遣されているJICAボランティアはどんな新年を迎えているのでしょうか?海外のお正月って気になりますね?
ちなみにアフリカ「ルワンダ」の新年は、一日にみんなで綺麗な服を着て教会でお祈りをして、近所に挨拶をしてとても賑やかにパーティをするそうですが、二日からはパタリと普段の生活に戻るそうです。切り替え早いっす。笑

さ、新年最初の放送ですが、昨年末に引き続き年末年始特別編「ルワンダ特集」お送りします!!
ってことで、新年1発目のゲストはこの方々。

「NPO法人ルワンダの教育を考える会」理事長のトワリ・マリールイズさん(真ん中)、福島民報社の記者 小宅祐貴(オヤケユウキ)さん(右側私の隣)、福島民友新聞社の記者 高崎慎也(タカサキシンヤ)さん(左側)です。
昨年10月、福島在住のマリールイズさんが理事長を務める「ルワンダの教育を考える会」がルワンダで行っている教育支援活動の取材に福島の新聞社のお二人が社内で大抜擢されルワンダに行ったわけです。

6泊8日の取材旅では、ルワンダの首都キガリにあるウムチョムイーザ学園で行われている「小学校教員の算数指導力向上プロジェクト」の現場を視察したり、なんとルワンダで初めてのUNDO—KAI(運動会)も取材されたそうです。

マリールイズさんが日本で子育てをして憧れていたもの、それが運動会でした。
学校と地域と子供達と親をつなぐ運動会を、いつかルワンダで開催したいと思い続けていました。
しかし、「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは丘が連なる美しい風景を望める一方で、斜面も多く、学校に平坦なグラウンドがなかなか無いそうです。
昨年、マリールイズさんがJICAのプロジェクトの視察に訪れた外交評論家の岡本行夫JICA特別アドバイザーにその夢を語ると、岡本さんの働きかけによりNTTドコモ社から寄付の申し出があり、学校にグラウンドを整備する事が出来たんです。
そして日本の「体育の日」に合わせて、ルワンダで初めてのUNDO-KAI(運動会)が開催されることになったのです。

入場行進、お遊戯、宝探し、リレー、借り物競走とまさにお馴染みの日本の運動会。なんと新聞記者の2人も運動会に飛び入り参加して、子供達と触れ合い、その笑顔と一生懸命な姿に感動したそうです。そりゃ筆も進みましたね!笑
もちろん運動会の模様は福島民報、福島民友の新聞記事にも特集されました。 
周辺の学校からは、来年は合同開催したいという声も挙がっているそうです。

25年前に一人の青年海外協力隊員と出会ったマリールイズさんの夢が、日本からルワンダに繋がり、今ルワンダに広がっているんです。
「ルワンダの子供達に夢を受け渡すコトが私の夢。東京オリンピックもあるし、あのグラウンドからいつかオリンピック選手を出したい。」
マリールイズさんの次の夢はもう始まっているんですね。

さて、ルワンダは実はゴリラが有名って知ってました?
最近、日本のテレビ番組でもゴリラトレッキングが紹介されていたそうですが、ルワンダでは野生のゴリラを見に行くツアーが観光資源になっていて、なんとそこにもJICAボランティアのチカラが活かされているそうです。

今回の取材旅では二人のJICAボランティアの元にも訪れているのです。
二人の隊員は職種や支援する団体は違うんですが、ゴリラトレッキングに訪れた観光客向けのお土産品を現地の人たちと一緒に制作しているそうです。

初めて会ったJICAボランティアは普通の女性だったそうです。笑
いやいやどう言うこと?笑。
正直もっと屈強な女性を想像していたそうですが、普通に現地に馴染んでいて、地元の人と生活を分かち合っていて、現地の人かと間違えるほど普通に受け入れられていて驚いたそうです。
いやいやそもそも協力隊がどんなイメージだったん?とツッコミたくもなりますが、意外と正直な意見かもしれませんね。アフリカの奥地で水も電気も無い過酷な環境で井戸でも掘ってるくらいのステレオイメージなら、そりゃ鍬を担いだたくましい女性を想像するしかありませんよね。笑
まぁどんだけ可愛らしいか、ぜひJICA二本松facebook見て下さい!
JICA二本松訓練所を卒業した協力隊員のルワンダでの活躍、マジ嬉しいっす。

ひょんなことから人生初のアフリカに行くことになった新聞記者の2人。
初めてのルワンダは、全てが貴重な経験だったと言います。
普段は紙面を通して文字で伝える新聞記者さんが、今回はラジオで自分の生の声でルワンダを福島に伝えて頂きました。声には表情があり温度があります。きっと福島の皆さんに2人のルワンダ愛が伝わったのではないでしょうか。
これからも自分の目で見たルワンダを自分の言葉で伝えて行きたいと話してくれました。
そして世界を見て気づいた「日本・ふくしま」の素晴らしさ。
地域に根ざした新聞としてこれからも福島のために伝えていきたいそうです。

なんと来週もルワンダ特集やります!!

あ、そして今、ルワンダを感じるイベントが福島で開催中なんです!

「ルワンダ写真展 in ふくしま」 チェンバ大町1F(福島市大町4-15)
1月4日(水)〜8日(月)写真展、ルワンダの教育を考える会活動報告
1月6日(土)13:30〜 JICA青年海外協力隊ルワンダ隊員の帰国報告会
美味しいルワンダコーヒー・紅茶も楽しめます!
お問い合わせ:NPO法人ルワンダの教育を考える会 024-563-6334


                                                                                                                                                             
☆ JICA二本松インフォメーション ☆

現在JICA二本松訓練所では2017年度4次隊の訓練を実施しています。
全国からここ福島に多くのJICAボランティア訓練生がやってまいりました。

1月5日に無事に入所式を迎え、これから本格的な訓練が始まります。
訓練生はまだ緊張しているようですが、持ち前のコミュニケーション能力を発揮して、これからどんどん打ち解けて行くことでしょう!

訓練の様子はJICA二本松のホームページ、facebookをご覧ください!
JICA二本松 facebookはこちら!→http://www.facebook.com/jicantc

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「radiko」ではタイムフリー機能を使えば過去1週間に渡って聞くことができます。
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2018年1月6日(gy) 08:30

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